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大船榎本クリニック精神保健福祉部長

大船榎本クリニック精神保健福祉部長に関連する発言8件(2023-06-13〜2023-06-13)。登壇議員1人。関連する会議録を横断的に参照できます。

最近のトピック: 加害 (63) プログラム (29) 治療 (28) 子供 (26) 非常 (23)
発言一覧
発言者 肩書 日付 会議名
斉藤章佳
役割  :参考人
参議院 2023-06-13 法務委員会
○参考人(斉藤章佳君) おはようございます。大船榎本クリニックの斉藤といいます。  私は、榎本クリニックという依存症の専門医療機関で現場のソーシャルワーカーとして働いております。  現在、榎本クリニックは都内に六か所、あと鎌倉市に一か所、計七か所あります。規模としては、アジア最大規模の依存症の専門医療機関と言われています。私自身は、そこに約二十年間勤める中で、様々なアディクション問題、いわゆる依存症の問題に関わりながら、約十六年前から性加害を繰り返す方の再犯防止プログラムを日本で初めて社会内処遇の枠組みでクリニック内でスタートし、現在、昨年の三月末までに二千五百名を超える性犯罪加害者の再犯防止プログラムに関わってまいりました。恐らく、人数でいうと、一番日本で性犯罪加害者に会っている専門家というふうに言えるんではないかと思います。  そういうバックグラウンドを持ち、今日私ここに座ってい
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斉藤章佳
役割  :参考人
参議院 2023-06-13 法務委員会
○参考人(斉藤章佳君) ありがとうございます。  加害者が被害者に障害があるということを知っている場合の加害者の特性ということでよろしいでしょうか。  私も様々な加害者を見てきましたが、基本的に彼らがターゲットとするのは加害行為を達成しやすいかどうかが基準になりますので、そういう意味では、例えば軽度知的障害や発達障害を持つような児童はターゲットとされやすいというふうに言えると思います。  そういう場合は、やはり教職員の加害者の方なんかは、そういうケースで加害行為を行って我々のところに来る方もいらっしゃいますし、非常に子供に関わる職業を選択している方の中にも小児性愛障害の当事者の方いらっしゃるので、そこの辺りというのは少し何か配慮が必要なのかなと思います。
斉藤章佳
役割  :参考人
参議院 2023-06-13 法務委員会
○参考人(斉藤章佳君) 当院のデータでは、初診時、教職関係、子供に関わる仕事に就いていた方の全体のパーセンテージで一五%でした。ただ、事件によって職をなくしている方も来ているので、そういう方も含めると約三割、全体の三割が子供に何かしらの教育的な立場で関わっていた方々でした。  ですから、今おっしゃったように、どこの辺りまで、例えば加害者のことをデータベース化するにしても、今回のキッズラインで起きた事件に関して見ても、実はマッチングアプリで起きた事件の件数よりも圧倒的に多いのは、キャンプ場とか親が夏休みに子供に自主的に参加させたいというような、そういう中で起きているケースが結構多いので、どこまでを規制していくか、データベース化していくかというのは非常に範囲が難しいなというふうに感じています。
斉藤章佳
役割  :参考人
参議院 2023-06-13 法務委員会
○参考人(斉藤章佳君) 御質問ありがとうございました。  昨年の九月からクリニックの方で、月一回、外部の講師を招いて性教育のプログラムをやっております。このプロジェクトのテーマは、性的同意は世界を救うという名前のプロジェクトです。  まだまだ広がりとしてはそんなに大きくないんですが、私自身がこのプログラムを長年やる中で、なぜ性教育、つまりその包括的性教育が必要だなと感じたきっかけは、私、性加害のプログラムは、成人だけじゃなくて少年事件も結構扱っているんですね。少年事件の加害者、いわゆる非行少年に鑑別所等で面会に行くと、彼ら自身が、こんなに大ごとになると思いませんでしたと。相手は自分に好意持っていたと思うし、まさかこんなに大ごとになって、引っ越さないといけないことになったり転校しないといけないことになると思いませんでしたと。  彼ら自身が、自分がやった加害行為によってどういうことになる
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斉藤章佳
役割  :参考人
参議院 2023-06-13 法務委員会
○参考人(斉藤章佳君) ありがとうございます。  実は、実際に文科省のホームページから資料がダウンロードできるように今なっていまして、学校現場でどのようなパワーポイントを使って教えるかというのは文科省のホームページを見ると分かるんですが、もう実際に当院のプログラムで、そのパワーポイントを使って加害者の人から見た生命の安全教育の足りない視点というディスカッションをもう既にしております。  そこから出た意見としては、もちろん被害者にも加害者にもならないための性教育ではあるんですが、実際見ると、禁止、回避、性行為はやってはいけないというような、そういう内容が結構中心で、そもそも、性というのは非常に神聖なものであって、相手との親密な関係の中で行われるものであって、大切にしていかないといけないものなのにもかかわらず、そこを回避するような内容が中心で、さらに加害者にも被害者にもならないと言いながら
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斉藤章佳
役割  :参考人
参議院 2023-06-13 法務委員会
○参考人(斉藤章佳君) ありがとうございます。  初診の段階で、子供性加害の方以外も含めて必ず聞く質問が一つありまして、逮捕されていなければ、ずっとこの加害行為を続けていましたかという質問を必ずします。受診された方は、一〇〇%はいと言います。ということは、逮捕されたときが治療的介入のチャンスということになるんですね。逆を返して言うと、逮捕されなければずっと続けているということになります。  ですから、自身の問題性を自覚して、自らこのままだと僕は事件を起こす可能性があるから再犯防止プログラムを事前に受けたいという問合せは今までほとんどありません。特に、子供性加害の性嗜好を持っている方は自分の性嗜好を隠したがります。実際に逮捕されて弁護人が付いて、弁護人から、あなた、治療を受けた方がいいよと勧められても、いや、治療に行ったら自分の子供への性嗜好の話をしないといけないから治療を受けたくありま
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斉藤章佳
役割  :参考人
参議院 2023-06-13 法務委員会
○参考人(斉藤章佳君) ありがとうございます。  私の基本的なスタンスは、刑罰よりも治療をというよりは、刑罰だけではなくて治療をというのが私自身のスタンスです。  やはりこの問題は、加害行為によって被害者がいるわけですから、その自らの行為責任を取るという部分での刑罰はやはり必要だと思います。  ただ、常習化していくと、ある特定の状況や条件下で衝動の制御ができなくなる人たちも実はいらっしゃいますので、こういう方々はやはりちゃんとした治療的なアプローチをしないと、刑務所に行って、出所してまたすぐ再犯というようなことを繰り返していく方がいらっしゃいます。  実際に、クリニックで治療のプログラムをやっていても、もう少し早く治療につながっていれば行動変容をもっと早くできたんじゃないかというケース、たくさん見てきました。もちろん、彼らは逮捕されないとなかなか治療に行こうという動機付け、外発的な
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斉藤章佳
役割  :参考人
参議院 2023-06-13 法務委員会
○参考人(斉藤章佳君) ありがとうございました。  まず前提として、性暴力や性犯罪は学習された行動であるという前提が重要だと思います。生まれながらにして性犯罪者というのはいないので、例えば赤ちゃんのときに、私は将来性犯罪者になりたいと思っている人は恐らくいないと思います。じゃ、なぜ性犯罪を繰り返すようになったのかというと、この社会の中で学習してきたものだからだと思います。  ですから、まずこの視点として、性犯罪は学習された行動であるという前提が私はすごく大事だと思っています。だからこそ、学習し直すことでやめることができるわけです。そこに専門の治療が最もエビデンスがあると、刑罰ではなく、刑罰プラス治療をしていくことが重要であると言われているということが前提としてあります。  その中で、ターニングポイントをどのようにつくっていくのかというのは、私もこの十六年間の加害者臨床の中でいろいろ悩
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