亜細亜大学経済学部教授
亜細亜大学経済学部教授に関連する発言10件(2024-05-23〜2024-05-23)。登壇議員1人。関連する会議録を横断的に参照できます。
最近のトピック:
社会 (53)
支援 (44)
制度 (40)
子育て (37)
保障 (31)
発言一覧
| 発言者 | 肩書 | 院 | 日付 | 会議名 |
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| 権丈英子 |
役職 :亜細亜大学経済学部教授
役割 :参考人
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参議院 | 2024-05-23 | 内閣委員会 |
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○参考人(権丈英子君) 亜細亜大学の権丈と申します。
労働経済学、社会保障論を専攻しております。
昨年末にこども家庭庁で開催されました支援金制度等の具体的設計に関する大臣懇話会のメンバーでしたので、そこで述べさせていただいたことなどを中心にお話しいたします。
資料は、話の概要を最初の二ページにまとめ、関連した図表などを横書きのものに載せてございます。
今回、子ども・子育て支援のための新しい再分配制度を創設するということは、とても望ましいと考えております。
社会保障の機能の一つに、賃金という分配システムでは対応するのが難しい収入の途絶と支出の膨張に備える生活安定化機能があります。子育て期は長い人生の中で支出が膨張する時期に当たります。
全体の三ページ目、図表資料の一ページには、再分配政策としての社会保障の機能を簡単に示しております。再分配政策というのは、応能負担で財源
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| 権丈英子 |
役職 :亜細亜大学経済学部教授
役割 :参考人
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参議院 | 2024-05-23 | 内閣委員会 |
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○参考人(権丈英子君) ありがとうございます。
先ほども申し上げたところと多少繰り返しにはなりますけれども、社会保障の役割としまして生活安定化の機能がございます。これは、どうしても賃金ですと、そちらの資料にもございますように、貢献度に、市場における一次分配は貢献度、生産要素を提供したことによる貢献による分配というふうになってまいります。そうしますと、ライフサイクルにおける必要性、子供の時期、また子育て期、そして高齢期といったところで生活のための収入が不足してくるという、そういったことが起こります。これに対して、消費を平準化し、将来に向けて、老後に向けて社会保障の制度を準備していくといったことがされてまいっております。
そうした中で、そうしますと、今度は一方で、子育て期においての所得がどんどん高くなっていく時代にはそういったところは吸収していけるわけですけれども、所得が余り伸びない、
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| 権丈英子 |
役職 :亜細亜大学経済学部教授
役割 :参考人
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参議院 | 2024-05-23 | 内閣委員会 |
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○参考人(権丈英子君) どうもありがとうございます。
こちらに示していただきましたこども未来戦略に基づき、また加速化プランということで、本当に、この少子化対策といいますか、子ども・子育て支援をしっかりとやっていくというところが示されており、私は大変期待しております。
その中身につきましても、いずれも非常に重要な制度だというふうに思っております。児童手当に関して普遍的な仕組みにしていくと、児童手当をこの経済的な支援の基礎としていくというところは本当に大切なところだと思いますし、関連しておりますそのほかの現物給付、特にゼロから二歳児について手薄であった部分を充実させていこうとしているということであったり、また育児休業につきましても、男性の育児休業の取得に特に弾みを付けるということになると思いますけれども、手当、給付額を一〇〇%にする期間を設けるといったことがございますので、非常に期待し
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| 権丈英子 |
役職 :亜細亜大学経済学部教授
役割 :参考人
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参議院 | 2024-05-23 | 内閣委員会 |
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○参考人(権丈英子君) ありがとうございます。
支援金制度というしっかりとした制度を設けて、そして子ども・子育て支援を充実させていくということは本当にすばらしいというふうに思っております。制度、財源が確保されない中でやっても不安が募るところがございますので、そうした意味で非常に重要だというふうに考えているところです。
子ども・子育て支援金制度がということですけれども、支援金制度、そして今回の子ども・子育て支援の充実ということによって、よりライフの価値を高められるのではないかと、ライフの魅力が高まるのではないかというふうに考えております。
ここでライフの魅力と言いましたのは、一般にワーク・ライフ・バランスというふうなことを言いまして、ワーク、仕事、有償労働の方と、それからライフ、仕事以外の生活というふうに分けてまいるんですけれども、特にここでは結婚、子を出産し、家庭を持っていくと
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| 権丈英子 |
役職 :亜細亜大学経済学部教授
役割 :参考人
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参議院 | 2024-05-23 | 内閣委員会 |
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○参考人(権丈英子君) ありがとうございます。
支援金の制度といいますか、社会保障のこの再分配の仕組みというのがなかなか理解するのが難しいところがあるのかなというふうに思っております。
今回、何度かお話しさせていただきましたように、賃金という分配システムでは対応が難しい、そういった子育てに当たる、子育てに直面するこの収入の途絶そして支出の膨張ということに備える新たなこの賃金のサブシステムという形で、労使が折半して、労使折半でこの支援金を支えていくというふうなことになっているんですけれども、なかなかこうした制度がすぐには伝わるのが難しいんだろうなというふうに考えております。
子ども・子育ての支援に対するこれまでの支援も随分と積み重ねがされてきておりまして、かつてに比べると、奥山参考人も何度かお話しくださったように、随分充実してきているというふうに思います。その充実しているところが
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| 権丈英子 |
役職 :亜細亜大学経済学部教授
役割 :参考人
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参議院 | 2024-05-23 | 内閣委員会 |
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○参考人(権丈英子君) ありがとうございます。
私は、支援金制度ということで、この子ども・子育てを支える財源として新たな制度がしっかりつくられたというところが一番大切だというふうに思っております。
その際に、医療保険に上乗せというか、医療保険の賦課徴収ルートを活用するということですので、それは、最も全ての人たちが参加するそうした制度を活用するということは適切であるというふうに考えているところです。
子ども・子育ての支援のために、労使も、先ほどから何度かお話しいたしますが、この賃金システムの補完として、サブシステムとしての社会保障の仕組み、社会保険の仕組みを活用することで支えていくということですので、これは適切だろうというふうに思っています。社会保険の仕組みによって、この労使が共同して負担をすることができる、参加することができるということですし、多くの人たちが参加する、みんなで支
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| 権丈英子 |
役職 :亜細亜大学経済学部教授
役割 :参考人
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参議院 | 2024-05-23 | 内閣委員会 |
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○参考人(権丈英子君) ありがとうございます。
社会保障の制度ってやはり難しいところがあるんだろうなというふうには思います。そうしたところですので、やはり丁寧に説明するということは必要なんだろうと思います。
その上で、では、社会保障負担率に注目するのはどうかということなんですが、これは一つの目安として、国民所得に占める社会保障保険料の割合を社会保障負担率というふうに呼んで比較したりしますので、そのこと自体を使うことには特に問題は感じておりません。これを実質的な国民全体の所得のうちにどの程度社会保障に回っていくのかということですので、それは一つの実質的な負担の指標として、取り方としてはおかしくないというふうに考えております。
これは個人的な意見なんですが、社会保険は助け合いの仕組みなので、本来であれば、これを社会保障負担率と呼ぶよりは、社会保障連帯率とでも呼びますと、連帯とか助け
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| 権丈英子 |
役職 :亜細亜大学経済学部教授
役割 :参考人
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参議院 | 2024-05-23 | 内閣委員会 |
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○参考人(権丈英子君) ありがとうございます。
先ほど少し私の方でお話ししたこととも関係するかなというふうに思っております。
社会保障のこの負担の大きさ、規模の大きさを確認する一つの指標としまして、国民所得に占める社会保障の、社会保障費の割合を取りますので、そこをベースにして実質的負担が生じないと、そこに変化を生じさせないというふうな、そうした政策の意図だろうというふうに考えております。
社会保険、社会保障は、その仕組みというのはみんなの助け合いの仕組みですので、ちょっと余裕のある方といいますか、所得の再分配の仕組みとなっておりますので、広く、今回の場合は広く薄く多くの人が支援をすると、負担をするというふうなことをもって、今本当に必要だという子ども・子育て世帯に対する給付を確保しようということだというふうに考えておりますので、そのこと自体、特に問題があるというふうには考えており
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| 権丈英子 |
役職 :亜細亜大学経済学部教授
役割 :参考人
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参議院 | 2024-05-23 | 内閣委員会 |
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○参考人(権丈英子君) 全体として、そうですね、一方、給付の準備のために使途を明らかにして、その上で拠出、負担……(発言する者あり)
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| 権丈英子 |
役職 :亜細亜大学経済学部教授
役割 :参考人
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参議院 | 2024-05-23 | 内閣委員会 |
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○参考人(権丈英子君) 負担のための制度といいますか、支援金の仕組みをつくっていくということですので、その給付と負担ということで対応させているということだというふうに理解しておりますので、全体として一つの、どの程度の規模にするかというときにこれを一つの基準にしているというふうに考えております。
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