慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授に関連する発言9件(2023-04-12〜2023-04-12)。登壇議員1人。関連する会議録を横断的に参照できます。
最近のトピック:
SDGs (64)
目標 (35)
非常 (33)
大事 (30)
推進 (20)
発言一覧
| 発言者 | 肩書 | 院 | 日付 | 会議名 |
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| 蟹江憲史 |
役割 :参考人
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参議院 | 2023-04-12 | 資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会 |
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○参考人(蟹江憲史君) 御紹介いただきまして、ありがとうございます。慶應大学の蟹江と申します。(資料映写)
SDGsをめぐる世界と日本の現状ということでお話を進めさせていただきます。
まず、この一枚目なんですけれども、SDG達成、今一番大事だと考えられているのは変革ということです。今ちょうど、国連の事務総長に四年ほど前に指名された十五人の独立科学者という専門家がおりまして、私もその一名になっているんですけれども、で、今年九月に国連のSDGサミットというのがございます。そこに向けて、GSDRと我々呼んでいますけれども、グローバル・サステーナブル・ディベロップメント・レポートという四年に一度のSDGsの進捗を見る報告書をまとめています。その中でやっぱり一番大事だと強調している点は変革だということです。
これは、SDGsが中心を占めている国連の二〇三〇アジェンダというのがありますけれ
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| 蟹江憲史 |
役割 :参考人
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参議院 | 2023-04-12 | 資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会 |
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○参考人(蟹江憲史君) 御質問いただきまして、大変ありがとうございます。
日本が他国に比べてSDGs、特に進んでいるというのは、やっぱり一般の方々の関心の高さ、そしてそこまで来た広報の進め方というのは本当に世界的に見ても際立っているというふうに思います。少し前のニューヨーク・タイムズなんかでも取り上げられたように、やっぱり知るということがまず第一歩なので、そういう意味では非常に認知度が高いというのは世界に誇っていいことだと思いますし、それをどう進めていったのかという方策については是非ほかのところも参考にしてもらいたいなということが一点ございます。
それから、その中でも特に、例えばアワードを出すということであるとか、新しい取組というのを幾つかやってきています。SDGsの取組というのはやり方が決まっているわけではないので、どうすればいいのか分からない、あるいは一般の人々がどういうふうに
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| 蟹江憲史 |
役割 :参考人
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参議院 | 2023-04-12 | 資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会 |
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○参考人(蟹江憲史君) 御質問いただきまして、ありがとうございます。
地方の鉄道の例をお話しされましたけれども、鉄道だけ考えていては駄目だということだと思います。
このSDGsの課題、押しなべてそうだと思うんですけれども、一つの課題が別の課題に非常に強くつながっていると。鉄道の話を考える、インフラの話を考えるときには、町づくりの話も考えなければいけないというところが非常に重要な点だと思うんですけれども、そういうことを考えますと、例えば地方に人をいかに残していくのか、そのことを考えると、例えば働き方を変えていく中で、テレワークを促進していく、そうすると、例えば女性も働きやすくなったり子育てもしやすくなったりといういろんな相互連関というのが大事になってくると思います。
そこの理解を一つ進めるということが大事だと思いますし、その上で、やっぱり、特に地方の自治体なんかでは、連携したいん
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| 蟹江憲史 |
役割 :参考人
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参議院 | 2023-04-12 | 資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会 |
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○参考人(蟹江憲史君) 御質問ありがとうございます。
ここ、たまたまカナダとドイツ、それから韓国の例を挙げましたけれども、ほかの国でも、例えばイギリスの中のウェールズ辺りは基本法を作ったりしています。これらの国々、それぞれ特徴はあると思いますけれども、特にやっぱりドイツの例が大きく参考になるのではないかなというふうに思います。
私、日本のような環境だとまずは基本法非常に大事だと思いますけれども、ドイツは基本法よりも開発戦略というのをまず前面に出して、そしてこの課題を推進していると。国連の中で、国連のアジェンダの中で、まずそのターゲットを国の中で定めようということを、素直にというか受け取って、その中で、三十九分野に対する目標、ターゲット、そしてそれを測るということをきっちりやっているということです。測るというのはSDGsで一番私は大事な点だと思うんですけれども、測ることで、誰一人取り
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| 蟹江憲史 |
役割 :参考人
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参議院 | 2023-04-12 | 資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会 |
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○参考人(蟹江憲史君) ありがとうございます。
先ほどの御質問、前の御質問でも、日本が世界に誇れるところというのは教育の面も一つあるというふうに思っております。
学校教育においてかなりSDGsを扱うようになってきて、今おっしゃっていただいたように、家族で話すようになっていったと、それによって親にもSDGsが理解広がっていくというところ、話を幾つか聞きますので、それは非常にプラスの面ではないかなというふうに思います。
ただ、同時に、最近教科書でもSDGsを取り上げるようになって、いろいろなところで耳にするのは、教科書で取り上げるようになるとお勉強になってしまって、なかなかみんな楽しく勉強できなくなると。まあ残念な話ではあるんですけれども、確かにそういう側面はあるのかなというふうに思うところがあります。
したがって、余り、そもそもないところから新しいものをつくっていくというのが
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| 蟹江憲史 |
役割 :参考人
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参議院 | 2023-04-12 | 資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会 |
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○参考人(蟹江憲史君) おっしゃるとおりで、SDGs、グローバルな目標なんですけれども、やり方が、SDGsのやり方が国連で書かれていないというのは、全てその地域あるいは国で責任を持って考えてくださいと、実施に関しては、ということです。ということは、今おっしゃられたように、もったいないであるとか、そういう日本に元からあるコンセプトをうまく生かしながら実施をしていくということが非常に大事だと思います。
したがって、一見、長期的でグローバルな目標、我々の生活と離れているような感じがしますけれども、でも実は解決方法は我々身近に持っていたりとか、それをするので、もう一度棚卸ししていくということが大事だと思いますし、ただ、それでは解決し切れないグローバルな話というのもあります。気候変動の問題というのはその極端な一つの例だと思いますけれども、そこに関しては、やっぱり新しい技術であるとか新しい考え方と
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| 蟹江憲史 |
役割 :参考人
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参議院 | 2023-04-12 | 資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会 |
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○参考人(蟹江憲史君) ありがとうございます。
政府、そして政策の果たす役割というのは今非常に大きいというふうに思います。最初に、一番最初のところでSカーブというのをお示ししましたけれども、萌芽的な取組がいろいろ起こっている、それはいろいろと認められます。地域見ても、企業を見ても、いろいろなところで小さな取組、そしてそれが広がればもっと良くなるんだろうという取組はたくさんあります。ただ、それが広がっていない。広がるためには、広げようとしている人のまず背中を押す必要があります。そのためには基本法が必要だというのがあの提言で言われていることで、そのために背中を押す必要があると。その役割を一番強く発揮できるのは政策であるということです。
今までもいろいろな、気候変動の文脈もそうですし、貧困もそうですけれども、話が出てきました。それから、パンデミックの対策の話も今御指摘されましたけれども、
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| 蟹江憲史 |
役割 :参考人
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参議院 | 2023-04-12 | 資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会 |
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○参考人(蟹江憲史君) 御質問いただきまして大変ありがとうございます。
SDGsもそうですけれども、目標を掲げるということの効果がいろいろなところで出始めてきています。それはまあこれまでも指摘されたとおりですけれども、目標を掲げるということは非常に大事だと思います。可能な限りやはり高い目標を掲げていくということが非常に大事だと思いますし、そのビジョンを明確にしていくということが非常に大事になってくるというふうに思っております。
ただ、今そのために非常に大事、より大事になってきているのは、行動をどうするか、アクションをどうやってつくり出していくかということだと思います。具体的にどうするかということですね。その意味で、いろいろな地域でもゼロエミッション、二〇五〇年に向けた行動を開始するという目標を掲げるところまでは来ていますので、これはもちろんそのまま続けていくべきだと思いますけれども
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| 蟹江憲史 |
役割 :参考人
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参議院 | 2023-04-12 | 資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会 |
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○参考人(蟹江憲史君) 大変すばらしい御質問、ありがとうございます。
地方創生、地方をいかに生かしていくかという話とこのSDGsというのは非常に親和性が高いというふうに思っております。というのも、今の地方創生の議論の元々は、このままでいくと、少子高齢化もありますし、地方がもたなくなるというところですので、それはまさに持続可能ではなくなるということです。
持続可能にしていくためには地方を元気にしていくということが必要で、今、地域ごとに非常に自分たちのやり方に合った形でいろんな工夫がなされています。森を活用したり木を活用したりということがなされているんですけれども、やっぱり、例えば木の活用にしても、一市町村あるいは一都道府県だけで頑張ってもどうしてもスケールしない。もっと別のところもつなげていくということをしなければいけないですし、点を線に、線を面にしていかなければいけないというところ
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