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第213回国会の発言まとめ

第213回国会の発言103693件(2024-01-26〜2024-08-23)。登壇議員1629人・会議体64種。発言の多い議員、会議別の発言量、月別推移を集計した独自分析と、関連発言の一覧を掲載します。

会期
第213回国会(2024-01-26〜2024-08-23)
発言件数
103693件
登壇議員
1629人
会議体
64種
主な論点キーワード: 金融 (106) 政策 (85) 金利 (78) 市場 (76) 日銀 (76)
発言一覧
発言者 肩書 日付 会議名
植田和男
役職  :日本銀行総裁
役割  :参考人
衆議院 2024-08-23 財務金融委員会
○植田参考人 現在時点での判断では、今二〇二六年度まで見通しを出してございますが、こうした見通し期間の後半に、二%の物価安定目標とおおむね整合的な水準に基調的な物価上昇率が高まっていくと考えています。  そうした見通しが本当に今後も実現していくということでありましたならば、そういう時期に、金融政策は中立的な状態になっているというふうに考えてございます。
階猛 衆議院 2024-08-23 財務金融委員会
○階委員 見通し期間の後半ということですから、二〇二五年度の秋以降、金融緩和が終了するということを今おっしゃったと思います、見通しが実現すればですけれども。  では、その上で、金融緩和が終了した場合、今ちらっとおっしゃいました中立金利ということがどうなるか、つまり、金融緩和が終了して、景気に中立的な金利、これがどうなるのかということも気になるわけです。  金融緩和が終了する場合の名目金利の水準、すなわち中立金利はどうなるかということを御説明いただけますか。
植田和男
役職  :日本銀行総裁
役割  :参考人
衆議院 2024-08-23 財務金融委員会
○植田参考人 これは、あくまで理論的に申し上げますと、そういう状態での政策金利、名目の政策金利の水準は、インフレ率がおおむね二%ということですので、二%のインフレ率と、そういう状態での実質金利を加えたものになるというふうに考えております。その実質金利のことをよく自然利子率というふうに呼んだりしております。  問題は、その自然利子率が何%くらいかということでございますが、これもいろいろなところで私どもの現状での見方を申し上げているわけですが、なかなか、いろいろ推計をしましても幅がありまして、この辺であるというふうに特定することが難しい、残念ながら大きな幅を持った推計しかできていないというのが現状でございます。ちょっと先走って恐縮かと思いますが、委員の資料の二ページ目の下にある図がその状況を表しております。  もちろん、今後、私ども、これをもう少し精密化するという分析は続けていきたいと思い
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階猛 衆議院 2024-08-23 財務金融委員会
○階委員 中立金利を今後狭めていって、ある程度絞ったところで公表するというお考えがあるということでいいんですか。
植田和男
役職  :日本銀行総裁
役割  :参考人
衆議院 2024-08-23 財務金融委員会
○植田参考人 これは、そういう状態が本当に、時期が来るかどうか、あるいはどの時点でそういうことができるかということはお約束できませんけれども、当然、このかなり幅が広い自然利子率の推計が、少し自信を持って狭めることができるという状態になりましたら、それは私どもの考え方として市場、メディア、国民に知らせていくということはやっていかなきゃいけないかなというふうにはもちろん思っております。
階猛 衆議院 2024-08-23 財務金融委員会
○階委員 これはやはり今の段階で中立金利、すなわち、これから金融緩和を徐々に金融の正常化にしていくというときに、今どの辺にいるかということを皆さんに分からしめるためにも、中立金利というのをお示しした方がいいと思うんです。  特に、今回、利上げするときにどういう説明をしているかというと、金融緩和の度合いを調整すると言っているわけですね。金融緩和の度合いを調整すると一般の人は言われても、ぴんとこないわけですよ。〇・二五に上がりましたけれども、中立金利が仮に〇・五だとしたら、調整してあと半分ぐらいというふうに思えるし、中立金利が二だったとしたら、〇・二五はまだ十分の一ちょっと超えたぐらいじゃないですか。全然、金融緩和の度合いの調整のイメージが変わりますよね。人によってまちまちで、日銀のメッセージが伝わらないでしょう。だから、私は、中立金利をちゃんと示した方がいいと言っているわけです。  それ
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植田和男
役職  :日本銀行総裁
役割  :参考人
衆議院 2024-08-23 財務金融委員会
○植田参考人 自信を持ってこの程度であるというふうに示せるものがあれば示していきたいと思いますが、なかなかそういう状況では必ずしもないということで、先ほど来申し上げているような答弁になって申し訳ありません。  ただ、今回について言えることは、様々な自然利子率の推計値がございますけれども、その下の方のものを取ったとしても、現状、あるいは、一五ベーシス、七月に利上げをいたしましたが、その後の〇・二五%という水準を見てみますと、かなり自然利子率の推計値の下の方、それに二%程度の、あるいは期待インフレ率の現実の姿を乗せた名目の姿、つまり名目の中立金利の推計値の下限のようなものですが、それを現実の金利が下回っているところでの調整である。そういう意味で、中立金利より下の状況、つまり、金融が緩和的な状況が続く中での調整であるというメッセージは送らせていただいているところでございます。
階猛 衆議院 2024-08-23 財務金融委員会
○階委員 今いろいろ、数字を出さないで御説明されましたけれども、私の資料の二ページ目の下ですね、自然利子率の推計の下の方というのは、自然利子率でいうと大体マイナス一%ぐらいです。それに期待インフレ率二%を足すと、一%が中立金利ということが、フィッシャー方程式でしたか、そこから導かれるかと思います。  一%との比較において金融緩和の状況だということをおっしゃったということですよね。〇・二五というのは、一%との比較において金融緩和の状況だということをおっしゃったんだと思います。それでいいですよね。うなずかれました。はい。  それで、これから中立金利、下限が一%ぐらいだとおっしゃっていましたので、一%を超えてくる可能性もあって、政策金利が中立金利に近づくと、当然長期金利も上がってくるわけですね。  そこでお尋ねしますけれども、直近の保有国債の平均利回り、保有国債、莫大に抱えています、五百八
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植田和男
役職  :日本銀行総裁
役割  :参考人
衆議院 2024-08-23 財務金融委員会
○植田参考人 一%の運用利回りの国債に次々に再投資していくというケースですが、その場合の私どもの保有国債の平均利回りですけれども、二四年度〇・三五%、二五年度〇・四四%、二六年度〇・五二%、二七年度〇・五九%、二八年度〇・六五%となります。  また、対象の国債の金利が二%の場合ですけれども、二四年度の私どもの保有国債の平均利回りは〇・四四%、二五年度〇・六六%、二六年度〇・八五%、二七年度一・〇二%、二八年度一・一六%になります。  もちろん、これは国債買入れの減額の計画は織り込まない試算でございます。
階猛 衆議院 2024-08-23 財務金融委員会
○階委員 最後おっしゃったとおり、減額をしないケースを想定しているわけですね。単純に一%だったり二%だったりで再投資した場合。  ただ、今数字をお答えいただいて分かったとおり、今は政策金利〇・二五%です。政策金利というのは、イコール当座預金への付利の金利です。〇・二五%。これも国債の保有額と同じぐらいの規模があります。〇・二五%で利息を払い、今、〇・三%ぐらい国債から利息を得ている。これは順ざやですね。一応プラスです。  ところが、仮にこれが〇・二五から〇・五に上げたとすると、一%に再投資した場合だと、もう二四年度から逆ざや、二五年度逆ざや、二六年になってようやくちょっとプラスになってくる。仮に政策金利を一%にして国債の方は一%で再投資すると、五年間ずっと逆ざやということになります。二%に再投資する場合でもほとんど逆ざやです。かつ、二%に再投資する場合というのは、基本的に政策金利も二%
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