大島堅一
大島堅一の発言17件(2025-05-15〜2025-06-03)を収録。主な登壇先は原子力問題調査特別委員会。キーワードで検索・期間指定で絞り込めます。
最近のトピック:
規制 (64)
原子力 (62)
処分 (48)
参加 (46)
国民 (41)
役職: アドバイザリー・ボード会員/龍谷大学政策学部教授
役割: 参考人
会議別 出席回数/発言回数
| 会議名 | 出席回数 | 発言回数 |
|---|---|---|
| 原子力問題調査特別委員会 | 2 | 17 |
発言一覧
| 発言者 | 肩書 | 院 | 日付 | 会議名 |
|---|---|---|---|---|
| 大島堅一 |
役割 :参考人
|
衆議院 | 2025-05-15 | 原子力問題調査特別委員会 |
|
ごく簡単に申し上げますが、原子力の発電所の運転に関わるニーズ、人材と、バックエンドといいますか、解体、廃炉ないし放射性廃棄物処分に関する人材は全然違っていて、例えば廃炉に関して言うと、解体技術は幾らでもあるわけです、今はどんなビルでも解体しますので。ですので、放射線防護しながら解体するという作業をしているということになる、そういった人材としてやるべきであって、何か運転とまた違うということを認識していただければと思います。
以上です。
|
||||
| 大島堅一 |
役割 :参考人
|
衆議院 | 2025-05-15 | 原子力問題調査特別委員会 |
|
原子力は多岐にわたる技術的な問題が多いと思います。それは技術的な、何といいますか、自然科学的な、あるいは工学的な知見とともに、人文社会学的な、社会科学的な知見も必要です。その観点からいうと、そういった、単に技術者だけではなくて人文社会科学的な専門家も当然、政策ですから、入れた第三者機関なり、専門家の機関が必要かというふうに思います。
また、国民の意思をどんなふうに見るかということですけれども、二〇一二年でしたか、国民的議論というのが行われました。その際に、そのときの大臣の目の前でお話ししているので緊張しますけれども、その当時、討論型世論調査も実施され、また、ずっと公聴会に御参加されていて、いろいろな意見を受け止めていらっしゃった細野先生は、本当に私見ておりましたので、ネットでも中継されていて、いろいろやじも、歩く中でやられていた。そういった努力があって初めて、やはりいろいろな意見が集約
全文表示
|
||||
| 大島堅一 |
役割 :参考人
|
衆議院 | 2025-05-15 | 原子力問題調査特別委員会 |
|
お答え申し上げます。
今の手挙げ方式は私も十分ではない、むしろ手挙げ方式だと、一番高レベル放射性廃棄物処分において重要なのは、科学的に最も安全なところを見つけて、そこに処分することだというふうに思います。
今の手挙げ方式は、手を挙げた人が、手を幾つか上がってきたところから選ぶというものなので、本当に科学的に日本において最も最適なところかというと、そうではない制度になっているわけですね。
それはとても大事なことで、ドイツの場合は、二〇一七年に最終処分選定法ができましたけれども、これまでのやり方を踏まえて、二つやはり決めたわけですね。もちろん国が選定プロセスを決めるんですけれども、それが国民の信頼性がないと、ただ単に何か原子力発電所の見つけていくプロセスと同じになってしまうことになるので、両面なんですね。一つは、科学的にきちんと選定する。もう一つは、国民的な参加のプロセスを始めから
全文表示
|
||||
| 大島堅一 |
役割 :参考人
|
衆議院 | 2025-05-15 | 原子力問題調査特別委員会 |
|
端的に申し上げますと、核燃料サイクルは、経済的には最も不合理というか、高いことになります。核燃料にした場合の単価は十倍とか十五倍とかぐらいになってしまいますので、経済的にはほとんど何の意味もないということになります。
あと、不測費用といいますか、これから、その試算された費用も、何らかの遅延が起こったりトラブルが起こったりすることは当然あって、今あと物価高もありますので、上がっていくということは十分考えられます。これは、ほかの原子力発電所の新設についても同じことが言えて、不測費用として一〇%から一五%を見ておかなければいけないというようになっているわけですから、今言われている、核燃料サイクルのコストは上がり続ける、下がることはないというふうに言えると思います。
あと、原子力の発電所自体が少なくなっている、稼働が少なくなっているので、使用済核燃料の量の限界も来ています。というわけなので
全文表示
|
||||
| 大島堅一 |
役割 :参考人
|
衆議院 | 2025-05-15 | 原子力問題調査特別委員会 |
|
イギリスが核燃料サイクルというか再処理を断念したことに関しては高く評価します。
エネルギー基本計画の中に核燃料サイクルについての記述がありますけれども、ゼロオプションで、議論なんかしていないわけですね、エネルギー基本計画の中で。幾つも選択肢があるのに、ゼロということ、しないとか、途中、両方あるということも考えずに、とにかく今のとおり着実に進めるんだということだけが結論として出されているというか、初めから結論なんですね。
これはエネルギー基本計画全てに言えることなんですけれども、ちょっと今日の話とはずれてきますけれども、エネルギー基本計画を作るときもいろいろなモデルを提示して検討したかのように見えますが、原子力に関しては初めから決め打ちなんです。検討しないんです。それであると、やはり、いろいろな選択肢を検討した上で最も合理的だということにはならないので、ここはやはり変えていくべきだと
全文表示
|
||||
| 大島堅一 |
役割 :参考人
|
衆議院 | 2025-05-15 | 原子力問題調査特別委員会 |
|
私なりの考え方をお話ししたいと思います。
使用済核燃料の在り方については、再処理にこだわる余り、こだわって、使用済核燃料を再処理工場に送るということが約束事項になってしまっていて、そのことが混乱につながっているというふうに思います。再処理ができると、再処理にこだわる余り、それができるかのような、毎回、おっしゃられるように、二十七回延長して、次はできます、次はできますというふうにおっしゃって、二十七回も三十何年にわたってしていたら、当然、次もできないであろうというふうに、皆さんも多分思って、多くの方が思っているわけです。
私は、約束させる人も約束する方も、半ばできないんじゃないか、またできないんじゃないかということがほぼ分かりながら、半ば儀式のようにやっているというふうに私は思えて、そういう状況をいつまでもいつまでもほっておくと大変問題だと。
それは、何が問題かといえば、地元が、
全文表示
|
||||
| 大島堅一 |
役割 :参考人
|
衆議院 | 2025-05-15 | 原子力問題調査特別委員会 |
|
簡潔に申し上げますと、電力会社にとっても、燃料費よりも再処理費用の方が高くなっているので、再処理しないということは、原子力の経済性にとってもよりよいわけですね。
あと、国民的な負担からいうと、物価高ということがありますので、二十兆円では済まない。私は、見るたびに、毎年のように事業費が上がっているんですけれども、感覚が麻痺してまいります。毎年数千億円ぐらい上がっていくわけです。こんなことが許されるような、民間事業ではあり得ないし、ましてや、国だから許されるということでもないと私は思います、数千億円ずつ上がっていくので。
そういう意味では、こういった点は、経済的にも、もちろん環境的にもですけれども、再検討して、これは高レベル廃棄物処分とは違いますけれども、再処理の見直しは必須だというふうに思っております。
|
||||