吉川元偉
吉川元偉の発言7件(2023-04-12〜2023-04-12)を収録。主な登壇先は外交・安全保障に関する調査会。キーワードで検索・期間指定で絞り込めます。
最近のトピック:
日本 (45)
国連 (37)
安保理 (29)
ロシア (24)
問題 (23)
役職: 国際基督教大学特別招聘教授/元国際連合日本政府代表部特命全権大使・常駐代表
役割: 参考人
会議別 出席回数/発言回数
| 会議名 | 出席回数 | 発言回数 |
|---|---|---|
| 外交・安全保障に関する調査会 | 1 | 7 |
発言一覧
| 発言者 | 肩書 | 院 | 日付 | 会議名 |
|---|---|---|---|---|
| 吉川元偉 |
役割 :参考人
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参議院 | 2023-04-12 | 外交・安全保障に関する調査会 |
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○参考人(吉川元偉君) ありがとうございます。
私、今日はここにお招きいただいて、楽しみにしてまいりました。お二人から非常にいいお話が聞けて、特に明石さん、この本、これは四版で、初版が出ているのは一九六五年ですよ。是非、お読みになってない方は、岩波新書「国際連合」。
私、今日は、ロシアのウクライナ侵攻という問題の国連との関係というか、国際社会との関係での本質は何か、日本は何をするべきか、それから安保理事会の改革、この三つお話ししようと思ったんですけど、この順番は、北岡先生、安保理の話、今、最後に非常にいいことを明石さんおっしゃった。この続きがあるんで、私、一番先にこの安保理の改革の話をしばらく、ちょっと十分掛からないと思いますけど、させていただきたいと思います。
お手元には、国連方式で発言メモというのを先に出して、実際このとおり読みませんから、御心配なく。これは、こういうことを
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| 吉川元偉 |
役割 :参考人
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参議院 | 2023-04-12 | 外交・安全保障に関する調査会 |
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○参考人(吉川元偉君) 私も、これで何年かな、七年近く国際基督教大学で働いております。ICUは上智大学と並んで国連職員をたくさん輩出している学校だと思いますが、今でも志望者は多いですね。志望者は多いですけれども、ほかにやれる仕事がすごくあるということもあると思うね、その同じような状況。国連の給料、必ずしもそれほど若いとき良くないですよ。しんどいところ行かないといけない。それに比べると、外国勤務で高給取り、いっぱいありますよ。だから、能力のある日本人、特に日本人女性の働く場所は残念ながら日本に余りない。外国に行く。国連は、昔は国連が非常に大きかったけど、増えてる。これがまあ一つの理由。
もう一つは、政府自身は、JPOという、二年間、言ってみれば奨学金のようなものを与えて本官採用されるというのを続けていますが、この予算を増やすとやっぱり増えていますね。だから、JPOの予算を増やすということ
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| 吉川元偉 |
役割 :参考人
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参議院 | 2023-04-12 | 外交・安全保障に関する調査会 |
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○参考人(吉川元偉君) ICJの話で幾つか御質問いただきましたが、おっしゃるとおり、ICJはもう非常に早い段階で、ロシアは即時停戦しろ、即時撤退しろと、命令ですよ、命令は拘束力持っているわけですよ。で、命令を出した。ロシアは全く応じていないですね。この命令に繰り返し違反すると処罰できるんですね。処罰やろうと思うと、拒否権があるんですね。だから、基本的にはこのICJは、紙はあるんですよ、だけどその紙を執行する警官がいないわけですね。これが世界の裁判制度。
しかも、興味深いことに、この命令に反対意見を述べた判事が二人いるんですね、ロシアと中国。これ、我々はやっぱりちゃんと覚えておくべきで、国際法違反なのに命令に反対意見出す、おかしいな、再選のときには反対しようぐらいのことはやってもいいのかななんて思いますけどね。
ICCの方、ICCは、私自身は、ローマ条約が作られるときの日本の代表は小
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| 吉川元偉 |
役割 :参考人
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参議院 | 2023-04-12 | 外交・安全保障に関する調査会 |
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○参考人(吉川元偉君) 時間軸と枠組みですかね。
時間軸の観点は、さっきちょっと御紹介しましたけど、国連政策課長を九三年から九五年、どっぷりつかってやったんですね。かなりどっぷりつかりました。当時、二〇年、ううん、二〇年ってできてるかな、まあ俺が辞めるまでには大丈夫だろうぐらいのことを思っていたら、とんでもない、駄目でしたね。
時間軸については、時間を設定する必要は私ないと思いますよ。これは、ちょっと言い方考えないと、ちょっと言葉を慎重に選ばないといけませんけれども、安全保障理事会というのは国連の肝ですね。この体制に対して日本は不満があるんだ。どういう不満か。世界の現実を反映していないんだ。二十三条一項読めば分かりますよね。中華民国、ソビエト連邦、アメリカ、中国、あっ、アメリカ、フランス。国の名前がそもそも違うじゃないか、ソ連邦なんてどこにあるんだよ。現実を表していないというのはも
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| 吉川元偉 |
役割 :参考人
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参議院 | 2023-04-12 | 外交・安全保障に関する調査会 |
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○参考人(吉川元偉君) いや、すばらしいお話を聞いて、付け加えることなし。
ありがとうございました。
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| 吉川元偉 |
役割 :参考人
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参議院 | 2023-04-12 | 外交・安全保障に関する調査会 |
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○参考人(吉川元偉君) 今の御質問で、私二つ申し上げたいですね。
一つは、四月二十六日に、確かに拒否権を使ったら説明をするという、そういう決議案が通った。ただ、その一か月後には、中国とロシアが北朝鮮の決議案で拒否権使っていますね。で、実際に説明はしました。それも私、読みました。単に開き直りをしているだけですから、あれがどれだけの効果を持ったのか、ちょっとという感じがします。
それから、改革案についてもう一点だけ付け加えますと、私はその改革案なるものが一回で通るとは思っていません。一回出して、それが百票取れれば一つボーダーを超えているんですね。国連では二つ大事な数字があります。一つは百、三桁。百は、国連加盟国半分、九十七を超えています。もう一つは百二十九。これはもうキーですね、国連憲章を改正するための多数。百を超えれば芽があるんですよ。来年やりゃいいわけだ。そこで百十にする。その次で
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| 吉川元偉 |
役割 :参考人
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参議院 | 2023-04-12 | 外交・安全保障に関する調査会 |
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○参考人(吉川元偉君) 付け加えることは余りないですよね。本来はその今の質問は会長さんに出されるとよかったか分かんない。
私自身の考えだけ一つ言いますと、最後は何でしょうか、やっぱりNPTの強化しかないんですよね。NPTというのはグランバーゲン、このバーゲンとは何かというと、五大国、核大国は核軍縮をやります、その代わり日本を含むその他、世界のその他大勢は核開発をしませんという、これがグランバーゲンですよね。その核の、核を持っている連中が、今お話ありましたように、米ソ、米ロでは、減らしたといってもまだ何千発もあるわけで、その間に中国は必死になって五百発、もうどんどん増やしていますよね。核開発、核を持っている国が真面目に減らしていないところで、その他大勢におまえたち持つなと言ってもこれ駄目ですよ。北朝鮮、中国はもっと言うべきですよ、自分の影響下にあるわけだから。自分が五百発持っている、おま
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