明石康
明石康の発言11件(2023-04-12〜2023-04-12)を収録。主な登壇先は外交・安全保障に関する調査会。キーワードで検索・期間指定で絞り込めます。
最近のトピック:
国連 (96)
日本 (47)
安保理 (30)
とき (21)
非常 (21)
役職: 公益財団法人国立京都国際会館理事長
役割: 参考人
会議別 出席回数/発言回数
| 会議名 | 出席回数 | 発言回数 |
|---|---|---|
| 外交・安全保障に関する調査会 | 1 | 11 |
発言一覧
| 発言者 | 肩書 | 院 | 日付 | 会議名 |
|---|---|---|---|---|
| 明石康 |
役割 :参考人
|
参議院 | 2023-04-12 | 外交・安全保障に関する調査会 |
|
○参考人(明石康君) 猪口会長、ありがとうございます。
本日は、北岡先生と吉川先生に挟まれて、学究ではないただ一人の私はちょっと緊張しております。
しかし、本日、この我々の大きなテーマである国連改革、特に安保理改革というものは非常に重要な焦眉の関心事であることは、本日この御列席の参議院のお歴々の皆様方がここに参集しておられ、真剣な面持ちでおられることを見てもよく分かります。
いただいた二十分で私の言いたいことが全部言えるかはちょっと心もとないところでありますけれども、できるだけ駆け足で私の申し上げたいことを申し上げた上で、御列席の皆様方から鋭い御指摘をたくさんいただければ非常にうれしいと思っております。
ちょっと私は、年のせいもあると思いますけれども、国連の歴史というものを駆け足で振り返りたいと思います。
そのうち、国連の長い歴史の中でも冷戦の時代というのはほぼそのうち
全文表示
|
||||
| 明石康 |
役割 :参考人
|
参議院 | 2023-04-12 | 外交・安全保障に関する調査会 |
|
○参考人(明石康君) はい。
そういうことを申し上げて、常任理事国になるよりも、準常任理事国ともいうべき役割を果たすということは可能でもあり、必要でもあり、また、日本の置かれた地位からいって望ましいということを申し上げて、私の最後の言葉にしたいと思います。
ありがとうございました。
|
||||
| 明石康 |
役割 :参考人
|
参議院 | 2023-04-12 | 外交・安全保障に関する調査会 |
|
○参考人(明石康君) 安保理事会、会議場のすぐ隣のインフォーマルな協議に各国が、代表たちが集って審議をすることについて申し上げました。そこでの取り上げられるような問題は、私の知る限り、きちんとした制約が課されているわけではないと承知しております。
ですから、まあ本当に、正式の理事会場で手を挙げて質問してもいいような問題が取り上げられることも小さな部屋において可能ですし、いろいろな問題を、例えばこの部屋はフォーマルな理事会場にむしろ似ておると思います。インフォーマルな部屋というのは、本当にこういう形でさえもないくつろいだ部屋であり、本当に何度も何度も納得するまで相手に対して質問を続けることが可能でありますし、そういう意味では、本当にくつろいだ形で、満足できるまで、満足した答えが得られるまでですね、追求できると。また、各国の代表ではない識者をそこに呼んでくることも考えられるわけですね。
全文表示
|
||||
| 明石康 |
役割 :参考人
|
参議院 | 2023-04-12 | 外交・安全保障に関する調査会 |
|
○参考人(明石康君) ちょっと御質問、もう一度。
|
||||
| 明石康 |
役割 :参考人
|
参議院 | 2023-04-12 | 外交・安全保障に関する調査会 |
|
○参考人(明石康君) 安保理が機能しておらない場合に何ができるか。国連総会は、緊急特別総会という、私が、一九五〇年の十一月三日にアメリカの動議で、そういう安保理が動かないときにも緊急特別総会招集が可能であると、そういうふうに国連が変わったわけですよね。その緊急特別総会の条項は今まで七、八回既に使われてきておりますし、ウクライナに関しても三回か四回、もう既に使われておりますね。これは、拘束力を、法的拘束力がないと言われますけど、それは、そのことに間違いはないんですけれども、私はそれの持つ政治的、道義的、心理的な力というものは決して無視できないと思います。
だから、ウクライナに関してロシアは、ロシアは痛くもかゆくもないよと言うかもしれませんですけれども、それは何となく敗者のつぶやく悔しさ余りの言葉にすぎないと思います。人間はやっぱり言語の動物ですから、痛い言葉を投げ付けられると響くところは
全文表示
|
||||
| 明石康 |
役割 :参考人
|
参議院 | 2023-04-12 | 外交・安全保障に関する調査会 |
|
○参考人(明石康君) 串田先生の御質問、ありがとうございます。
私は、「国際連合」という岩波新書を初めに出しましたのは、一九六五年、私が国連に入って、そうですね、五七年に入りましたから十年もたっていない次元で、週末を利用しながら私が書いた読みづらい原稿を、私のワイフがともかくも分かる字にして清書してくれました。
十年ごとに、これは先ほど吉川大使が御親切にも私のこの岩波新書に触れていただいたわけでありますけれども、岩波は新書大体同じ値段なもんですから、余りページ数を増やしたくないんですね。ですから、どうすればいいかというと、活字を小さくする。だから、そういう意味では、ちょっと年齢層によっては読みづらくなっているところがあると思います。
しかしながら、実は十年ごとに書き換えておりますので、ある新聞社の編集委員、立派な方なんですけれども、彼は、この岩波新書の「国際連合」を十年ごとに買
全文表示
|
||||
| 明石康 |
役割 :参考人
|
参議院 | 2023-04-12 | 外交・安全保障に関する調査会 |
|
○参考人(明石康君) 私は、国連、国際連合というものは、ある意味では一貫した恒常的な一つの流れであり、運動であり、哲学であり、理念であると思いますし、また時代によって変わっていく面があると思います。そういう二面性を持っておるということですね。
それぞれの時代によって国連の在り方というのが変わってきているのも事実だと思います。カンボジアPKOの実は成功の一つは、カンボジアPKOというのは幾つかのPKOの中の一つにすぎませんけれども、実は、みんな普通の人が、特に日本の方々がお金を自ら出してカンボジアに国連放送局というのができました。カンボジアは、たしか識字率が当時はかなり低くて、五〇%以下だったわけですけれども、その文字が読めないカンボジアの民衆でも、国連放送局によるカンボジア語による民主主義に関するメッセージというのは聞き分けることができたんですね。
実は、コンゴ民主共和国のPKOが
全文表示
|
||||
| 明石康 |
役割 :参考人
|
参議院 | 2023-04-12 | 外交・安全保障に関する調査会 |
|
○参考人(明石康君) 私は、特に付け加えることはありません。
|
||||
| 明石康 |
役割 :参考人
|
参議院 | 2023-04-12 | 外交・安全保障に関する調査会 |
|
○参考人(明石康君) 伊波先生の御質問ですけれども、日本の政府の、日本が国連に加盟したのは一九五六年の十二月十八日、そこで日本の立場は、重光当時の外務大臣が非常に鮮明に、また感動的な形で日本の国としての立場、また彼の個人的な日本の戦争に至るまでの気持ちと、また敗戦して国連加盟に至ったときまでの気持ちを淡々と、必ずしも上手な英語ではなかったんですけれども、重光さんの心の声が本当に人に伝わるような形で表されて、すばらしいスピーチだったと思いますけれども。
それに関して、日本の国内で、東京大学の総長をやった南原繁さんが、日本は国連に対する気持ち、国際平和の在り方に対する深い思いでもって国連に入ったんだけれども、やはり日本憲法の第九条というものにちょっと引っかかると。国連は、みんなが力を合わせて平和を守る、戦争を防止するという立場に立つので、何かやっぱり日本としてもその手段、方法がなければ国連
全文表示
|
||||
| 明石康 |
役割 :参考人
|
参議院 | 2023-04-12 | 外交・安全保障に関する調査会 |
|
○参考人(明石康君) 日本の基本的な外交政策としてアメリカとの関係を最重要視するというのは、私は正しいと思います。と同時に、日本のこの北東アジアにおける、本当に近くに住むそういう隣人に、しかも経済的にも政治的にも軍事的にも重要性を強めておる中国、また歴史的にも、日本との関係というのは何千年に及ぶ歴史があるので、中国、それからもっと近いところにある韓国と日本との関係は、私は極めて重要性があると思います。
そんなことで、私は日本国連協会の副会長もやっておるんですけれども、日本の国連協会と中国の国連協会、韓国の国連協会、この三か国は、WFUNAという世界的な枠の中においてお互いにもう少し考えをもっと頻繁に交換し合おうじゃないかということで、まあコロナの時期を除きますけれども、毎年、国連協会が三か国で会合をやり、また、その中には若い人たちだけのユースフォーラムというのもつくりまして、ホスト国か
全文表示
|
||||