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前泊博盛

前泊博盛の発言15件(2023-06-13〜2023-06-13)を収録。主な登壇先は沖縄及び北方問題に関する特別委員会。キーワードで検索・期間指定で絞り込めます。

最近のトピック: 沖縄 (94) 問題 (42) 経済 (33) 交通 (32) 数字 (28)

役職: 沖縄国際大学経済学部地域環境政策学科教授

役割: 参考人

会議別 出席回数/発言回数
会議名 出席回数 発言回数
沖縄及び北方問題に関する特別委員会 1 15
発言一覧
発言者 肩書 日付 会議名
前泊博盛
役割  :参考人
衆議院 2023-06-13 沖縄及び北方問題に関する特別委員会
○前泊参考人 皆さん、おはようございます。  今日はたくさんの資料を、六年ぶりの開催ということですけれども、是非、沖縄の現状について、データも含めて皆さんお目通しをいただいた上で、沖縄問題の解決について御尽力をいただければと思っています。  今日、たくさん資料をお配りしましたけれども、この資料編の部分と、それから、今日の発言要旨をまとめたA4の資料を準備させていただきました。  まず、今日、渕辺参考人から経済については詳しい御報告がありましたので、事前に調整はされておりませんので、私の方ではダブらないように御報告をしていきたいというふうに思っています。  渕辺参考人からもありましたように、県民所得、この数字については、この百の指標で見る沖縄のものでも、ずっとこの間、復帰後五十年間、沖縄はずっと最低のままなんですね、四十七番目。沖縄県に対して十三兆五千億円ほどの交付費が投入されてきた
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前泊博盛
役割  :参考人
衆議院 2023-06-13 沖縄及び北方問題に関する特別委員会
○前泊参考人 まさに、交通の問題については、貧困に輪をかけて、支出を増やしているという問題があります。しかも、東京では、地下鉄やモノレールや、あるいはJR、多様な公共交通があって、七五%が公共交通で移動が可能であるという、沖縄は三%であります。モノレールを入れても四%程度。これだけの公共交通の格差といったものは非常に大きな負担になっています。学生たちにとっても、移動費のコストというのは年間六十万円ほどの負担になってきます。この負担をいかに軽減できるかというのは大きな課題だと思います。  ヨーロッパにおいては、移動権、交通権というのは当たり前に、基本的人権と同じように無償化を進めています。今、当たり前に公共交通が無償になるというのがこの国の目指すべき方向性だというふうに思っています。  今日も朝のニュースでやっていました、八十歳の運転する車が暴走したという話になっています。高齢化時代を迎
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前泊博盛
役割  :参考人
衆議院 2023-06-13 沖縄及び北方問題に関する特別委員会
○前泊参考人 解決のない問題提起は避けたいと思っておりますけれども、今日は、資料の三ページの方に入れさせていただきました。これまで沖縄は三K依存経済と言われていました、三Kです。基地と公共事業と観光です。これから新しい時代は新十KプラスIということで入れました。  この三K依存から新十K経済ということで、この四ページに入れてありますけれども、まず、健康産業。健康食品、ノニ、ウコン、長命草とかモズクとか、これは、一品目一億円と言っていたのが今は十億円、百億を超すような産業に伸びています。  環境ビジネス、これはグリーンニューディールですね。赤土対策では先行しています。アジアに持っていけるような、そういう資源を持ってきています。  金融でも、金融特区をつくっていますが、これがどれだけ成果を上げられるかというところで検証が必要ですね。  それから、研究では、ゲノムの研究、サンゴの研究、そ
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前泊博盛
役割  :参考人
衆議院 2023-06-13 沖縄及び北方問題に関する特別委員会
○前泊参考人 女性の進出を支えるために、まず、待機児童の問題というのはまだ未解決な部分があります。働きたくても子供を預かってもらえていない。それを、しっかりと預かる場所を確保していく。これは、市町村がしっかりと取り組んで、沖縄県としてもサポートしてほしいと思います。  それから、非正規労働の部分でいうと、これは全国的にも同じですけれども、女性の非正規率が非常に高いという。男性は非正規じゃないのになぜ女性は非正規が多いのかという。これは、お役所自身がそういう扱いで、女性たちを非正規で扱っているケースが多いですね。この辺りの意識は変えてほしいというふうに思います。  それから、女性の社会進出の部分で非常に邪魔になっているのは、交通の問題があります。これは、沖縄県の免許人口を見ると、三十代、四十代は男性を超えて女性が多いんです。なぜかというと、女性の三十代、四十代は免許がないと仕事が果たせな
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前泊博盛
役割  :参考人
衆議院 2023-06-13 沖縄及び北方問題に関する特別委員会
○前泊参考人 統計の問題とシンクタンクの問題がありましたけれども、統計数字そのものが、しっかりと作るのが、いわゆる役所の、国の、あるいは都道府県、市町村の仕事だというふうに思っています。  昨年、沖縄経済についての概況、これは基本的なアニュアルリポートですけれども、復帰五十年目の節目にもかかわらずそのデータが出てきませんでした。我々沖縄経済を研究する側からすると、基本的な数字が出てこないということで、沖縄県庁に言ったんですが、一年遅れで数字が出てきました。政策も同じように一年遅れになるのか、そういう懸念があります。調査、リサーチ力をいかに高めるかというのが非常に重要だと思っています。  それから、データについては、先ほど、女性の、大卒女子と大卒男子の初任給の問題がありましたけれども、実体経済と統計経済の乖離の問題があります。  経済の統計データと実体経済の乖離の問題。これは、人口でい
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前泊博盛
役割  :参考人
衆議院 2023-06-13 沖縄及び北方問題に関する特別委員会
○前泊参考人 今日は、復帰後以降の主要指標というのを、このデータを皆さんにお届けをしてあります。  それでいいますと、基地依存度、財政依存度というのがあります。沖縄は、自立経済というのを、復帰から五十年間、ずっと自立を求められてきましたけれども、自立とは、依存経済が自立、最近私は自力経済と言っていますけれども、自分の力でいかに立てるかというのが課題だと思っています。  そういう意味では、この数字を見ると、基地依存度は、一五・五%から、現在五・五%です。一方で、財政依存度、国からの仕送りに当たる部分ですね、収入が足りない部分を国から補填していただく財政依存度、二三・五%から、今三九・二%です。自立がむしろ後退している感すらあります。そして、基地経済が衰退した分、撤退、減った分を財政が補う形、トータルでいうと三九%から四四・七%まで依存度が高まっているのはどういうことだろうか。  そして
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前泊博盛
役割  :参考人
衆議院 2023-06-13 沖縄及び北方問題に関する特別委員会
○前泊参考人 端的に申し上げて、教育費を是非強化をしてほしいと思っています。  全国から見た沖縄の百の指標の中の数字、これは六番目になりますけれども、書籍、文具の年間販売額、全国最低です。全国二万円に対して、沖縄は一万円ですね。教育関係費の割合、四・三三%。全国六・六四%。四十五位であります。教育関係でいうと、進学率、四〇%。最低です。全国五八%行っています。  こういう乖離をどう埋めていくかというところが、人材育成というのは、皆さん、大卒で当たり前に思っているかもしれませんが、大卒でなければ就職できない企業はたくさんあります。そして、生涯賃金、高卒は二億円です、大卒は二億八千万円です。この差。大学に行くのにかかるのに、全部国公立だと一千万円です、全部私立でも二千五百万円です。この差額からしても、大学に行った方が効率がいい。費用対効果はあります。  大学に進学をする機会を失っている毎
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前泊博盛
役割  :参考人
衆議院 2023-06-13 沖縄及び北方問題に関する特別委員会
○前泊参考人 今、南西諸島に自衛隊のミサイル部隊の強化、こういったものが進んでいます。武力に依存するようなことと、余りそこにシフトしないように、沖縄からすれば、当事者として、基地問題、あるいは防衛問題、安全保障問題をどうするかというのがあります。  今日、九ページの方に資料をつけさせていただきましたけれども、日本本土からすると、傍観者的国防論という、自衛隊は国民を守る兵力である、敵基地攻撃能力は必要で、軍事力強化はやむを得ない、いざとなったら日米安保で米軍が守ってくれる、こういう中で安全保障論が展開をされているかと思いますけれども、沖縄からすると、当事者的非戦論を訴えざるを得ないというふうに思います。戦争になれば国民は無力ですね。これはウクライナを見れば分かります。逃げ惑うか、攻撃の対象になるか、軍隊に入れられて人を殺す側に回されるか、殺されるかという、これが政治によって追い込まれるだけ
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前泊博盛
役割  :参考人
衆議院 2023-06-13 沖縄及び北方問題に関する特別委員会
○前泊参考人 我が沖縄国際大学出身の国会議員でありますので、是非よろしくお願いします。今日は休講にしてきましたので、学生たちが見ています。是非、先輩として活躍している様子を、大学でも応援したいと思います。ありがとうございます。
前泊博盛
役割  :参考人
衆議院 2023-06-13 沖縄及び北方問題に関する特別委員会
○前泊参考人 まさに、対話プロジェクトを始め、国連誘致のためのプロジェクトも含めて、今取り組んでいるところであります。  沖縄で、台湾や中国あるいは周辺諸国からたくさんの方々を呼んでシンポジウムやフォーラムを開催しているんですが、ここで気になるのは、なぜ全国でその動きが出てこないのかというところです。沖縄が戦場になるかもしれないという沖縄有事の中で、沖縄は危機感を持って取り組んでいるんですが、全国での取組が非常に弱いような気がします。特に、この国の外交はまだよく見えてこない部分があります。  今、新聞紙上では、習近平、シー・チンピン氏が沖縄の帰属についての問題を発言をしたとか、いろいろな、フェイクニュースも含めて飛び交っています。地域外交室ができて、中国と直接対話をするということを自治体として取り組まざるを得ないところまでこの国の外交が弱まっている証左だというふうに思っています。是非、
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