一般社団法人fair代表理事
一般社団法人fair代表理事に関連する発言4件(2023-06-15〜2023-06-15)。登壇議員1人。関連する会議録を横断的に参照できます。
最近のトピック:
差別 (25)
性的 (21)
マイノリティー (16)
理解 (16)
法案 (14)
発言一覧
| 発言者 | 肩書 | 院 | 日付 | 会議名 |
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| 松岡宗嗣 |
役職 :一般社団法人fair代表理事
役割 :参考人
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参議院 | 2023-06-15 | 内閣委員会 |
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○参考人(松岡宗嗣君) お答えします。
法案審議は、今まさに困難に直面している当事者の声を拾い上げず、そうした現実と真摯に向き合っているとは到底言えないものだったと認識をしています。
先日の衆議院内閣委員会でも、ほとんどがトイレやお風呂などについての議論でした。もちろん、女性も性的マイノリティーも安心して過ごすことができる環境を整備することは必要不可欠ですが、今、性的マイノリティーがいじめやハラスメント、孤立、孤独や自死など苦しい状況に置かれていることに向き合い、困難を解消するつもりがあるのか、とても疑問に思う内容でした。
当事者がどういった困難に直面しているのか、そのエビデンスやデータなどを基に議論がされなければなりませんし、その上で、個別具体的に当事者がどんな差別や偏見による被害を受けているか、一人一人の声に向き合う必要があるというふうに思います。しかし、この両方とも、法案
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| 松岡宗嗣 |
役職 :一般社団法人fair代表理事
役割 :参考人
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参議院 | 2023-06-15 | 内閣委員会 |
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○参考人(松岡宗嗣君) 岡山大学の中塚幹也教授等の調査によると、性同一性障害と診断を受けている回答者のうち、自分の性別に違和感を覚え始めた時期は、中学校卒業までが九〇%、トランスジェンダー男性は小学校入学前が七〇%に達しています。このように、トランスジェンダーの多くが物心付く前から性別の違和感を自覚しています。
また、大阪公立大学の康純准教授も、性的指向については思春期以降に多数派と異なることを自覚するケースが多く、トランスジェンダーの場合は幼くして違和感を持つことは決して珍しくありませんというふうに指摘をされています。
宝塚大学看護学部の日高教授による調査では、十代の性的マイノリティーの約半数がいじめ被害を経験しており、NPO法人ReBitが性的マイノリティーの子供、若者、約二千六百名に行った調査によると、過去一年に自殺念慮を抱いた人が約半数、実際に自殺未遂を行った人は一四%に上
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| 松岡宗嗣 |
役職 :一般社団法人fair代表理事
役割 :参考人
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参議院 | 2023-06-15 | 内閣委員会 |
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○参考人(松岡宗嗣君) 現状の社会は、いわゆるシスジェンダーのヘテロセクシュアル、つまり性的多数派を前提につくられていて、性的マイノリティーにとって制度や慣行、観念など、様々な領域で社会的障壁が立ちはだかっています。
例えば、不動産で同性カップルであることを理由に断られてしまったり、学校で同性愛がほかの人に感染すると言われて別室授業にされてしまったり、親からおかしい、病気だと言われてしまう、場合によっては家から追い出されてしまったという人もいます。トランスジェンダーの当事者が選挙の投票所に行った際、本人かどうかを疑われ、地域の人にトランスジェンダーだとばれてしまうような声で性別を確認され、つらくて投票に行けないという人もいます。学校の制服が苦しくて学校に行きたくない、死にたいと思うほどの人もいます。
こうした困難への対応として、私は、まず大前提として、やはり差別的取扱いの禁止が必要
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| 松岡宗嗣 |
役職 :一般社団法人fair代表理事
役割 :参考人
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参議院 | 2023-06-15 | 内閣委員会 |
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○参考人(松岡宗嗣君) やはり、今回の法案は、理解を増進するための法律ではなく、理解を抑制、阻害するための法律になってしまったと言わざるを得ないと思っています。
例えば、アメリカを中心に、黒人に対する暴力や人種差別に抗議するブラック・ライブス・マター、黒人の命も大切だという動きが起きた際、オール・ライブス・マター、全ての命も大切だという反対のスローガンが打ち出されました。特定のマイノリティーの命が脅かされ、差別や偏見による被害を受けていることに対して声が上がっているのに、それを全ての人というふうに表現することは、むしろ、差別の現状、その問題の所在を覆い隠し、課題を解決することができず、結果的に差別を温存することにつながってしまいます。今回の法案の十二条というのは、まさにこれを如実に表してしまっていると考えています。
障害者差別解消法には、多数派の安心に留意するといった趣旨の規定はも
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