辻健
辻健の発言20件(2024-05-07〜2024-05-07)を収録。主な登壇先は経済産業委員会。キーワードで検索・期間指定で絞り込めます。
最近のトピック:
CO2 (92)
CCS (57)
貯留 (50)
地震 (45)
モニタリング (36)
役職: 東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻教授
役割: 参考人
会議別 出席回数/発言回数
| 会議名 | 出席回数 | 発言回数 |
|---|---|---|
| 経済産業委員会 | 1 | 20 |
発言一覧
| 発言者 | 肩書 | 院 | 日付 | 会議名 |
|---|---|---|---|---|
| 辻健 |
役割 :参考人
|
参議院 | 2024-05-07 | 経済産業委員会 |
|
○参考人(辻健君) こんにちは。よろしくお願いします。東京大学の辻と申します。
私の方からは、CCSについて、配付資料、こちらに沿って説明させていただければと思います。
二ページ目、お願いします。
まず、CCSを取り巻く背景についてです。
IPCCの報告書にもありますが、大気中の二酸化炭素の濃度が温暖化を引き起こしているということは科学的にも明らかになってきています。さらに、その温度上昇に伴って、極域でのメタンガスの放出などによって温暖化が加速することが心配されています。この温暖化に伴うメタンの放出などにより、CO2を削減しても、すぐに気温が低下するわけではありません。またさらに、このような温暖化に伴って生じる地球上の様々な変化により、将来の気温を予測することが難しくなっていると言われています。私は、この将来の気温を予測することができないことが怖いと思っています。
この
全文表示
|
||||
| 辻健 |
役割 :参考人
|
参議院 | 2024-05-07 | 経済産業委員会 |
|
○参考人(辻健君) 御質問ありがとうございます。
政府としてというのは、ちょっと私もクリアなアイデアはないんですけれども、例えばアメリカとかではEORというのが、いいか悪いか分からないですけど、石油を増進回収すると、そういう資源を地下から取るというプロジェクトに国民もなじみがある。また、アメリカとかでは、メタンの開発って止めることがなかなかできなくて、需要と供給のバランスを図るために、メタンを使わないときにまた更に地下に貯留するという、CO2じゃなくてメタンを貯留する、そういうプロジェクトもあります。
ですから、そもそも国民、アメリカとか海外、どこまでの海外を含めるかは難しいですけれども、そういう地下を使うというところに理解がやや進んでいるところはあると思います。ですから、日本もそういう、地下にそういうスペースがあってそこを有効活用するという、そういうアイデアを日本の一般の方も持っ
全文表示
|
||||
| 辻健 |
役割 :参考人
|
参議院 | 2024-05-07 | 経済産業委員会 |
|
○参考人(辻健君) 御質問ありがとうございます。
まず、漏えいをさせないような努力は、取組は必要だと思っております。一〇〇%漏えいしないかというのは、一〇〇%というのはなかなか難しいと思います。ただ、九九%漏えいしないと言えるように、モニタリングやその事前の地質調査、それをしっかりとやっていくべきだと思います。
その漏えいしたら、じゃ、どうするかというところは、確かになかなか難しいところあるんですけれども、一気に漏えい、どばっと一気にCO2が出てくることはないだろうと。それであれば、例えば鹿児島とかの火山地域とかでも、まあ鹿児島だけじゃないんですけれども、CO2が漏えいしておりますので、そういうところ、ナチュラルアナログとか我々は呼ぶんですけれども、そういうところへどういう影響があるかとか、そういうのも調べるというのは重要だと思います。
取りあえず、以上になります。
|
||||
| 辻健 |
役割 :参考人
|
参議院 | 2024-05-07 | 経済産業委員会 |
|
○参考人(辻健君) ありがとうございます。
説明が難しくて失礼しました。
この地震のメカニズムの話からまず話させていただきますけれども、これ、我々も、高校生とか中学生にも同じような資料を使って、今日は時間が短いので余り詳細に説明できなかったんですけれども、そういうゆっくり時間を掛ければ、私は理解いただけると思っています。
それと、地震というのも地下の中で起こって、昔は神様の仕業じゃないかとか、そういう形になっていましたけど、今はもうメカニズムとかも大分分かってきているわけです。そういうメカニズムとかを国民に知ってもらう努力というのも必要だと思います。そうすれば、人間ってやっぱり怖いものが、怖いというのはやっぱり知らないことが多いと怖いと思いますので、やっぱりその知識を付けるところから、そういう努力が必要だと思います。
それと、地震はどこでも今、日本では発生してしまいますので
全文表示
|
||||
| 辻健 |
役割 :参考人
|
参議院 | 2024-05-07 | 経済産業委員会 |
|
○参考人(辻健君) 御質問ありがとうございます。
国際的なモニタリングスキームがあるかどうかというのは、今まさにつくられようとしているところだと私は認識しております。国ごとにはある程度でき上がってきつつもありますが、ただ、モニタリングコストとか新規の技術ができますから、それがアップデートされていくような状況にあります。
日本ではこのモニタリングをどうするかというのは、海外のモニタリングスキームを参考にしながら決めていっているという、そういうフェーズにあると私は理解しています。
以上になります。
|
||||
| 辻健 |
役割 :参考人
|
参議院 | 2024-05-07 | 経済産業委員会 |
|
○参考人(辻健君) ありがとうございます。
パイプラインの事故とか地上の設備については、私は、頑張ればという言い方は何かあれですけど、センシングとか、センサーをそのパイプラインにはわせてその状況を調べるとかですね、そういうことをすれば防げるんじゃないかなとは思っています。
これ、私、専門は地下の方ですけど、どちらかというとやっぱり地下を調べる、先ほど明日香参考人の話もありましたけれども、それぞれサイトごとに異なったのをいかに評価するか、そこがやっぱり難しさになって、危険という意味ではそちらになるんじゃないかなと私は思っています。もちろん、パイプラインもしっかりと管理は必要ですけれども、そこは日本の技術で守っていくところじゃないかなと思っています。
|
||||
| 辻健 |
役割 :参考人
|
参議院 | 2024-05-07 | 経済産業委員会 |
|
○参考人(辻健君) ありがとうございます。
ちょっとコストの具体的な額というのはなかなかここでお伝えするのは難しいですけれども、やはりビジネス的な要素が必要だと思っていまして、単に国の予算に頼るようなスキームができてしまうとなかなか進まないですし、失敗してしまう可能性もあると思います。
ですから、そのちょうどいい額、ただ、ちょっとそこで難しいのは、貯留する場所によってちょっと額が変わってくるので、そこをどう評価するかが難しいんですけれども、その適切な額を設定するというのは必要だと思います。それでビジネス的にやっていく。それで最終的にはカーボンプライシングなどを導入することによってCCSをやっていくわけですよね。そういう形じゃないと、やはりCCSは普及していかないんじゃないかなとは思います。
ですから、その額を決めるのもなかなか難しいんですけれども、それをサイトごとに決めるのであ
全文表示
|
||||
| 辻健 |
役割 :参考人
|
参議院 | 2024-05-07 | 経済産業委員会 |
|
○参考人(辻健君) 済みません、最後の御質問の規模というのはコストということでしょうか、規模というのは。済みません。
|
||||
| 辻健 |
役割 :参考人
|
参議院 | 2024-05-07 | 経済産業委員会 |
|
○参考人(辻健君) 分かりました。ありがとうございます。
まず、先ほどの最後の容積的な話ですけれども、CCSへの要求されるCO2の削減量というのも大きいのは現実でして、これはもう日本の経済産業省が発表しておりますが、一・二億トンから二・四億トンかな、そのCO2を二〇五〇年までに削減したいと。それは、今の年間のCO2排出量が十億トンですから、かなりの量をCCSでやる。そうしないと、なかなかCO2が削減できないというのがあると思います。
そうなったときに、数百本の井戸が必要になってしまうわけです。それを日本国内でやるとすると、日本の周りには確かに井戸、掘削井がいっぱいできてしまうと。一方で、石油の掘削井というのはもっと数が多いですから、それは現実的じゃない本数でもあると私は思っています。
そうなったときに、やはり人材の育成とかというのは非常に大きな課題になってきて、本当にそれを達成
全文表示
|
||||
| 辻健 |
役割 :参考人
|
参議院 | 2024-05-07 | 経済産業委員会 |
|
○参考人(辻健君) ありがとうございます。
もう中島参考人のとおりかもしれませんが、今は先進的CCS事業、既に御説明あったとおり、一つのチェーン、グループになって、回収、運搬、貯留までをグループになってやっているんですけれども、私は、本当はそれぞれ、中島参考人からの説明もありましたとおり、それぞれの分野で個々にそういう会社ができていく方がビジネスという形ではやりやすいんじゃないかなとは思っています。
ただ、それ、一気にそこまで行くのはなかなか難しいですから、手を挙げる企業なんて難しいですから、まず初めは先進的CCS事業のようにグループになって、一体となって、多分恐らく問題も多く出てくると思います。問題といいますのは、ここが足らなかったとか、そういうのを一体となってまずやって、それがもう成功したら、僕は、個々の貯留会社、運搬会社、回収会社というふうに分かれて、それぞれビジネスとして強
全文表示
|
||||