山地憲治
山地憲治の発言18件(2023-05-25〜2023-05-25)を収録。主な登壇先は経済産業委員会。キーワードで検索・期間指定で絞り込めます。
最近のトピック:
原子力 (43)
エネルギー (29)
発電 (23)
対応 (20)
山地 (19)
役職: 公益財団法人地球環境産業技術研究機構理事長/東京大学名誉教授
役割: 参考人
会議別 出席回数/発言回数
| 会議名 | 出席回数 | 発言回数 |
|---|---|---|
| 経済産業委員会 | 1 | 18 |
発言一覧
| 発言者 | 肩書 | 院 | 日付 | 会議名 |
|---|---|---|---|---|
| 山地憲治 |
役割 :参考人
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参議院 | 2023-05-25 | 経済産業委員会 |
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○参考人(山地憲治君) どうお答えしていいのかとちょっと考えておりますけれども、まず、二〇三〇年に原子力比率を二〇から二二%にするということは、現在再稼働を待っている原子炉、かなりの部分、規制委員会の審査もパスしておるところがありますので、私はその再稼働で対応して可能だと考えていると、これが一つです。
だが、だけど、具体的に、個別的に、じゃ、柏崎刈羽は、規制委員会の審査のいわゆるメインのところは進んでいる、地元との調整も比較的うまくいっているんですけれども、テロ対策のところで非常に管理のまずいところがあった、それで今は再稼働できないでいる。この部分がどうなっていくか。これはやっぱり、当然、その電力会社の管理能力が問われているところで、そこを規制委員会がどう評価するかというところだと思います。
私は、そこに関しては、何項目かあって何項目クリアした、残りが幾つかというような報道がされて
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| 山地憲治 |
役割 :参考人
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参議院 | 2023-05-25 | 経済産業委員会 |
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○参考人(山地憲治君) SMRについては、コンセプトとしては昔からあったコンセプトです。で、現実に、しかし稼働しているのがあるかというと、まだない。まあアメリカで着手されているものがある。で、日本はどう関わっているか。カナダで提案しているSMRの、BWRの300だったと思いますけど、プロジェクトには日本企業も参加している。そういう意味では技術は持っていると思います。
ただし、まず必要なことは再稼働待ちの原子力発電所の稼働であって、SMRとかその次世代革新炉と言われるものはその次のものだというふうに考えます。
SMRは、安全性のことも言われますけれども、基本的にはいろんなものはほとんど各々工場生産して現地では組み立てていくというもので、安全審査上の効率がいいとか、そういうことが言われております。あるいは工期が短縮できるとか。
ただ、それは言われていることなので、きちんとした実例を
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| 山地憲治 |
役割 :参考人
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参議院 | 2023-05-25 | 経済産業委員会 |
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○参考人(山地憲治君) 二〇五〇年にはあり得ると考えています。
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| 山地憲治 |
役割 :参考人
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参議院 | 2023-05-25 | 経済産業委員会 |
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○参考人(山地憲治君) 先生が取り上げられた電力自由化の問題は、非常に難しい問題だと思っています、基本的には。
市場を通して効率的なビジネスを行うというのは理想なんですけれども、電力というのはやっぱり瞬時瞬時で需給バランスが取れなきゃいけない、設備が要る、長期投資が必要なわけですね。だから、固定費の回収という仕組みがないといけない。自由化の前は原価主義でしたから固定費回収はあったんだけど、今回の一連の自由化が始まるに先立ってJEPXというキロワットアワーの卸市場できたんですけど、これは、基本的には固定費というよりもマージナルコストの、限界費用の方なんですね。それでは固定費が回収できない。
今、容量市場、キロワットの市場とか、あるいはデルタキロワットの調整力の市場とか、で、容量市場は四年先の一年間だけしかマーケットないので、やっぱり長期のために、長期固定、長期脱炭素電源オークションと
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| 山地憲治 |
役割 :参考人
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参議院 | 2023-05-25 | 経済産業委員会 |
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○参考人(山地憲治君) 安全保障、エネルギー安全保障も含めてですけど、経済安全保障、非常に大事なんですけれど、単に経済効率性ということだけを言えば、世界から安いものを調達してくる、これが経済効率性はいいと思いますけど、そこにやっぱり安全保障問題が関わってくる、そういう構図だと思います。
今、太陽光もそうなんですけど、実はバッテリーとか、そういうところでも希少のミネラル、鉱物関係のところも、まあ中国に限らないんですけど、特定の国に偏在していて、いわゆるエネルギーの安全保障、例えばエネルギー源の太陽光は日本だからいいよね、バッテリーは日本でためるんだからいいよねじゃないんだけど、それを作るときの資源を外国に頼っている、しかも特定の外国に頼っているという場合には、当然やっぱり安全保障上の配慮が必要だ、それに対する対応を取っていく、皆さんかなりそういう意識が出てきていると思います。
最近、
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| 山地憲治 |
役割 :参考人
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参議院 | 2023-05-25 | 経済産業委員会 |
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○参考人(山地憲治君) ありがとうございます。
SMRについては今までも何回か御質問もございました。
おっしゃるように、私、そうですね、SMRに、学術会議の雑誌かな、SMRの中でも軽水炉に期待しているって書いた記憶がございます。
その前提として、SMR、スモール・モジュラー・リアクターって言われるものはいろんな種類があるんですね。軽水炉もありますけれども、実はナトリウム冷却炉というのもあるし、溶融塩炉というのもあるし、高温ガス炉というのもあるんですけど、私が軽水炉のSMRを勧めたのは、これも先ほどどなたかの先生からの質問に答えたように、舶用炉ですね、船の原子炉として、そのSMRのサイズ、出力サイズに近いものが、既に実は発電用の原子炉、今は四百基ぐらい動いていると思うんですけど、舶用の原子炉も、動いているというよりも、造ったものでいうと二百から三百ぐらい造っているわけです。そのサ
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| 山地憲治 |
役割 :参考人
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参議院 | 2023-05-25 | 経済産業委員会 |
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○参考人(山地憲治君) 原子力を使って水素を製造する、これも我が国を含めていろいろ技術開発が進んでいるところで、ただ、実は研究開発というのはチャレンジを狙うものですから、我が国の場合ですと高温ガス炉という高温の熱が出るものを使って、熱分解ですね、熱分解で水素を作るということをやっていたんですけど、当然、原子炉ですから発電できるわけで、電気を使って電気分解するということもできるわけで、水を電気分解して水素を作るんであれば原子力でなくてもいいんですけど、CO2を出さずに水素ができるという意味では再生可能エネルギーと原子力だと思うんですが、そこに原子炉を使うとしたら別にSMRである必要は特にないというふうに私は考えます。
むしろ、サイズですかね、需要規模とか置くところとかということで、余り大型のものよりというふうにお考えかもしれませんけど、発電してしまったら電気としての利用の一部として水を電
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| 山地憲治 |
役割 :参考人
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参議院 | 2023-05-25 | 経済産業委員会 |
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○参考人(山地憲治君) そういうことを書いた記憶が今よみがえってまいりましたけれども、日本でも、海底直流で連系しているところは北海道とか本州、それから四国と紀伊半島とか幾つかあるんですけど、要するに、もう海底で大電力を送ろうとすると直流じゃないと駄目。だけど、これ国内に限られている。長距離の海底直流送電というのはなかったんですが、今回、マスタープランの中に、北海道から本州へ、東京とかですね、非常に長距離の海底の直流送電を考えている。そうなると、朝鮮半島であるとか、あるいはサハリンであるとか、そういうところと連系できます。
日本のやっぱり電力システムの運用の難しいところは、孤立しているというところなんですよね。もちろん朝鮮半島の場合にはその間にもちょっと難しい国がありますけれども、電力は、先ほど岩船さんが言ったように、広域で連系していくと調整がよりやりやすくなる。しかも、直流で連系してい
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