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村田慎二郎

村田慎二郎の発言12件(2024-02-14〜2024-02-14)を収録。主な登壇先は外交・安全保障に関する調査会。キーワードで検索・期間指定で絞り込めます。

最近のトピック: 人道 (85) 活動 (65) 医師 (57) 国境 (53) 援助 (53)

役職: 国境なき医師団日本事務局長

役割: 参考人

会議別 出席回数/発言回数
会議名 出席回数 発言回数
外交・安全保障に関する調査会 1 12
発言一覧
発言者 肩書 日付 会議名
村田慎二郎
役割  :参考人
参議院 2024-02-14 外交・安全保障に関する調査会
○参考人(村田慎二郎君) 国境なき医師団日本の事務局長をしております村田慎二郎と申します。  本日は、参議院外交・安全保障に関する調査会にて、二十一世紀の戦争と平和と解決力、新国際秩序構築というテーマの下に、武力紛争などと人道主義の実践・再構築に向けた取組と課題という、関するこの調査において参考人としてお招きいただきまして、誠にありがとうございます。国境なき医師団を代表してお礼申し上げます。  国境なき医師団という組織は、一九七一年にフランスで医師とジャーナリストによって設立された人道援助団体です。設立に携わった医師たちは、一九六〇年代後半に、アフリカ・ナイジェリアでのビアフラ紛争の際に国際赤十字の救援活動に従事しておりまして、その際、現地でナイジェリアの政府軍による一般市民への暴力を目撃して強い憤りを覚えたことから、当時の赤十字のルールであった沈黙の原則、つまり、活動現地で起こったこ
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村田慎二郎
役割  :参考人
参議院 2024-02-14 外交・安全保障に関する調査会
○参考人(村田慎二郎君) 御質問ありがとうございます。  まず、日本が行っている開発協力の強みでありますけれども、これは、私自身、長年アフリカや中東などで人道援助活動をやっておりまして、やはりその日本のイメージというのは、一般の人たちからだけではなくて、その政府からの非常にイメージがいいなというふうに考えております。それは、その政府に何か人権上例えば問題があったとしても、欧米諸国のようにすぐに制裁をするわけではなくて、中立的な観点からのサポートを行っていると、行い続けているということから、そういったことが来ていると思います。  ですからこそ、その立場をうまく活用して、先ほどの人道援助に制限が出ているような場面ですと、日本だから言えることというのが本体はあるはずなんですね。外務省の皆様にも協力をしていただいている国や地域はありますけれども、まだまだそこがうまくいっていないところがあるのか
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村田慎二郎
役割  :参考人
参議院 2024-02-14 外交・安全保障に関する調査会
○参考人(村田慎二郎君) ありがとうございます。  人道援助というものには、紛争を止める力というのはありません。問題を解決できるのは政治だけです。  ガザにおきましては、国境なき医師団が日本政府に求めることというのは、即時かつ持続的な停戦、そのための、その停戦を推進するためのあらゆる影響力の行使をしていただくことです。それは、一時的な休戦ではなくて、持続的な停戦こそが更なる何千人もの民間人の殺害を食い止め、切実に必要とされている人道援助を届ける唯一の方法というふうに考えるからです。ですから、停戦を推進するためのあらゆる影響力を行使していただきたいというふうに考えております。
村田慎二郎
役割  :参考人
参議院 2024-02-14 外交・安全保障に関する調査会
○参考人(村田慎二郎君) 御質問ありがとうございます。  先ほど、国境なき医師団では毎年百名弱のスタッフが、人間が海外派遣スタッフとして派遣されているというふうに申し上げましたけれども、この百人というのは、国境なき医師団全体で見た場合、海外派遣スタッフで見た場合は一・五%ぐらいにしかすぎないんですね。  国境なき医師団という名前からしてお医者さんしかいないんじゃないかというふうに思われがちですけれども、実際は海外派遣スタッフの半分以上はいわゆる人、物、金を扱う人間が多数必要でして、私自身も国境なき医師団の前はコンピューター会社で営業をやっていたんですけれども、そのときに、転職をする際に、国境なき医師団でやりたいと思ったときには余り理解というのはありませんでした。日本の社会の中にこういった仕事、人道援助というものに対する理解とか支持というのがまだそれほど欧米諸国と比べるとまだないのかなと
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村田慎二郎
役割  :参考人
参議院 2024-02-14 外交・安全保障に関する調査会
○参考人(村田慎二郎君) 御質問ありがとうございます。  まず、国境なき医師団は、世界中の多くの人たちと同じように、あの十月七日のハマスによるイスラエルでの市民への攻撃に非常に心を痛め、衝撃を受けました。あのような攻撃は決して許されるべきではありません。ただ、四か月がたった今、イスラエルによるガザでの絶え間ない無差別攻撃のためにパレスチナの市民が受けているとてつもない恐怖というものを表現する言葉というのがなかなか見付からないというところが現状です。  医療への攻撃や国際人道法に関して言いますと、もちろん、どのような紛争下でも、全ての紛争当事者に対して我々は民間人の保護や医療の保護というものを訴えております。このガザに関して言いますと、ハマス、イスラエル双方に対して訴えているところでございます。  三つ目の御質問にありました、証言活動とその中立性をどう両立させるのかというような御質問だ
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村田慎二郎
役割  :参考人
参議院 2024-02-14 外交・安全保障に関する調査会
○参考人(村田慎二郎君) ありがとうございます。大変難しい御質問ありがとうございます。  国境なき医師団というのは医療・人道援助組織ですので、何か国連の安保理が機能しているかしていないか、そういったところに対する発言というのは公の場では余りしないことになっているんですけれども、当団体としては、例えば今のガザで起きていることですね、日本政府が非常に努力している中、なかなか現場での状況が全く良くならないというところに安保理の難しさというのが非常に出ているのではないかというふうに考えます。  例えば、またつい先日、ガザでいえばUNRWAへの資金提供がああいうことになりましたので一時停止と、各国が停止ということになりました。けれども、現場に現在もガザの中で医療・人道援助を提供している組織として言わせていただくならば、人道危機というのはもう本当に既に最悪のレベルに達しています。どのような追加の制
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村田慎二郎
役割  :参考人
参議院 2024-02-14 外交・安全保障に関する調査会
○参考人(村田慎二郎君) 御質問ありがとうございます。  そうですね、国境なき医師団としましては、やはりこのガザで起きていることというのは、もう前例がない非常に危機的な状況にあるというふうに考えております、主に三つの面からですね。  まず一つ目が、集団懲罰を一般の市民がされていると、完全に包囲をされていると。軍事作戦を開始した当初からガザの完全な包囲を強行して、人間が生きていく上で必要な水や食料、燃料、医薬品などの搬入が禁止されているだけではなくて、国際人道法で定められている人道援助団体のアクセスも制限されて、必要な援助が必要な人たちに届かないようにしていると。これはもう明確な国際人道法違反であるというふうに考えております。そして、医療への攻撃というものを非常に我々は懸念をしております。また、強制的に北部にいた人たちを南部に避難させたり、そういったものも国際人道法からは沿っていない行為
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村田慎二郎
役割  :参考人
参議院 2024-02-14 外交・安全保障に関する調査会
○参考人(村田慎二郎君) 全く同じですね、榛澤参考人と。  十年近く現場、アフリカや中東、主に紛争地で活動してまいりましたけれども、国境なき医師団というのはもちろん多国籍、多文化のチームではありますけれども、その現地の、例えばプロジェクトの責任者やあるいは活動国の責任者が日本人であるというときになった場合のその対話する相手ですね、様々なアクターがいますけれども、そういった人たちと対話する際に、こちらは国境なき医師団の説明をしようと、自分たちがなぜここにいて、何をしようとしているのかというのを説明しようというふうに考えて、事前に考えていくんですけれども、質問されることが、国境なき医師団のことよりも日本のことについて質問されることが非常に多いです。それは、やはり今までの先人の方たちの様々な努力、立ち居振る舞い、あちこち各国でのですね、そういったものが全て関係していて、非常にいいイメージを持た
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村田慎二郎
役割  :参考人
参議院 2024-02-14 外交・安全保障に関する調査会
○参考人(村田慎二郎君) 御質問ありがとうございます。  そうですね、国境なき医師団という組織は、世界で約三十、三十強ですね、事務局を持っております。日本はそのうちの一つで、それぞれが日本で行っているような資金を集めるためのファンドレイジング活動というものを各国でやっておりますが、日本はその中でも、アメリカが突出して高いんですけれども、その貢献度という意味では、日本は約五番目ぐらい、三十か国のうちの五番目ぐらいに付けております。これはちょっとユーロに変換するとかなり違ってきたりするんですけれども、時によっては、ただ、十年前と比べますと当団体に寄附をいただいている方の数であったり額というものがほぼ倍になっておりますので、国境なき医師団という組織、それから、民間からの寄附で活動しているということが徐々に知れ渡ってきているのかなと、日本の社会でもというふうに考えます。  寄附をされる方からす
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村田慎二郎
役割  :参考人
参議院 2024-02-14 外交・安全保障に関する調査会
○参考人(村田慎二郎君) 御質問ありがとうございます。  もう一度、質問の、御質問の後半部分、お願いできますでしょうか、ODAで日本がの辺りの。申し訳ありません。