山野目章夫
山野目章夫の発言9件(2026-05-20〜2026-05-20)を収録。主な登壇先は法務委員会。キーワードで検索・期間指定で絞り込めます。
最近のトピック:
後見 (29)
法律 (23)
任意 (19)
本人 (19)
社会 (19)
役職: 早稲田大学法学学術院教授
役割: 参考人
会議別 出席回数/発言回数
| 会議名 | 出席回数 | 発言回数 |
|---|---|---|
| 法務委員会 | 1 | 9 |
データ分析
このページに含まれる発言データを集計した独自の分析です(発言原文の再掲ではありません)。 集計の基準は データの取得・集計手法 をご覧ください。
対象期間: 2026年5月〜2026年5月
発言一覧
| 発言者 | 肩書 | 院 | 日付 | 会議名 |
|---|---|---|---|---|
| 山野目章夫 |
役職 :早稲田大学法学学術院教授
役割 :参考人
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衆議院 | 2026-05-20 | 法務委員会 |
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本日は、意見陳述の機会を与えていただき、誠にありがとうございます。早稲田大学の山野目と申します。
本日の議題であります内閣提出、民法等の一部を改正する法律案は、法制審議会における調査審議を経て、政府において法律案を作成し、御院に提出されたものと承知しております。その調査審議にいささか関わりました際などの経験、知見を踏まえ、この法律案に関する所見を申し述べます。
法制審議会は、法務大臣から受けた二つの諮問、すなわち、諮問第百二十五号及び諮問第百二十六号に基づき調査審議をいたしました。本日の法律案は、これらの諮問に係る調査審議の趣旨を踏まえるものでございます。諮問番号の順に従い、所見を申し述べます。
お手元にお届けしております表裏印刷の一枚物の資料をお取り上げくださるようにお願いいたします。表と記しておりますところからお話を差し上げます。
まず、諮問第百二十五号は、遺言制度の見
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| 山野目章夫 |
役職 :早稲田大学法学学術院教授
役割 :参考人
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衆議院 | 2026-05-20 | 法務委員会 |
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ただいま議員からおはぎのお話を頂戴したところでございます。
私が訪ねた福祉施設において眺めた光景におきましては、おばあちゃんがこしあんのおまんじゅうを食べたいというふうにおっしゃって、いつもこしあんじゃなくて粒あんなので悲しいわというふうにおっしゃっておられて、どうしてもうちの納入元ではこしあんは高くなるんですよというやり取りがありましたけれども、そのような折に、どうしてもお小遣いからこしあんを召し上がっていただくのには少しお金を多めに出さなければいけませんねとかというようなやり取りになっていきます。
そういうふうな光景は今後も続くだろうというふうには思いますけれども、大きく眺めたときに、理念の観点から申しますれば、一言で言えば、保護から尊厳へということでございましょうか。保護も尊厳ももちろん大事でございますけれども、これまでは、どちらかというと本人を保護する、保護するということの
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| 山野目章夫 |
役職 :早稲田大学法学学術院教授
役割 :参考人
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衆議院 | 2026-05-20 | 法務委員会 |
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終われる後見ということがキーワードになって、報道におきましても、今般、成年後見制度を象徴する言葉として時に耳にすることが多うございます。
反面、成年後見制度はこういう方向に変わっていくのではないかというようなことを私は申し述べる機会がいろいろ講演等でございます。お話を聞いてくださる方から時に反発が出ることがあります。福祉を担っておられる現場の皆さんからは、あなたはそういうふうにおっしゃるけれども、それは理念というか、理屈の上ではそうかもしれないけれども、現場で抱える様々な事案においては、終われるというふうに言うけれども、そんなに簡単に終われないような事案というのはたくさんあるんです、そういうことを分かってやっていますかというようなお叱りを受けることもございます。
そういうときに、私からは、それはごもっともなお話であるということを申し上げるとともに、よく話を聞いていただきたいとも望み
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| 山野目章夫 |
役職 :早稲田大学法学学術院教授
役割 :参考人
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衆議院 | 2026-05-20 | 法務委員会 |
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おおむね三つの場合でしょうか、身寄りのない人であって親族に適任者が見当たらない場合、それから、親族はいるけれども親族の間に深刻な感情又は利害の対立があるような事例、それから、加えて、かなり難度の高い法律事務が要求されるような事例、こういったものについて専門家の後見人が選ばれているのではないかというふうに考えますし、背景として、ただいま小澤参考人、根本参考人から指摘されたような実態があるのではないかというふうに思料しております。
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| 山野目章夫 |
役職 :早稲田大学法学学術院教授
役割 :参考人
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衆議院 | 2026-05-20 | 法務委員会 |
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冒頭の意見陳述で御紹介申し上げましたとおり、今般、任意後見につきましては、とりわけ監督をどういうふうにしつらえるかという部分につきまして、任意後見監督人の人選について、あらかじめ述べた意見を公正証書に記しておくとか、場合によっては、明らかに任意後見監督人が要らない場合についてそれを要しない扱いにするなどの改革を提案申し上げているところでございます。
その上で、仮にその方向で法律が改正されるということになった場合におきましても、現実には、やはり任意後見人になった方が、どう申し上げればよろしいんでしょうか、周りから支援なく、裸で任意後見の仕事に取り組まなければいけないというのは、任意後見本人にとっても心細うございますし、客観的な本人の尊厳、利益保護という観点から見ても課題が大きいんだろうと思います。
今般もしその法律改正が成就する暁には、今度は運用の中で、任意後見人を支援したり、場合に
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| 山野目章夫 |
役職 :早稲田大学法学学術院教授
役割 :参考人
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衆議院 | 2026-05-20 | 法務委員会 |
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例を一つ挙げますと、シングルマザーが自分の手元で小さな子供を育てている、しかし、若くして自分は不治の病に罹患して世を去らなければいけないかもしれない、自分が世を去った後、この子のケアは誰がしてくれるんだろうかということを考えた際に、未成年後見人にはこの人がなってほしいというようなことを遺言に記すことが、議員御存じのとおり、可能であります。
それから、我が子であるというふうに認める、認知をするとか、それから、一旦は相続人として認めないということを自分の子供なんかにして裁判所の手続を取ったような事例におきましても、しかし、遺言に、やはり許す、裁判所で手続を取ってくださいというようなことを記すということも可能でございます。
遺言といいますと、何か財産のことでしょうというふうなイメージが強いかもしれません。もちろん、財産のプランを示すということは重要でございますけれども、しかし、先ほど申し
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| 山野目章夫 |
役職 :早稲田大学法学学術院教授
役割 :参考人
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衆議院 | 2026-05-20 | 法務委員会 |
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時間が押しております。
議員からいただいたアイデアはグッドアイデアであるというふうに考えます。
ありがとうございます。
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| 山野目章夫 |
役職 :早稲田大学法学学術院教授
役割 :参考人
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衆議院 | 2026-05-20 | 法務委員会 |
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一つ強調して申し上げるといたしますと、国民各層において、よし、任意後見契約を使ってみようという気分になっていただくためには、法律改正が出発点ではありますけれども、加えて、様々な広報が必要ですし、申し上げるアイデアとして、モデル条項を、関係する専門家の団体が協力して、もちろん広く支持が得られるものである必要があるんですけれども、それを作っていって広く呼びかけたらどうかというふうに考えます。
何でも大事なことを法律の条文に書けばいいというものではありませんし、法制的にも条文に書くことには限界がございます。しかし、モデル条項であればもう少し自由度が高まって、こういう条項で公正証書を作るといいんですよというようなことも呼びかけが可能になるのではないかと考えております。
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| 山野目章夫 |
役職 :早稲田大学法学学術院教授
役割 :参考人
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衆議院 | 2026-05-20 | 法務委員会 |
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法制審議会における調査審議が進んでいる過程で、既に社会保障審議会の方で検討がされた社会福祉法の改正と密接な連携、調整をして検討を進めてきたところでございます。
両方の審議会の成果物を政府が閣議決定した日は同じ日でございます。それで、同じ日、同じタイミングで衆議院に提出され、先ほど申し上げましたように、今日までのところ、法務委員会と厚生労働委員会におかれて、ありがたいことに、ほぼ同じ歩調で、遅れなく、ハーモニーを保ってここまで進んできております。まさに民事法制の改革と地域社会福祉の改革は車の両輪であって、一体でなければならない、どちらかがつまずけば全体が壊れるということを政府として強く意識して進めてきたあかしではないかというふうに考えます。
しかしながら、事柄の性質上、法律の条文を丁寧に美しく整えたということだけで地域社会福祉がうまくいくはずはございません。これから法律案の採択をいた
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