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八代尚宏

八代尚宏の発言13件(2023-03-09〜2023-03-09)を収録。主な登壇先は予算委員会公聴会。キーワードで検索・期間指定で絞り込めます。

最近のトピック: 企業 (61) 労働 (54) 賃金 (45) 日本 (43) 高齢 (32)

役職: 昭和女子大学特命教授

役割: 公述人

会議別 出席回数/発言回数
会議名 出席回数 発言回数
予算委員会公聴会 1 13
発言一覧
発言者 肩書 日付 会議名
八代尚宏
役割  :公述人
参議院 2023-03-09 予算委員会公聴会
○公述人(八代尚宏君) 御質問ありがとうございました。  今の社会保障のために消費税を使うというのは、建前はそうなんですが、必ずしも一対一の関係にはないわけですね。私が申し上げましたのは、これは私個人の意見というより、かつて福田内閣のときに社会保障国民会議というのがあって、そこの答申の中に、今の基礎年金、まあ国民年金と同じですけれども、これをやめて、代わりに目的消費税を導入すると、基礎年金目的消費税、それは三・五%だという試算までできているわけですね。これは増税ではないわけです。なぜならば、これまで真面目にきちっと基礎年金の保険料を払っていた人にとっては損得なし。  ただ、今の国民年金というのは、厚労省は六割納付されていると言っていますが、これは私はかなり問題であって、免除者をどんどん増やす形で納付率を上げているわけで、実際の納付率というのは四割をコンスタントに維持しているわけですね。
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八代尚宏
役割  :公述人
参議院 2023-03-09 予算委員会公聴会
○公述人(八代尚宏君) 御質問ありがとうございました。  雇用の流動性というのはいろんな意味があるわけですけれども、少なくとも私は、労働者が一旦会社に入った後も自由に別の会社に移れるようにするということが大事ではないかと思います。これは、例えば東京とカリフォルニアのロサンゼルスかどこかの労働者の意識調査を比較した研究があるわけですが、アメリカの労働者の方が幸福度が高い、現状の職場に満足度の高い人の方がはるかに多いという結果が出ていると。これはなぜなのかというと、アメリカの労働者の場合は今の職場に不満があれば自由に移れるわけなんですが、日本の会社では、移ることはもちろんできるんですが、移ると結果的に年功賃金の下で損をしてしまうという形で、今の会社に閉じ込められてしまっているという状況があるんじゃないかと。  ですから、年功賃金というのは、一見すると労働者にとってメリットがある仕組みなわけ
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八代尚宏
役割  :公述人
参議院 2023-03-09 予算委員会公聴会
○公述人(八代尚宏君) 今は労働組合法というのがちゃんとありまして、組合活動は保護されているわけですね。ただ、問題は、日本の労働組合というのが欧米の職種別と違って企業別の組合なわけでして、これはいい面も悪い面もあるわけですよね。  いい面というのは、会社との利益の協調ということで、欧米のようにやたらにストライキはせずに、会社、企業が成長してその利益を賃金に分配するという形でウイン・ウインの関係にあるという点は非常にいいわけですが、一方で、これはインサイダー、アウトサイダーの議論ということで、会社の中で正社員として守られる労働者と守られない非正社員との格差というのはどうしても拡大してしまう。  ですから、この中のその折り合いをどう付けるかということで、これは労働組合の、まあ何か法的なものをいじるというよりは、一部の先進的な労働組合がやっているような企業内の最低賃金、つまり政府が決めた最低
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