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平田仁子

平田仁子の発言7件(2024-02-21〜2024-02-21)を収録。主な登壇先は資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会。キーワードで検索・期間指定で絞り込めます。

最近のトピック: エネルギー (43) 日本 (41) 可能 (30) 再生 (29) 水素 (24)

役職: 一般社団法人Climate Integrate代表理事

役割: 参考人

会議別 出席回数/発言回数
会議名 出席回数 発言回数
資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会 1 7
発言一覧
発言者 肩書 日付 会議名
平田仁子
役割  :参考人
参議院 2024-02-21 資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会
○参考人(平田仁子君) クライメート・インテグレートの平田仁子と申します。  この度は大変貴重な機会をいただき、ありがとうございます。  私もお手元の資料で御説明させていただきます。  私自身が気候変動問題に関わり始めて二十五年以上たつんですけれども、多くの時間は、環境団体、気候ネットワークというところで、いかにこの気候変動への取組を進めていけるのかということを考えてまいりました。そんな中で、これは経済の問題でもあり科学の問題でもあり、技術、貿易、そして企業活動、雇用、私たちの生活や健康の問題でありと非常に幅広い問題であって、まさにこれは政治の課題だなということを常々考えておりました。そのために一度学問の世界に戻りまして、それでまとめた本がこの「気候変動と政治」という本でありまして、まさに、ですから、今日はこのような調査会でこのテーマについてお話しできること、本当に光栄に思っておりま
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平田仁子
役割  :参考人
参議院 2024-02-21 資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会
○参考人(平田仁子君) 御質問ありがとうございます。  おっしゃるとおりで、中国がその生産、そして実際にその利用も含めて急速に再生可能エネルギーが進み、また世界のサプライチェーンを占有するような状況になっております。  一方で、この問題は日本だけの問題ではなくて、再生可能エネルギーを進める多くの、全ての国々にとっての安全保障問題でありますので、既に様々な努力が始められているというふうに理解しております。  一つは、二〇三〇年ぐらいになったら、これからはリサイクルに入ってくる時代になっていますので、そのリサイクルを使うということ。そして、国産のエネルギーを使うこと。それから、クリティカルミネラルという重要鉱物も再生可能エネルギーには必要になってきますけれども、これもやはり独占しているような状況もありますが、これはむしろ、エネルギー消費を大きく減らしていくというような省エネをすること。日
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平田仁子
役割  :参考人
参議院 2024-02-21 資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会
○参考人(平田仁子君) 大事な御質問ありがとうございます。  まず、国内においては、国民一人一人に語りかけて、一人一人の個人の努力に訴えかけるというのは大変難しいのが現実だと思います、様々な価値観があって。ですから、明確な脱炭素に向かうんだよというシグナルがあり、それを価格に落としていく。まさにカーボンプライシングで、環境に悪いことをするとコストが掛かり、安いことをするとよりいいんだという、やっぱりその経済的な仕組みで誘導していくということが重要だと思います。  GX推進法の下でカーボンプライシングの仕組みが導入されることが決まりまして、ちょっとスケジュール感としては緊急性に対して緩やか過ぎると思っておりますし、どのような価格シグナルを与えることができるのかというのはまさにこれからの検討だと思いますけれども、二酸化炭素一トン当たり一万円とか、そんなレベルで導入している国もありながら、日
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平田仁子
役割  :参考人
参議院 2024-02-21 資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会
○参考人(平田仁子君) ありがとうございます。  東南アジアの国々の方とも連携して取り組んでいることが多いんですけれども、東南アジアの諸国の方々というのは非常に日本政府や日本の企業に対する信頼が厚くて、むしろヨーロッパやアメリカよりも日本とパートナーシップを組むことに対する期待と信頼があるんだなということを常に感じます。ですから、日本が、アジアという中での、アジアの先進国として、特に排出の多いアジアの国々と連携するというのは非常に重要な国際的な日本の役割だと思っています。  一方で、同時にですけれども、今日話を申し上げました技術、どんな技術を、それからどんな支援を途上国の国々に、それぞれの国の特性を踏まえてしていくのかということについては、水素の作り方、それからその使い方、使い道についても、やはり今、今日私が申し上げたことと同じようなことが途上国の国々にも当てはまると思っております。
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平田仁子
役割  :参考人
参議院 2024-02-21 資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会
○参考人(平田仁子君) 今日触れることができなかった原子力発電について、御質問ありがとうございます。  二〇一一年の福島の原子力発電所の事故が起こった後に、「原発も温暖化もない未来を創る」という本を仲間で作らせていただいたことがございます。あの福島の事故以来のエネルギーに対しての大きな私たちへの、社会への影響、それから、エネルギーだけでなくて、福島の人々、そして日本の人たちに対する大きなこの原子力のリスクに対する認識を深めたということは、時間がたっても薄れるものではないというふうに思っております。  これから脱炭素を進める上では、環境団体、気候変動に取り組む環境団体は明確に、このCO2だけの問題ではない、環境負荷、リスクのある原子力は選ばないという立場を共通して取ってきているところであります。もちろん、運転しているさなかでCO2を出しませんので、これはCO2排出にいいというような議論は
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平田仁子
役割  :参考人
参議院 2024-02-21 資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会
○参考人(平田仁子君) ありがとうございます。  環境破壊型の再生可能エネルギーを進めていくと本末転倒になります。地域には、期待もあれば不安もあるというところでございます。  ですので、まず一点目は、地域としっかりとあらかじめ再生可能エネルギーを導入するときに協議をする、情報公開をする、そして地域が納得するというプロセスが一つです。  そして二つ目に、大企業が東京からやってきて利益だけ持っていくということへの批判も疑念もありますので、地域にしっかりと利益を還元する、地域が主体的に参加できる仕組みにするということ。  そして三点目は、地域に、そこで産業を興していくということ、人材をしっかり育成して、地域のこれから過疎化していったり産業がこれから廃れていくことへの不安に対して人材育成と雇用も生んでいくという、その三点で地域に共生した再生可能エネルギーを進めていく後押しが必要だと思います
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平田仁子
役割  :参考人
参議院 2024-02-21 資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会
○参考人(平田仁子君) ありがとうございます。  私も、まずはやはりプライシング、価格メカニズムを効かせるということがすごく重要だと思います。  最近、電力の小売会社の中では、昼間、太陽光がたくさん電気を発電しているときに価格がぐっと下がってくるのをスマホで見えるようにして、そうすると昼間どんどん、ここで給湯器使おうとか、ここで食洗機使おうとかですね、安いということを見える化すること、あるいは高いということを見える化することによって人々の消費行動は大きく変えられる。そして、それがその再生可能エネルギーの変動のようなことを吸収することもできる大きなポテンシャルが、ディマンドサイドのポテンシャルがあると思います。  また二つ目は、これまで気候変動の問題はやっぱり我慢を強い過ぎたなと。一人一人、エアコン消そう、エアコン調整しよう、電気を消そうと、一人一人が善意で面倒くさいことを、少し不便な
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