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齋藤智也

齋藤智也の発言17件(2023-04-13〜2023-04-13)を収録。主な登壇先は内閣委員会。キーワードで検索・期間指定で絞り込めます。

最近のトピック: 感染 (45) 危機 (32) 対応 (26) 管理 (25) 非常 (25)

役職: 国立感染症研究所感染症危機管理研究センター長

役割: 参考人

会議別 出席回数/発言回数
会議名 出席回数 発言回数
内閣委員会 1 17
発言一覧
発言者 肩書 日付 会議名
齋藤智也
役割  :参考人
参議院 2023-04-13 内閣委員会
○参考人(齋藤智也君) 御質問ありがとうございます。  まさに、これまで、一つの専門性を極めるというところがいわゆる科学的な部分、分野では評価をされてくる、それがいわゆるその論文を何本、いい論文を何本書いたかとか、そういう指標で、特に研究という部分を評価していくというところがこれまでの主流であったわけですが、この感染症危機管理というのはかなり実務志向な分野だと思っております。そういった科学的基準、科学的、技術的知見というのに根差して、その地域の中で、あるいは国でもいいんですけれども、その専門家の間をつないで、実際その行政対応とか感染症対応につなげていくような、その中間的な役割になるわけなんですけれども、そこはなかなか、じゃ、研究をやっているかというと研究という部分ではなく、じゃ、論文が書けるかというと、なかなか論文を書くような仕事でもないというところがございます。  そういう人たち、例
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齋藤智也
役割  :参考人
参議院 2023-04-13 内閣委員会
○参考人(齋藤智也君) なかなかこの次のシナリオというのを明確にするのは難しいところはあるんですけれども、喫緊にすぐ、割と直近にあり得るリスク、想定されるリスクというのと中長期的に考えておかなければいけないリスクと二つ方向性としてはあるだろうと思っております。  例えば、今であれば、このコロナの話であれば、全く違うタイプの変異株が出てきてしまう。今オミクロンというのが、昔出てきましたけれども、出てきて今はやっておりますけれども、ここから公衆衛生対応を大きく変えないと対応できないというような変異を持ったものが出てくるというリスクは考えておかなければいけないところですし、例えば鳥インフルエンザというものが今はやって、鳥の中で、あるいは動物の中ではやっていて、非常に、H5N1というタイプ、これ非常に多く、世界中の動物や鳥の間で出ています。これがまだヒト・ヒト感染するというわけではないですが、そ
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齋藤智也
役割  :参考人
参議院 2023-04-13 内閣委員会
○参考人(齋藤智也君) 御意見、御質問どうもありがとうございます。  おっしゃるとおりで、非常に、役所といいますか、行政の中で専門人材を育てていく、あるいは専門のキャリアトラックをつくっていくというのは非常に難渋しております。例えば、感染研でそういう感染症の専門家をトレーニングを受けたとしても、自治体に帰ってしまうと感染症以外の仕事に回らざるを得ないとか、そういうことは往々にしてございます。その中で、やはり専門性というところは、もっと違う、行政の中ではない、ちょっと外側に育てていくような場、ところが必要なのかなと思っております。  そこで、じゃ、今度のその新しくできる機構というところにというのは、まあそれは一つのやり方ではあるんですけれども、その行政を動かすというところはやはり非常に簡単ではない部分がありまして、そこはもちろんそういう権限が与えられなければいけませんし、その判断のプロセ
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齋藤智也
役割  :参考人
参議院 2023-04-13 内閣委員会
○参考人(齋藤智也君) 御質問ありがとうございます。  やはりウイルスの性状が大きく変わって、その感染性というのが、感染伝播しやすさというのが高まっている状況の中で、更にウイルスが変異を繰り返して、そのせっかくできた免疫を逃避してしまうという性質もある。  一方で、人々の行動というものも以前と違う。以前よりは大分、だんだん対策のレベルにも人によって違いが出てくる、そして接触の機会も増えていくという中で、やはり感染者というのはそこで増えてくることになるし、一方で、そのリスクというのは大分、ワクチンの普及によってその死亡、重症に至るリスクは減ったわけですけれども、まだ重症化リスクの高い方がいらっしゃる。そうすると、感染者が増えればそういう方まで感染、重症化リスクの高い人にまで感染が届いてしまって、そこで亡くなる方なども一定数出てきてしまう、そういうメカニズムはあったのかなというふうに思いま
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齋藤智也
役割  :参考人
参議院 2023-04-13 内閣委員会
○参考人(齋藤智也君) 御質問ありがとうございます。  先ほども少し触れましたけれども、これまで、パンデミック対策というときに、過去に起こったシナリオをなぞらえて、それに類似するシナリオを繰り返し繰り返し演習をするというようなことが実態でした。過去に学ぶことは非常に多くて、先ほどもちょっと触れましたが、みんな過去の事例の本をよく読むようにという話をしましたけれども、ただ、やっぱりそこで終わってはいけなくて、じゃ、次にどういうことが起こり得るかというのをかなり幅広く設定を考えていく必要があると思っています。いかに、結局いろいろ備えては、過去の事例を基にして備えは固めていくんですけれども、未来志向の危機管理というのは、その備えたものを使って応用問題をどう解いていくかというところを考えることだというふうに思っています。そこにより重点を置くことが大事だと思います。
齋藤智也
役割  :参考人
参議院 2023-04-13 内閣委員会
○参考人(齋藤智也君) 御質問ありがとうございます。  特に緊急時に新たに開発されたワクチンを展開するときに、やはり治験という形で安全性とか有効性の確認というのは行っていくわけですけれども、一方で、一般市民に広く接種をたくさんやっていくと、その中で一定数亡くなる方というのが出てくることはございます。それは、ワクチンの原因であるという可能性もありますし、それとは全く関係なく、たまたまワクチン接種後にほかの原因で亡くなるということがあった方もいらっしゃると思います。なかなかこれを見極めることというのは難しいんですけれども、常に、そういったワクチンの接種をする際には、そういった安全性に関する情報の報告もセットでしっかりとモニタリングをしながら進めていくと、そういう仕組みを持っておくことが大事だと思います。
齋藤智也
役割  :参考人
参議院 2023-04-13 内閣委員会
○参考人(齋藤智也君) ありがとうございます。  これまでも、その緊急時のワクチン接種についてはいろいろと新型インフルエンザのときとかにもございまして、そのたびにいろいろとその補償制度などを検討されてきた歴史があるかと思います。そこは、やはり安心して早期に医薬品、ワクチンを展開する上で必要な要素だとは私も考えております。