草場鉄周
草場鉄周の発言30件(2023-03-17〜2023-04-04)を収録。主な登壇先は厚生労働委員会, 内閣委員会。キーワードで検索・期間指定で絞り込めます。
最近のトピック:
医療 (122)
かかりつけ (77)
非常 (68)
診療 (54)
機関 (51)
役職: 一般社団法人日本プライマリ・ケア連合学会理事長/医療法人北海道家庭医療学センター理事長
役割: 参考人
発言一覧
| 発言者 | 肩書 | 院 | 日付 | 会議名 |
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| 草場鉄周 |
役割 :参考人
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衆議院 | 2023-04-04 | 厚生労働委員会 |
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○草場参考人 おはようございます。日本プライマリ・ケア連合学会の草場でございます。
本日は、こうした貴重な機会をいただき、心より感謝しております。
それでは、資料に沿ってお話をさせていただきたいと思いますので、お手元によろしくお願いいたします。
まず、私自身は、北海道の地域医療に二十四年間従事してきた一人の家庭医であり、十六年間、家庭医療を提供する医療法人、診療所グループの経営に携わってまいりました。また、コロナ禍では、北海道や市町村と協力しながら、有症状者に対する発熱外来、自宅、施設への往診、あるいは感染防御支援、またワクチン接種をグループ診療で一貫して提供してまいりました。
また、学会の立場としましては、プライマリーケア医療に従事する医療者が自己研さんあるいは学術発信を目的として参加する団体の理事長として、二〇一九年より、全国のプライマリーケア従事者の状況というものを幅
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| 草場鉄周 |
役割 :参考人
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衆議院 | 2023-04-04 | 厚生労働委員会 |
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○草場参考人 ありがとうございます。
おっしゃるとおり、介護事業所に対する感染時の危機対応ということに関しては、本当に、当初かなり難渋したという意識がございます。私、地元札幌でも、茨戸アカシアハイツというところで、本当に初期にたくさんの高齢者が亡くなったということで、じくじたる思いがございました。
介護事業所の中にも、しっかり感染対応をしていく施設というものをどんどん増やしていかれ、認定していく、そういった仕組みを増やすのは大事ですし、あと、ちょっと強調したいのは、やはり、そこに行くドクターが誰なのか、その配置がある場合にはまだいいんですけれども、配置がないような施設もたくさんございますので、そういったときに、結局、医者が来ないと、介護員の方というのは非常に難渋する。
ですから、先ほどのかかりつけ医の話ともちょっとつながりますが、施設とかかりつけ医の関係性ということもちゃんと連
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| 草場鉄周 |
役割 :参考人
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衆議院 | 2023-04-04 | 厚生労働委員会 |
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○草場参考人 私どもの立場としては、出産に関しては、とにかく経済的な不安がない状態で、安心して臨んでいただくようなシステムをつくるということを心から期待したいということで、今の議論の方向性で更に拡充をお願いしたいというふうに思います。
以上です。
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| 草場鉄周 |
役割 :参考人
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衆議院 | 2023-04-04 | 厚生労働委員会 |
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○草場参考人 御質問、非常に興味深い質問で、ありがとうございます。
私自身は、第一歩であるという意味で、十点というふうに点をつけたいなというふうに思っています。
ただ、先ほどおっしゃったように、本当にコロナ禍の中で機能するかというと、かなり問題点があると思いますし、実際に、健康な方には選べない、非常に元気な方はかかりつけ医を持てないという状況に、ある意味誤解を与えかねないような方向性もちょっとある。この二点においてやはりまだまだ改善すべき点が大きいということで、そういう意味では十点という点数としたいと思います。
以上です。
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| 草場鉄周 |
役割 :参考人
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衆議院 | 2023-04-04 | 厚生労働委員会 |
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○草場参考人 私は、先ほど十点という点数をつけましたけれども、八十点以上というのは、一つは、やはり、先ほど提示させていただいたかかりつけ総合医制度というやり方、そこに集約されるというふうに考えています。
具体的には先ほど申し上げたとおりでございますけれども、医療機関側がきちんとある程度第三者認定を受けて、患者さんは手挙げをする。医療機関も、別に強制ではないし割当てではないけれども、両方手を挙げて、合意したところが登録をしていく。そして、何かあったときにはいつでも相談はできます。ただ、先ほどからちょっと議論がありますけれども、もちろん、医療機関によってはすぐ対応ができないケースもあると思います。そのときには、責任を持って他の医療機関を紹介するとか、こういった方法であなたの健康を守ったらいいというアドバイスをするとか、そういったことも含めて、全てのリスクを背負うわけではなくて、きちんとまず
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| 草場鉄周 |
役割 :参考人
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衆議院 | 2023-04-04 | 厚生労働委員会 |
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○草場参考人 御質問ありがとうございます。
医師の働き方改革の影響は、来年の四月から施行されるわけでありますけれども、本当に多岐にわたる状況だと思っています。特に病院への影響が大きい。病院でやはり残業ということが規制されていきますので、今、かなりの残業をしながら、外来も朝から昼の三時ぐらいまでやった後、慌てて入院に行って、また夜に検査の結果をチェックするみたいな、夜九時、十時に帰るドクターというのは病院にはたくさんいらっしゃる状況です。
ただ、そういったことができないとなると、外来診療をある程度縮小せざるを得ない。そのときに、その患者さんが、もううちでは診れないから、おたく、かかりつけ医を見つけて行ってくださいという状況になると思うんですね。そのときに、じゃ、どこに紹介すればいいのか、病院の先生から見ると、非常に悩むと思います。今まで診てきたものを診れるかかりつけ医というのはどこに
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| 草場鉄周 |
役割 :参考人
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衆議院 | 2023-04-04 | 厚生労働委員会 |
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○草場参考人 御質問ありがとうございます。
私自身は、やはり、かかりつけ医とかかりつけ医機能の在り方というものが混在していることは、非常に大きな問題だと思っています。
かかりつけ医というのは、そもそも、本当に、釜萢委員がおっしゃっているとおり、国民が、かかりつけ医であると言うものであると。ですので、本来、一九八〇年代に議論をされていた家庭医とか、つまり、医師側から医療提供体制を明確に示すものと全く違うんですね。ですから、そこが非常に混同して、かかりつけ医という曖昧なものになってしまった。政府もそのまま、かかりつけ医を受診しましょうという形になったので、今回のような事態が生じた。
実際に、かかりつけ医機能を発揮するということをパンデミックだけで考えるのか、あるいは平時も含めて考えるのかという点に関しては、非常に重要な論点だと私は思っています。これをパンデミックだけというふうに考え
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| 草場鉄周 |
役割 :参考人
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衆議院 | 2023-04-04 | 厚生労働委員会 |
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○草場参考人 私も、共存可能だと思っています。
フリーアクセスの意味が、国民が望めば大学病院にも直接行けるし、大きい病院にも直接、専門的にかかれるような意味でのフリーアクセスであれば違う。やはり、必要なときに適切な医療を受けるという意味でのフリーアクセスだと思っていますので、そういう意味では、むしろ、かかりつけ医の制度化というのはその促進になる。
つまり、実際に総合病院にかかるときに、どこの科にかかればいいか分からないという状況の中で、まず相談をする。そうしたら、私の方で診れますよというケースもあるかもしれないし、そうでなくて、ああ、これはもう循環器内科の専門的な検査をまず受けた方がいいという相談もできる。ですので、むしろ、今あるべきフリーアクセスの方向性をかかりつけ医の制度化というのは促進するというふうに、私は、むしろポジティブに考えている立場です。
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| 草場鉄周 |
役割 :参考人
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衆議院 | 2023-04-04 | 厚生労働委員会 |
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○草場参考人 私もちょっと一つ事例を挙げたいと思うんですが、私、北海道の、私が診療しているのは室蘭という地方都市で、診療をずっと二十年以上やっています。
そういった中で、認知症患者が徘徊をして行方不明になるということが、一時期非常に大きな問題になりました。
そういったときには、我々、認知症の患者さんを診ている医師だけじゃなくて、実際、地域の中でそういった方の生活に身近にいる民生委員の方とか、あるいは町内会の会長さん、もちろん室蘭市役所の役場の方、あるいは保健師の方、そして、グループホームという場所がありますけれども、グループホームの中で認知症の方を一生懸命見ておられる事業者の方、そういった方とチームをつくって、とにかく認知症の方の徘徊、行方不明というのを、とにかくどうやって減らすかということを、一緒にこの室蘭市全体で取り組もうということを、大分ちょっと前になりますけれども、十年ぐら
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| 草場鉄周 |
役割 :参考人
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衆議院 | 2023-04-04 | 厚生労働委員会 |
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○草場参考人 在宅医療の普及は大変重要な課題だと思います。私、北海道の中で在宅医療普及の仕事を一緒にさせていただいています。そんな中で感じるのは、在宅医療も大きく二つに分かれるということです。
一つは、従来診ていた患者さんが年を取って、足が弱ってきて受診ができない。ですので、往診に行く、訪問診療に行くというパターン。これは比較的多くの先生が取り組まれているので、それはそれでいいかなと思っています。
今足りないのは、どちらかというとターミナルケア。がんを持ちながら、でも最後は自宅で過ごしたい。病院の中で孤独に死んでいくのは嫌だ。なるべく見慣れた場所で、家族に囲まれながら最後を過ごしたい。あるいは、難病の方。ALSとか、パーキンソンとか、いろいろなものがございますけれども、そういう難病を持ちながらでも、施設に入るのではなくて自宅で過ごしたい方。そういった方への訪問診療というのに携わるド
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