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公益社団法人千島歯舞諸島居住者連盟理事長

公益社団法人千島歯舞諸島居住者連盟理事長に関連する発言39件(2023-05-19〜2025-06-13)。登壇議員2人。関連する会議録を横断的に参照できます。

最近のトピック: たち (125) 運動 (59) 島民 (58) ロシア (56) 返還 (51)
発言一覧
発言者 肩書 日付 会議名
脇紀美夫
役割  :参考人
参議院 2023-05-19 政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会
○参考人(脇紀美夫君) 御質問ありがとうございます。  本当に、後継者というか、今、我々元島民は八十七歳を超えて、限りなく少なくなってきているという状況の中で、実は今、今月の末に当連盟の総会もあるんですが、その中で役員改選もございまして、今現在の役員二十四名、理事というのが二十四名いるんですが、今回改選になって二十二名になりますけれども、その中で元島民の理事、役員というのは三名しかおりません。あとは二世、三世です、役員になっていただけるのは。それだけ限りなく、もう元島民は体力的にも気力的にも限界に達しているという状況の中にあります。したがって、勢い今後については、そういう二世、三世に委ねていかざるを得ないという状況になっているということでございます。  したがって、この後継者対策ということは非常に悩ましい話で、非常に、これだという妙案がございません。したがって、これについても一つ、先ほ
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脇紀美夫
役割  :参考人
参議院 2023-05-19 政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会
○参考人(脇紀美夫君) 大変口幅ったい話ですけれども、この啓発活動、啓発運動、国民世論という部分については、現在いろいろマスメディアを通じて国としてもいろいろ広報的にやっていただいておりますけれども、もっともっと、今のこの情報化の中にあって、国として予算を拡大してもらって、国民に、世論に訴えていくということをやってほしいなというふうに思っています。  やっていないとは言いませんけど、もっともっとやってほしいと。それが全国民に、北から南まで浸透することになるのかなというふうに思っています。
脇紀美夫
役割  :参考人
参議院 2023-05-19 政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会
○参考人(脇紀美夫君) ありがとうございます。  元島民の思い、声に出せないほど悔しがっています。口には出せない、心の中で本当に悔しがっています、これについては。  したがって、そういう状況の中にあって、じゃ、どうしたらいいのかという中にあって、やむを得ず今年もまた洋上慰霊をやらなきゃならないというふうに計画をしております。要するに、島の近くに行って、中間ラインまで、向こうに行けないんですよ。したがって、島を望むところまで行って、船で洋上で慰霊をするということをやむを得なく計画しています。  したがって、今の質問に答えるとするならば、本当に、口に出せない、表に出せないほど残念がっているということだと思います。
脇紀美夫
役割  :参考人
参議院 2023-05-19 政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会
○参考人(脇紀美夫君) 先ほども申し上げましたけれども、やはりこれは国民的な問題、国の問題だというふうに捉えるとするならば、当然これは、全国民的な啓発ということが一番手っ取り早いのは、やっぱりマスメディアを利用しての啓発だというふうに思っています。  そのほかに、各都道府県にも県民会議、あるいは都道府県ごとにいろんな、北方領土の日の二月七日の大会等々やっていただいているわけですから、そういう面では浸透はしてはいると思いますけど、まだまだ全国民的な世論としては盛り上がってはいないというふうに感じておりますので、この点については特段の政府の、あるいは政治の力をお借りしたいというふうに思っています。
脇紀美夫
役割  :参考人
参議院 2023-05-19 政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会
○参考人(脇紀美夫君) ありがとうございます。  今お話ありましたように、私は、一九四一年に太平洋戦争が始まったわけですけれども、十二月ですね、私が生まれたのは一月でした。一月に生まれて、十二月に戦争が始まって、その後、一九四五年に戦争が終わった。私がちょうど四歳、四歳ですね。その後三年間は、強制的、強制的というよりも、自分で引き揚げ、脱出する能力がなかったものですから、島にとどまっておりました。  したがって、三年間ロシアと混住しました。子供たちとも一緒に遊びました。我々は子供でしたから断片的にしか覚えていないんですが、いつ戦争が始まっていつ戦争が終わったか、それすらも分からないまま過ごしておりました。今のような情報化の時代ではありませんでしたから、なかなか、島でしたから、そういう情報も入ってこないという中で、もちろん大人の人たちは知っていたんだと思いますけど、私はなかなかその辺を知
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脇紀美夫
役割  :参考人
参議院 2023-05-19 政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会
○参考人(脇紀美夫君) ありがとうございます。  先ほど後継者の問題も含めてお話しした中にあって、私、一つだけ。  今、語り部事業というのをやっているんですね。今、紙委員さんおっしゃったように、いろんな冊子も作りながら元島民の声を何とか皆さんに知ってもらうということの中で語り部事業もやっているんです。その語り部は、リクエストがあるのは、元島民の声を聞きたいと、二世、三世よりは元島民の生の声を聞きたいという人が多いんです。したがって、元島民がすごく限りなくそういう体力的に無理だというような中で何とか語り部をやるときには、元島民と一緒に、二世、三世も一緒にその場にいて、その語り部を聞きながら自分たちもその実感をしながら次につなげていきたいというふうなことでやっております。  それと、今、後段にありましたような、札幌に事務所があって、根室には啓発施設があります。そのほかに、羅臼と別海には内
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脇紀美夫
役割  :参考人
参議院 2023-05-19 政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会
○参考人(脇紀美夫君) ありがとうございます。  実は、墓地、実際にこの四島に五十二か所あるんですよね、墓地と言われるもの。ただ、実際には、じゃ、どれだけのところに実際に我々が墓参に行けるかというと限られているわけですよ。実際にあった場所すらもう分からなくなってしまっていると。  したがって、五十二か所、もう全く、全くと言っていいほどほとんど行けない状況の中にあって、じゃ、どうしたらいいかという中に、我々は、千島連盟の中で、墓地公園を造ってもらったらどうかと、集落ごとに、個々には行けないので。もし、ロシアとの、ロシアというか北方四島、今住んでいる方、ロシア人との協力を得られるとすれば、我々だけの墓地じゃなくて共同の墓地公園的なものができないのかということも実は我々の中で検討をして、正式にというよりは、そういう今検討をして国の方に訴えていきたいというふうに今思っています。  したがって
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脇紀美夫
役割  :参考人
参議院 2023-05-19 政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会
○参考人(脇紀美夫君) 監視船云々以前の問題です。あくまでもロシアは、北方四島の中でどこまでが中間ラインというか我々の領土だって主張しているわけですから、島があって、その何海里までが、その海域も含めて自分たちの領土だと言っている状況の中で、日本はそうではないと言いながらも、実際に行けば拿捕されるという、漁業の関係も含めてそういう状況になっているわけですから。  したがって、我々としては、そういう危険を冒してまではそこまでは行けないということですから、何とか島の見える、島影の見えるところで何とか洋上慰霊をやって、やむを得なくそういう状況でやっているということであります。
脇紀美夫
役割  :参考人
参議院 2023-05-19 政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会
○参考人(脇紀美夫君) ありがとうございます。  個人個人というか、現在住んでいるロシア人の方々との交流というのが深まっている中にあって、特に最近思うのは、我々の墓地の草刈りとか管理をしてもらっているんですね、ロシアの島民の方々に。そういう意味では、非常にそういうことでの理解もありますし、個人対個人は非常に仲よくというか、友好も深まっているという状況があります。  ただ、返還ということに関しては、政治的な問題というようなことの中で、これは別の問題だという意識がありますので、それはそれとしても、我々は今住んでいるロシア人と交流を深めていく、これは非常に大事なことだと、それが最終的には返還につながっていくものだと、そういうことを思いながら活動をしていきたいというふうに思っています。