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第211回国会の発言まとめ

第211回国会の発言94787件(2023-01-23〜2023-09-08)。登壇議員1648人・会議体66種。発言の多い議員、会議別の発言量、月別推移を集計した独自分析と、関連発言の一覧を掲載します。

会期
第211回国会(2023-01-23〜2023-09-08)
発言件数
94787件
登壇議員
1648人
会議体
66種
主な論点キーワード: 放出 (97) 処理 (77) 情報 (73) 海洋 (57) 発信 (49)
発言一覧
発言者 肩書 院 日付 会議名
植田和男
役職  :日本銀行総裁
役割  :参考人
衆議院 2023-04-24 決算行政監視委員会第一分科会
○植田参考人 金融政策の判断ということで申し上げますと、あくまで物価の基調に応じて判断をさせていただくということでございます。  したがいまして、やや繰り返しになりますが、現在は物価の基調がまだ二%を下回っているという状態であると認識しておりますので、緩和を継続する。しかし、これが二%に届くという見通しになってくれば、緩和については正常化の方向に向かうということでございます。  そこの判断に誤りがないように、物価の見通しについては一段と精査をして努力してまいりたいというふうに思ってございます。
階猛 衆議院 2023-04-24 決算行政監視委員会第一分科会
○階分科員 さっきの、日銀が物価見通しを外し続けているというのは最近始まったことではなくて、黒田総裁の就任した最初の頃から、当時は二年で二%を達成すると言っていましたから、二年で二%を達成するような見通しになっていたわけですね。最近では金融緩和を継続することを前提とする見通しになっているということで、何か、客観的、中立的に見通しを出しているというよりは、やりたい金融政策に合わせて見通しを出しているような気がするんですよ。  これは黒田総裁にも言いましたけれども、見通しが本当に合理的根拠があるのか、客観的、中立的になされているのか。これをちゃんと国民に示していただかないと、またこれが外れたときに願望レポートというそしりを免れないと思うんですけれども、この見通しについて、もっと客観的、合理的な根拠を示して説明してほしいと思うんですが、いかがでしょうか。
植田和男
役職  :日本銀行総裁
役割  :参考人
衆議院 2023-04-24 決算行政監視委員会第一分科会
○植田参考人 物価見通しを含めまして、経済見通しは、残念ながら非常に難しいものでございます。AIの時代でございますが、AIを駆使してもなかなか当たらないということが皆さんよく世界的に知られているかと思います。  そうではありますが、今週末に次の展望レポートを発表する時期になってきておりますので、その中で、できる限り正確な見通しを出すように努力してまいりたいと思います。
階猛 衆議院 2023-04-24 決算行政監視委員会第一分科会
○階分科員 是非よろしくお願いします。  長期金利のコントロールについて伺いたいと思います。  私は、長期金利について、よく、この水準が引き上がると景気に悪影響が及ぶんじゃないかということを言いますけれども、住宅ローンについては、変動金利で借りる人が多いということと、長期の固定金利が上がったとしても既に借りている人には影響はないということで、余り一般社会に対して影響はないんじゃないかと。もちろん、企業も変動金利で借りているところが多いわけですね。大きな企業になればなるほど、スワップして、将来の金利上昇に備えるということもやっているわけです。ですから、長期金利については、無理やりコントロールして低く抑えるということは、実体経済への影響ということを考えると、それほど必要性はないんじゃないかと思っております。  そういうことで、これから、長期金利のコントロール、副作用がいろいろあったわけで
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植田和男
役職  :日本銀行総裁
役割  :参考人
衆議院 2023-04-24 決算行政監視委員会第一分科会
○植田参考人 基調的な物価の見通しが改善してイールドカーブコントロールの修正、正常化ができるようになるのはどういう状況かという御質問だと思いますが、それは、基調的な物価の見通しというのはなかなか数字その他を申し上げにくいものでありますが、簡単に申し上げれば、半年先、一年先、一年半先の私どもの物価の見通しがかなり強いものになってくる、二%前後になってくる、しかも、それについての見通しの確度が高まったというふうに認識できるときかなというふうに、漠然と考えてございます。  それから、そういうふうになったときに、イールドカーブコントロールの正常化によって市場が混乱しないように、どういうふうにするのかという御質問であったと思いますが、それは、どういうイールドカーブコントロールの正常化がいいのかというときは、そういう点は、そのときの経済の状況、インフレ率の上がり方の早さ、そういう様々な条件に依存する
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階猛 衆議院 2023-04-24 決算行政監視委員会第一分科会
○階分科員 後段の答弁ですけれども、具体的な手法はお答えできないということなんですが、中曽さんという、以前副総裁を務められた方が最近インタビューに答えられていますけれども、金融政策決定会合で何をやるかの手のうちを事前に明かす必要はないにしても、正常化をどんな手順で進めるか、いかなる手法でやるかという基本戦略はあらかじめ説明した方がいい、FRBが二〇一四年にそうしたものを公表しているということをおっしゃっているわけですね。私も、それが説明責任を果たすという意味では非常に意義あることではないかと思うんですが、前総裁も、いつまでたっても、時期尚早ということで全く出口戦略についてはお答えにならなかったんですね。  そういったことはちゃんと説明すべきだと思うんですが、なぜ説明しないんでしょうか。
植田和男
役職  :日本銀行総裁
役割  :参考人
衆議院 2023-04-24 決算行政監視委員会第一分科会
○植田参考人 特に長期金利コントロールにつきましては、経済情勢が今後どうなるかというようなことがよく分かっていない段階で中途半端な情報発信をいたしますと、市場に大きな攪乱が発生いたします。それをなるべく避けるという意味で、ぎりぎりまでなかなか発表できないという面があることは御理解いただければなと思います。
階猛 衆議院 2023-04-24 決算行政監視委員会第一分科会
○階分科員 私は不勉強で申し訳ないんですけれども、FRBはそういったことを発信しているわけですよね。なぜFRBがやれるのに日銀はできないのか、ここは総裁の方がお詳しいと思うので、分かりやすく説明していただけますか。
植田和男
役職  :日本銀行総裁
役割  :参考人
衆議院 2023-04-24 決算行政監視委員会第一分科会
○植田参考人 私どもの場合は、長期国債を買うというオペレーションだけでなしに、長期金利の水準をコントロールするという政策を現在行ってございます。これはFRBはやっていなかったというふうに認識してございます。この長期金利の水準をコントロールするという政策が持つ難しさであるというふうに認識しております。
階猛 衆議院 2023-04-24 決算行政監視委員会第一分科会
○階分科員 FRBのやり方に倣って、どこまで言うかは別として、いつまでも出口戦略時期尚早ということではなくて、今後どういうふうに出口戦略をしていくのかとか、出口戦略によって日銀の財務がどういうふうに変化するのかといった情報発信は他国の例に学んでやるべきではないかと思うんですけれども、いかがでしょうか。