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谷口将紀

谷口将紀の発言47件(2024-05-27〜2025-12-15)を収録。主な登壇先は政治改革に関する特別委員会。キーワードで検索・期間指定で絞り込めます。

最近のトピック: 政治 (194) 団体 (107) 政党 (94) 献金 (91) 資金 (89)

役職: 東京大学教授

役割: 参考人

会議別 出席回数/発言回数
会議名 出席回数 発言回数
政治改革に関する特別委員会 3 47
発言一覧
発言者 肩書 日付 会議名
谷口将紀
役職  :東京大学教授
役割  :参考人
衆議院 2024-05-27 政治改革に関する特別委員会
○谷口参考人 御質問ありがとうございます。  政治資金の対価の支払いをした者の氏名等の公開基準につきましては、一九九四年の政治改革関連法案の審議過程におきまして、当時の連立与党は五万円超、自民党案が五十万円超となっておりましたところ、各党協議の結果、現行の二十万円超とされたところでございます。また、このとき、寄附を行った者の氏名等の公開基準も五万円超に引き下げられております。  このような経緯に照らしますと、この度、政治資金パーティーの対価の支払いをした者の氏名等の公開基準を五万円超に引き下げる案は、一九九四年当時の連立与党案を引き継ぎ、また、現行の寄附者の公開基準にそろえるという点におきまして、合理性を有すると考えられます。  ただし、寄附は原則として、寄附された金額の全てが政治団体の実質的な収入になるのに対して、政治資金パーティーの場合は、会場借り上げ費、記念品代、講演諸経費等の
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谷口将紀
役職  :東京大学教授
役割  :参考人
衆議院 2024-05-27 政治改革に関する特別委員会
○谷口参考人 御質問ありがとうございます。  今般の事件に対する率直な感想としては、やはりとまさかの両面がございます。  まず、やはりと申しますところは、冒頭の意見陳述で申し述べさせていただきましたとおり、従来から、この政治資金パーティー制度には抜け穴がある、つくろうと思えば裏金がつくれてしまうというような制度になっているという危惧は、かねてより、私も含めて様々な研究者が指摘をしてまいったところでございます。ですので、今般、このようなパーティーを利用した裏金づくり、いわゆる裏金づくりが行われたということは、やはりそうであったかという思いがしておるところでございます。  他方で、それが当時の安倍派、二階派という権力の中枢にある政策集団において組織的に行われているということに関しては私も全く想定をしておらなかったわけでありまして、このような点については想定外、まさかという印象を抱いて、こ
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谷口将紀
役職  :東京大学教授
役割  :参考人
衆議院 2024-05-27 政治改革に関する特別委員会
○谷口参考人 御質問ありがとうございます。  政治資金パーティーと企業・団体献金、二つについて御質問をいただきましたが、一つにまとめてお答えを申し上げたいというふうに思います。特に企業・団体献金についてでございます。  企業・団体献金につきましては、先ほど来、再三言及がなされておりますとおり、八幡製鉄事件の最高裁判決において、政治資金を寄附することは会社の権利能力の範囲内とされておるところでございますが、同判決の、会社は自然人たる国民と同様、国や政党の特定の政策を支持、推進し又は反対するなどの政治行為をなす自由を有するなどとされた部分につきましては、行き過ぎであるという評価が憲法学の通説であります。判決自体も、企業・団体献金の弊害防止については立法に委ねておるというところは、本委員会においても既に指摘のあったところでございます。  恐らく、このような観点も含めて、平成の政治改革におい
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谷口将紀
役職  :東京大学教授
役割  :参考人
衆議院 2024-05-27 政治改革に関する特別委員会
○谷口参考人 御質問ありがとうございます。  端的に申し上げれば、ケース・バイ・ケースということになろうかと思います。  企業、団体の中には見返りを求めずに献金をなされているところもあろうかと思いますし、いわゆる賄賂性と申しましょうか、暗黙裏に見返りを求めているというところもあろうかと存じます。これは個人献金についても実は同じだろうというふうに思いますので、まずは受け取る側の政治家の方の倫理性というのが強く求められているというのは議論の大前提であるということに変わりはございません。  この先は、先ほど申し上げたことの要旨の繰り返しということになりますが、かような総合的な判断といたしまして、平成の政治改革においては、個人献金あるいは政党助成金によって企業・団体献金を置き換えていくという方向性を打ち出したということでありまして、この度、その方向性を更に強化をしていくということであれば、こ
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谷口将紀
役職  :東京大学教授
役割  :参考人
衆議院 2024-05-27 政治改革に関する特別委員会
○谷口参考人 ただいま委員御指摘の点につきましては、私も賛成をするところでございます。  関連をいたしまして、企業・団体献金につきましても、外資系企業による寄附というのは、併せて、この際、再検討に付されるべきであろうというふうに思われるわけでございます。  かつての政治資金規正法は、株式五〇%以上を外国人や外資が保有する株式会社による寄附を禁止しておりましたところ、二〇〇六年に自民党が提出をし、公明党、民主党も賛成をして、日本国内の法人で連続五年以上上場している外資系企業は寄附できるというような改正が行われたわけであります。  当時、各党から意見を問われた際に、これはやめておいた方がよいのではないかというふうに私申し上げたわけでございますが、そのようになったということでございます。  この是非はともかくといたしまして、これは二〇〇六年のことでございます。委員御存じのとおり、その後の
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谷口将紀
役職  :東京大学教授
役割  :参考人
衆議院 2024-05-27 政治改革に関する特別委員会
○谷口参考人 御質問ありがとうございます。  私がリクルート事件よりも場合によっては根が深いというふうに再三申し上げておりますのは、委員御指摘のとおり、その裏金がどこに使われたのかということでございます。  これは必ずしも明らかになっているわけではありませんが、世上、報道等されているところによっては、地方に流れていると。選挙の際に地方の議員であったり有力者に渡されているということになってまいりますと、リクルート事件は政界の有力者の間のお金の話であったわけですけれども、もしこれが、地方のところで金がかかるから、そういうものの原資に充てられていたということになると、これは政党の地方組織の問題にもなってくるということで、まさしく根が深い問題であるというふうに申し上げておるところでございます。  かような観点から申し上げますと、本来は、今般の政治資金規正法改正案というのは、何も国会議員関係政
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谷口将紀
役職  :東京大学教授
役割  :参考人
衆議院 2024-05-27 政治改革に関する特別委員会
○谷口参考人 御質問ありがとうございます。  一言で申し上げますと、くれぐれも政局は絡めないでいただきたいということでございます。  今、国民が問うておるのは、日本の民主主義の信頼性でございます。与党案、野党案、これからすり合わせが行われるかと思いますが、これは、与党が勝った、野党が勝ったというような問題ではありません。日本の民主主義が勝つか負けるか、日本の民主主義はこんなものだと世界からばかにされずに済むか済まないかというのが、全世界の注視を受けているというふうに思われますので、今後始まるでありましょう与野党協議に私は大いに期待をしておるところでございます。