西園勝秀
西園勝秀の発言17件(2026-03-12〜2026-04-10)を収録。主な登壇先は環境委員会, 災害対策特別委員会。キーワードで検索・期間指定で絞り込めます。
最近のトピック:
EU (31)
復興 (26)
日本 (23)
炭素 (20)
企業 (19)
所属政党: 中道改革連合・無所属
発言一覧
| 発言者 | 肩書 | 院 | 日付 | 会議名 |
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| 西園勝秀 |
所属政党:中道改革連合・無所属
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衆議院 | 2026-04-10 | 環境委員会 |
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中道改革連合の西園勝秀です。
本日は、質問の機会をいただき、ありがとうございます。
早速質問に入らせていただきます。
地球温暖化対策は全ての省庁が横断的に取り組むべき課題でありますが、中でも環境省はその旗振り役としての役割が期待されているところでございます。
そこで、本日は、温暖化対策の重要な施策としてのGX、グリーントランスフォーメーション、そしてサーキュラーエコノミーに関する質問をさせていただきます。
まずは、これまでの化石燃料中心の社会構造からクリーンエネルギー中心の脱炭素社会へと転換させる取組であるGXについて質問させていただきます。
配付資料の一を御覧ください。これは、主な国別の温室効果ガス排出量の推移を示すものです。右側の表を御覧ください。これは、一九九〇年から二〇二三年までの三十三年間の排出量の変化率を表した表です。中国やインド、ブラジルなど、極端な増
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| 西園勝秀 |
所属政党:中道改革連合・無所属
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衆議院 | 2026-04-10 | 環境委員会 |
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ありがとうございます。
日本もしっかり頑張ってくださっていると思いますが、やはりEUの動きというのは大変私たちも注視しなきゃいけないというふうに思っております。
そこで、日本企業への影響が懸念されるEUのCBAMについて伺います。
資料二を御覧ください。
EU―CBAMとは、EU炭素国境調整措置のことです。資料の上段、CBAM導入前を御覧ください。
例えば、EUの地域外で安価な石炭火力発電により製品を作るとします。一方、EUで風力などの再生可能エネルギーで製品を作った場合、温室効果ガスの排出量は抑えられますが、製造にかかる費用は高くなります。炭素価格とは製品を作る過程でかかるコストであり、温室効果ガスの排出削減のためのコストであるとも言えます。
このように、EU域内では、企業は排出量取引制度、EU―ETSにより高い炭素価格を負担していますが、域外の企業は、その負担が
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| 西園勝秀 |
所属政党:中道改革連合・無所属
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衆議院 | 2026-04-10 | 環境委員会 |
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御説明ありがとうございます。
今の交渉で言われているいわゆる控除というのは、この資料の下の図でいくところのEU域外の炭素価格、これが聞きたいんですけれども、この部分を、EUに対して、同じように、炭素価格の同等程度を引いてくれと、同じだというふうに、控除してくれと、そういう意味だと思うんですけれども、でも、結果として、それでもEUの炭素価格の方が今は高いわけですよ。結局、やはり差額が残る。その差額分はCBAMとしてEUは課してしまう。ですから、控除するのは確かに大事なんですけれども、CBAMのこの差額は残ってしまうということなんです。
ですので、このCBAMの支払い額、これは、結局、EUの炭素価格と日本国内で既に支払われた炭素価格の差分で決まるということですので、現在のEU価格、炭素価格は高騰しており、日本との差はもう歴然としているというのは明らかです。したがって、日本とEUでは制度
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| 西園勝秀 |
所属政党:中道改革連合・無所属
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衆議院 | 2026-04-10 | 環境委員会 |
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ありがとうございます。
まさに、いわゆる国内の産業界に負担を課さない状態の中で、EUとの調整をどう図っていくか、やはりこれが非常に難しい課題だと思うんですね。今御指摘があったように、各国でも既にいわゆる対抗措置として、このCBAMを課そうとしている動きがあるということでございます。既に台湾がそういう動きをしていると。台湾がもしこのCBAMを導入するようになってくると、中国本土がこのCBAMを入れ出すと、もはやゲームのルールは完全にそちらにシフトされてしまいますので、日本がその状況でこのCBAMが全体の中で導入されたら、大変な、私、大きな問題になるというふうに危惧しています。ですから、是非、経産省さんには、リーダー役となって、日本が積極的にこの運用を行っていただきたいというふうに思うんですね。
その上で、今まさに日本が進められている、二〇二三年に設立されましたが、GXリーグ、これが非
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| 西園勝秀 |
所属政党:中道改革連合・無所属
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衆議院 | 2026-04-10 | 環境委員会 |
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ありがとうございます。
まさにこの分野も世界で競争だと思いますので、是非環境大臣には、日本をリードして、世界を引っ張っていっていただければというふうに思います。
次に、資源を効率的に循環させ、廃棄物を最小化しつつ経済活動を行っていく取組、サーキュラーエコノミーについて質問させていただきます。
CBAMはいわば炭素の関税であり、製品の製造過程でどれだけのCO2を出したかを正確に証明することが求められる制度でございます。
しかし、この排出量の見える化という動きは単に炭素価格の調整にとどまりません。今、欧州を中心に、製品がどこでどのような素材で作られ、どうリサイクルされるべきかという全工程のデータをデジタルで管理、共有しようとする大きなルール形成が進んでいます。
カーボンニュートラルの実現には、エネルギーの転換だけでなく、資源を無駄なく使い回すサーキュラーエコノミーへの転換が
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| 西園勝秀 |
所属政党:中道改革連合・無所属
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衆議院 | 2026-04-10 | 環境委員会 |
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ありがとうございます。
まさに今私も、ちょっとこの日本の取組というのを是非促そうと思っていたところでございます。
EUがこのDPPを導入する最大の狙いというのは何かということを私なりに考えてみますと、これは、製品に含まれるレアメタル等の希少資源の種類や、あるいはリサイクル可能な設計かどうかを可視化することで、製品を効率的に回収し、資源として再利用する、この循環型経済を支えようとしている点にあると私は見ております。
しかし、このDPPはサプライチェーン全体でデータを共有するため、そこには企業の営業秘密や独自技術のデータも含まれる可能性がございます。政府は、中小企業を含むサプライヤーが安心してデータを提供できるためのセキュリティー担保や情報漏えいリスクを軽減する仕組みづくりについて、どのように認識され、どのようにEUと調整されているのか、お伺いいたします。
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| 西園勝秀 |
所属政党:中道改革連合・無所属
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衆議院 | 2026-04-10 | 環境委員会 |
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ありがとうございます。
今まさに、日本の場合、このウラノス・エコシステム、ウラノスというのはギリシャ神話の神みたいな感じだというふうに聞いたことがありますが、要は、全体を俯瞰をして見るというか、製品のいろいろな市場のメカニズムを俯瞰をして見る。だから、バッテリーパスポートとか、バッテリーの、一部のものだけですけれども、それを、もっとあらゆる製品、リサイクルした、いろいろなことを、全体を俯瞰して見るという、実はかなり壮大な目標を日本は掲げているというのを私も勉強させていただいて、非常に頼もしいなと思ったところですので、是非これを世界に向けて発信できるようにしていただきたいと思うんですね。
ただ、このシステムなんですけれども、やはり懸念するのが、企業の営業秘密を守り抜かなきゃいけないということと、あとは環境価値の証明に必要なデータを共有するということは、やはりどうしても二律背反する事象
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| 西園勝秀 |
所属政党:中道改革連合・無所属
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衆議院 | 2026-04-10 | 環境委員会 |
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ありがとうございます。
今のような形で、このウラノス・システムの世界展開を是非図っていただければというふうに思います。
そして、循環経済への移行に向けては、環境省さんは、経産省とともに様々な施策の検討がなされていることと思います。先ほど言及しましたウラノス・エコシステムは、動静脈連携を進めるに当たって、今後重要な情報源となってくるシステムでもあります。これは、循環経済実現を更に加速することのできる極めて重要な仕組みであると考えます。
サーキュラーエコノミーの実現には、製品を作る動脈産業と、回収、再資源化を担う静脈産業の連携が不可欠です。しかし、現状は、再資源化された材料、いわゆる再生材の供給が不安定であったり、設計段階でリサイクルしやすさが考慮されていなかったりと、多くの壁があります。
そこで、石原大臣にお伺いいたします。
循環経済に向けて、現状と課題についてどのように
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| 西園勝秀 |
所属政党:中道改革連合・無所属
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衆議院 | 2026-04-10 | 環境委員会 |
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ありがとうございます。
今、インセンティブ制度の話がございまして、私は非常に期待をするところでございます。特に、脱炭素の最前線にいる中小企業への支援を是非お願いしたいというふうに思います。大企業はGXを進める中でサプライチェーンがうまくできるんですけれども、その末端にある中小企業には、なかなか、排出量の算定や削減のプレッシャー、これが重くのしかかっています。しかし、多くの中小企業には、そのための資金も人材も不足しているというのが現状でございます。
GX推進は、単なる環境政策ではなく、地域経済の活性化策でもなければなりません。中小企業がこの変化を乗り越え、持続可能な経営を実現するための環境省独自の伴走型支援をどのように強化するのか、石原大臣の御見解をお伺いいたします。
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| 西園勝秀 |
所属政党:中道改革連合・無所属
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衆議院 | 2026-04-10 | 環境委員会 |
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ありがとうございます。
まさに、知る、測る、減らす、このそれぞれのステージでの支援がやはり本当に大事かと思います。
GXの推進とサーキュラーエコノミーの確立、これは、脱炭素と経済成長の両立を図る上で極めて重要な取組でございます。EU主導のルール形成に受け身で従うのではなく、日本の技術と価値を守りつつ、温室効果ガス削減に向けた国際標準を主体的にリードしていく、そのための仕組みを構築すべき、まさに今重要な局面にあるというふうに思います。
中小企業を含む現場の声に寄り添い、持続可能で強靱な経済社会の実現に向けた御尽力に期待をし、私の質問を終わらせていただきます。
本日は、ありがとうございました。
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