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植田和男

植田和男の発言889件(2023-04-18〜2025-12-10)を収録。主な登壇先は財務金融委員会, 財政金融委員会。キーワードで検索・期間指定で絞り込めます。

最近のトピック: 物価 (173) 上昇 (120) 政策 (119) 金利 (101) 影響 (100)

役職: 日本銀行総裁

役割: 参考人

会議別 出席回数/発言回数
発言一覧
発言者 肩書 日付 会議名
植田和男
役職  :日本銀行総裁
役割  :参考人
衆議院 2023-04-25 財務金融委員会
○植田参考人 もちろん、私どもが見ているインフレ率の経路から現実がどんどん上にずれてくるということであれば、現在のスタンスを正常化するという方向にかじを取らざるを得ないと思ってございますが、現在時点でどうするかということを考えた場合に、先ほども申し上げましたように、金融政策の効果には発現に時間がかかるということでございますので、やはり、インフレ率を抑えるという方向、金利を上げるという方向で仮に発動したとしても、すぐに効くわけではなくて、時間をかけて効いてくるということでございます。  したがいまして、現在緩和を続けるという決断をするということは、将来本当にインフレ率が上がってくるという見通しの方が正しい場合にはリスクを冒しているということになるというのは、委員の御指摘のとおりかと思います。  ただ、現状、私どもの判断では、そういうリスクよりも、ここで正常化をしてしまって、先ほど申し上げ
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植田和男
役職  :日本銀行総裁
役割  :参考人
衆議院 2023-04-24 決算行政監視委員会第一分科会
○植田参考人 就任早々、様々な会議に出席しましたり、国会にも今日が三回目でございますが、いろいろ責任の重さを感じているところでございます。
植田和男
役職  :日本銀行総裁
役割  :参考人
衆議院 2023-04-24 決算行政監視委員会第一分科会
○植田参考人 お答えいたします。  不動産価格の方でございますが、商業用不動産、マンション等の価格をここ二、三年ならして見ますと、都市部を中心に、これまでの建設コストの上昇、この影響などから、かなり上昇しているということだと思います。また、全国の地価は、二〇二一年に一旦下落した後、経済活動の持ち直しに伴って緩やかに上昇しております。  経常収支につきましては、昨年後半にかけて黒字幅が大きく縮小した後、横ばい圏内の動きとなっております。経常収支の動向は、財の貿易動向のほか、このところ増加しているインバウンド需要の動向、さらには海外からの配当金受取の動向など、様々な要因の影響を受けて変動いたします。  日本銀行としては、御指摘の不動産価格や経常収支の動向を含め、経済物価情勢、金融情勢を丁寧に把握していきたいと考えてございます。
植田和男
役職  :日本銀行総裁
役割  :参考人
衆議院 2023-04-24 決算行政監視委員会第一分科会
○植田参考人 不動産価格を経済活動の水準との対比等で見ますと、今のところ、明確な割高感が確認されているという事態ではないかなというふうに思います。  例えば、建設費との相対、あるいはGDPとの相対という指標等を見ますと、バブルのときほどの異常な事態ではないというふうに考えてございます。
植田和男
役職  :日本銀行総裁
役割  :参考人
衆議院 2023-04-24 決算行政監視委員会第一分科会
○植田参考人 確かに、金融緩和は、一般論として、資産価格、不動産価格を含めた資産価格にポジティブな影響を与えるというものでございます。  御指摘の東京の直近のデータについては私も精査しておりませんので、きちんと見て、こういう動向が続くかどうかについては注意深く見守っていきたいと思っております。
植田和男
役職  :日本銀行総裁
役割  :参考人
衆議院 2023-04-24 決算行政監視委員会第一分科会
○植田参考人 円安の経常収支への影響につきましては、委員おっしゃいましたような、Jカーブ効果のようなものが一般論としてあるものだというふうに私も認識しております。  ただ、足下、遅れておりましたが、インバウンド需要が増えつつあるというようなことも含めまして、経常収支へのプラスの効果が出てくるかどうかは注目したいと思っております。  それから、金融緩和の不動産価格への影響については、行き過ぎた不動産価格の上昇あるいはバブルの可能性、こういうことが起こらないかどうかについては常に注意深く見守っていきたいというふうに考えてございます。
植田和男
役職  :日本銀行総裁
役割  :参考人
衆議院 2023-04-24 決算行政監視委員会第一分科会
○植田参考人 名目の賃金上昇率に関するお尋ねと思いますけれども……(階分科員「実質も答えてください」と呼ぶ)はい。  例えば、物価安定の目標が持続的、安定的に達成される、達成されたというような状態を考えてみますと、そこは名目の物価上昇率が二%であるわけです。その上で、実質の賃金上昇率ということを考えてみますと、労働生産性の伸び、あるいは、加えまして、労働分配率の変化などによって左右されるというふうに考えてございます。  この実質の賃金上昇率を二%の名目の物価上昇率に加えたものが、物価安定が達成された状態での名目の賃金上昇率となるというふうに考えてございますが、例えば労働生産性上昇率がどれくらいになるかということについては、様々な要素によって変動し得るものでございますので、前もってこれくらいかなということを申し上げるのはなかなか難しいかなというふうに思ってございます。
植田和男
役職  :日本銀行総裁
役割  :参考人
衆議院 2023-04-24 決算行政監視委員会第一分科会
○植田参考人 申し上げましたように、実質の賃金上昇率がそういう状態でどれくらいになるかということは、生産性上昇率と、あと労働分配率の変化等の要因に依存して決まってきますので、恐らく、黒田総裁はその辺を大まかに一%というふうに考えて、三%という数字に言及されたんだと思いますけれども、私としては、その辺、慎重に、どれくらいになるのか分からないという不確実性を考慮しつつ、具体的な数字を今お示しするのはちょっと控えさせていただければなというふうに思います。
植田和男
役職  :日本銀行総裁
役割  :参考人
衆議院 2023-04-24 決算行政監視委員会第一分科会
○植田参考人 御指摘のように、輸入物価が国内物価にだんだん転嫁されていくという動きは、しばらく前に予想されていた以上の強さで進んでいるということは確かかなというふうに思ってございます。ただ、私どもの見通しでは、これはそろそろピークを迎えるというふうに思っております。  したがいまして、いつからということは難しいわけですが、そろそろ、除くエネルギーベースでも物価上昇率は下がっていくというふうに考えてございます。年度後半には二%を下回るというところを見込んでございます。ですので、その見通しに沿って、金融緩和を継続するというスタンスで現在おるわけでございます。
植田和男
役職  :日本銀行総裁
役割  :参考人
衆議院 2023-04-24 決算行政監視委員会第一分科会
○植田参考人 金融政策の判断ということで申し上げますと、あくまで物価の基調に応じて判断をさせていただくということでございます。  したがいまして、やや繰り返しになりますが、現在は物価の基調がまだ二%を下回っているという状態であると認識しておりますので、緩和を継続する。しかし、これが二%に届くという見通しになってくれば、緩和については正常化の方向に向かうということでございます。  そこの判断に誤りがないように、物価の見通しについては一段と精査をして努力してまいりたいというふうに思ってございます。