慶應義塾大学経済学部教授
慶應義塾大学経済学部教授に関連する発言33件(2023-04-21〜2025-06-11)。登壇議員2人。関連する会議録を横断的に参照できます。
最近のトピック:
年金 (130)
基礎 (44)
防衛 (38)
財源 (37)
国民 (35)
発言一覧
| 発言者 | 肩書 | 院 | 日付 | 会議名 |
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| 土居丈朗 |
役職 :慶應義塾大学経済学部教授
役割 :参考人
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衆議院 | 2023-04-21 | 財務金融委員会 |
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○土居参考人 お答え申し上げます。
今回の税外収入というのは、単年度で見ますと、過去になかなか例のないほどの大きな金額の税外収入ということになっております。もちろん、国有財産の売却だとかそういうものは、必ずしも今年度中にしなければならないというほどの必須性というのはないかもしれません。
だけれども、じゃ、令和六年度以降に売却できるとかというようなことになったとして、その売却収入が確実に防衛力強化のための財源に充てられるかどうかという保証は、今年度にコミットしない限り、来年度になったら来年度の事情でほかのものに使われるかもしれないという可能性があって、そうすると、元々その防衛力強化のために財源が必要だと言っていたところに穴が空いてしまうというようなことになりかねないということで、あらかじめ早期に今年度において手当てをして、それをきちんと収入として実現して確保して、それを防衛力強化資金
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| 土居丈朗 |
役職 :慶應義塾大学経済学部教授
役割 :参考人
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衆議院 | 2023-04-21 | 財務金融委員会 |
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○土居参考人 お答え申し上げます。
一番、目に見える形で財政余力ということで申しますと、私の資料の最後のページの五ページにありますように、国債を発行するだけの余力を残しておくということは、これが全てではありませんけれども、一つの目に見える指標としてあると思います。
まさにコロナ禍で、最初の二〇二〇年度において国債を大幅に増発して、それで国民生活を支えたということがありました。もちろん我が国の政府債務残高は大きいものがあるんですけれども、日銀にも助けられたという面もありますけれども、何とかコロナ禍でも国債を増発して国民生活を支えたと。
もちろん、これからコロナ後の経済を見据えて平時に戻していかなければいけないということですので、いつまでも国債を増発する形で財政運営を行っていくということになると、いざ次のリスクが起こったときに、更にもっと国債で賄うということが本当にできるのかという
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| 土居丈朗 |
役職 :慶應義塾大学経済学部教授
役割 :参考人
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衆議院 | 2023-04-21 | 財務金融委員会 |
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○土居参考人 お答え申し上げます。
今回の防衛力整備計画で四十三兆円という金額が示されました。
私が最初に聞いたのは、昨年の十二月八日の岸田総理からの御発言で四十三兆円という金額を知りました。それまでの経緯は後になって知るんですけれども、その十二月八日時点では全く存じておりませんでしたものですから、四十三兆円という金額を聞いて、中身がよく分からないな、規模ありきということになっているということだと大変心配だなというふうにその瞬間は思いました。
その後一週間たって、令和五年度予算政府案が閣議決定されました。その同日に公表された財務省の資料には、その四十三兆円というものがどういうものから成り立っているかということが示されていて、私は直接軍事の専門家ではありませんから、事細かく、ミサイルが何発だとかというところは存じませんけれども、少なくとも、七つの重要な分野において四十三兆円という
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| 土居丈朗 |
役職 :慶應義塾大学経済学部教授
役割 :参考人
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衆議院 | 2023-04-21 | 財務金融委員会 |
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○土居参考人 お答え申し上げます。
私自身の軍事の専門家ではないという立場から申しますと、防衛力整備計画において、重要な七つの分野がある、それぞれ、もちろん直接的に、国民保護とかという部分は余り説明をしなくても、ああ、これで国民が守られるんだというふうに思うわけですけれども、それ以外のところで、必ずしも安全保障についてお詳しくない国民の方でも、どういう形で国民の生命と財産が守られるのかということを、詳しく丁寧に、防衛省なりに御説明をいただくということが非常に重要なことではないかというふうに考えております。
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| 土居丈朗 |
役職 :慶應義塾大学経済学部教授
役割 :参考人
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衆議院 | 2023-04-21 | 財務金融委員会 |
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○土居参考人 お答え申し上げます。
もし国民が合意して、その四十三兆円という規模が必要で、それが税で全て賄ってよいということであれば、今回の財源確保法案のような、いろいろな資金を集めるというようなことはしなくても済んだのかもしれませんが、それは今の政権の御判断ということもあるのかもしれませんし、全てを増税でというのでは、その負担増はかなわぬということで、国民の暗黙の批判といいましょうか、そういうことなので、まずは増税をする前に様々な歳出改革も含めた財源の確保ということをなさっておられるというのが今回のこの法案なのではないかなというふうに評価しております。
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| 土居丈朗 |
役職 :慶應義塾大学経済学部教授
役割 :参考人
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衆議院 | 2023-04-21 | 財務金融委員会 |
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○土居参考人 お答え申し上げます。
非常に悪化しているというふうに思います。我が国の財政状況というのは、今でこそまだ金利は低いですけれども、金利が低いから、何とか、先生御指摘のような政府債務残高対GDP比でありながら、大きな災いが国民生活には及んでいないということでありますけれども、いざ事が起こってしまうと、非常に国民生活にも悪影響を及ぼすようなものになるのではないかという意味では、できるだけ今後は国債に依存しない財政運営にしていただく必要があるんじゃないかというふうに思います。
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| 土居丈朗 |
役職 :慶應義塾大学経済学部教授
役割 :参考人
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衆議院 | 2023-04-21 | 財務金融委員会 |
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○土居参考人 お答え申し上げます。
私は、歳出改革努力をきちんと維持すれば達成可能であるというふうに考えております。
その根拠と申しますと、消費税率は一〇%に上がりましたけれども、過去最高の税収というものを、コロナ禍でありながら過去最高の税収を更新しているというような状況。今のところ、欧米経済が大きく落ち込むというようなことさえなければ、これから我が国はコロナ禍の打撃から抜け出していく局面に入っていくということですから、コロナ禍でも過去最高の税収が入っているということであった上に、これから我が国ではコロナ禍から脱却していく経済に入っていく、そういう予想ですので、今のところ、大きく税収が落ち込むということは考えにくいというふうに思います。
ただし、歳出改革努力は引き続き続けていかなければいけない。これは内閣府の中長期試算でもそのようなことは示されておりまして、そういう意味では、不
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| 土居丈朗 |
役職 :慶應義塾大学経済学部教授
役割 :参考人
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衆議院 | 2023-04-21 | 財務金融委員会 |
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○土居参考人 お答え申し上げます。
私は一人の学者でありますので、今後どのような形で政策決定がなされるかというところまでは予断を許さないところがありますけれども、少なくとも、税制措置につきましては閣議決定をされているということは承知しております。もちろん、実施時期というものが重要な課題として残っている。私は、しっかりこれは政府・与党の方で財源をきちんと確保できるような形で執行時期を決めていただくということができるのではないか、ないしは、していただきたいというふうに希望を持っているというところであります。少なくとも、法人税、所得税、たばこ税で税制措置を講じるということは閣議決定されているというところが、私としては、重要な担保ではないかというふうに考えております。
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| 土居丈朗 |
役職 :慶應義塾大学経済学部教授
役割 :参考人
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衆議院 | 2023-04-21 | 財務金融委員会 |
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○土居参考人 お答え申し上げます。
既に令和五年度予算は成立しているということでございますけれども、私は財務大臣ではないので、一学者として、政府がおっしゃっておられることを財政学者として解釈するとということで申し上げると、本年度で、令和五年度で必要な防衛費の増額というのは一・四兆円ぐらいあって、そのうち二千百億円は歳出改革で賄ったけれども、残りの一・二兆円がその財源として税外収入を充てなければいけないということになっているというか、している。そうすると、その一・二兆円をどう確保するのかというところについての措置というのがやはり法的に担保されるべきではないかということがまず一点ある。それが今回の財源確保法なのではないかというふうに思います。
それともう一つは、今年度、進行年度で出るであろう剰余金をあらかじめ確保しておくということも、この財源確保法案の中では重要な意味を持っている部分で
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| 土居丈朗 |
役職 :慶應義塾大学経済学部教授
役割 :参考人
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衆議院 | 2023-04-21 | 財務金融委員会 |
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○土居参考人 お答え申し上げます。
そのような政策判断をなさるとそういうことになるんだろうと思います。
ですが、私の財政学者の立場として申し上げるならば、やはり、これまで補正予算、令和四年度、三年度とこれまでにないような規模の補正予算が組まれていたというふうに思います。コロナ前までの補正予算というのは例年約三兆円前後であったということですけれども、令和二年度はコロナ禍の最初の年度ですから、予期しないことがあったということであえて申し上げないとしても、令和三年度、令和四年度と三十兆円規模の補正予算が組まれているという意味では、コロナ前の十倍の規模の補正予算になっている。
それはそれで政策判断なのかもしれませんが、これから、新型コロナも感染症法上の位置づけが五類に変わっていく、コロナ後を見据えた経済社会の動きになっていくという中では、私個人の意見としては、もう三十兆円ほどの補正予算
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