第213回国会の発言まとめ
第213回国会の発言103693件(2024-01-26〜2024-08-23)。登壇議員1629人・会議体64種。発言の多い議員、会議別の発言量、月別推移を集計した独自分析と、関連発言の一覧を掲載します。
- 会期
- 第213回国会(2024-01-26〜2024-08-23)
- 発言件数
- 103693件
- 登壇議員
- 1629人
- 会議体
- 64種
主な論点キーワード:
金融 (106)
政策 (85)
金利 (78)
市場 (76)
日銀 (76)
発言一覧
| 発言者 | 肩書 | 院 | 日付 | 会議名 |
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| 柴愼一 |
所属政党:立憲民主・社民
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参議院 | 2024-06-18 | 財政金融委員会 |
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○柴愼一君 また、じゃ、ちょっとそれも後でまたやります。
今後、いずれかの時期には、金融政策の正常化、金利の引上げが行われることが想定をされます。いつかはちょっと分からないということですが、政策金利の引上げというのは、日銀の当座預金の金利の引上げも必要となってくるとすれば、日銀の保有する国債の受取利息との間で逆ざやが生じることも想定されます。これは日銀財務の大きなリスクと認識しますが、総裁のお考えをお聞かせください。
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| 植田和男 |
役職 :日本銀行総裁
役割 :参考人
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参議院 | 2024-06-18 | 財政金融委員会 |
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○参考人(植田和男君) 委員おっしゃいますように、今後、私どもが政策金利を引き上げていく局面では、付利金利の引上げによる超過準備に対する支払利息から収益は下押しされます。
ただし、その後は、一つには、超過準備が徐々に減少していくということに伴いまして支払利息が減少するということ、あるいは、今後減額する予定ではありますけれども、長期国債買いオペは少しずつ続いていきますので、徐々に利回りの高い国債へ保有国債が入れ替わっていくということにより受取利息が少しずつ増加する面があるということ、それから、シニョリッジ、すなわち銀行券や所要準備といった無利子負債見合いで保有する国債等の資産からの利息収入があるということ等を併せますと、通常、収益は回復していくというふうに考えられます。
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| 柴愼一 |
所属政党:立憲民主・社民
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参議院 | 2024-06-18 | 財政金融委員会 |
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○柴愼一君 そうはおっしゃいますが、やっぱり心配なところがあると。藤巻先生も、この委員会では日銀の財務のことをずっと心配いただいているというふうに思いますが、日銀の財務健全化に向けたやっぱり措置が必要だというふうに思います。逆ざやのリスクに備えて、引当金の積み増しも必要になるんではないかというふうに思います。
日銀はここ数年、当初予算を大きく上回る額の国庫納付を行っています。令和五年度の決算では二兆一千七百二十八億円ということに、巨額の納付をしていると。我が国の財政に貢献することは必要なことですが、日銀財務の健全化の視点の措置も必要だというふうに思います。
これ政府にも、政府に言いたいんですけど、政府、これまで異次元金融緩和によって日銀にリスクを負わせてきたんだというふうに言えるというふうに思いますが、政府として日銀財務の健全化に向けた対応を図るべきではないかと、余り納付金取らない
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| 進藤金日子 |
所属政党:自由民主党
役職 :財務大臣政務官
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参議院 | 2024-06-18 | 財政金融委員会 |
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○大臣政務官(進藤金日子君) お答え申し上げます。
日銀財務の健全性確保につきましては、日銀法の趣旨に鑑みて、まずは日銀において適切に対応されるべきものと考えているところでございます。
先ほど植田総裁からもございましたが、今後とも日本銀行は、経済、物価、金融情勢に応じて適切に金融政策を運営してまいるということでございますので、政府といたしましても、日銀におきましては財務の健全性を確保することを含め適切な業務運営行われることを期待しているということでございます。
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| 柴愼一 |
所属政党:立憲民主・社民
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参議院 | 2024-06-18 | 財政金融委員会 |
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○柴愼一君 日銀の納付によって、結果として決算剰余金が増えると。防衛財源確保のために政府は日銀に国庫納付を求めているんじゃないかというふうに思うと、やっぱり日銀の財務健全化に向けた対応も是非政府も検討いただきたいというふうに思います。
続いて、金利の引上げに向けたちょっと思いをお聞きしたいと思います。
次回の金融政策決定会合では、国債の買入れの減額方針を明らかにするということですから、金利の引上げをするかどうかというのは同時に二つのことをやることに、追加の金利の引上げ方針を示すということは同時に二つのことをやることになるということで、金融政策的に強いメッセージとなるんではないかと、なっちゃうんじゃないかと、そんなことすればですね。
植田総裁の市場との丁寧な対話を重視するスタイルからすると難しいんじゃないかというふうに思いますが、次回の会合で金利の引上げを判断することというのはあ
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| 植田和男 |
役職 :日本銀行総裁
役割 :参考人
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参議院 | 2024-06-18 | 財政金融委員会 |
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○参考人(植田和男君) 私ども、国債買入れの減額と政策金利の引上げは別のものというふうに考えてございます。
したがいまして、次回までに入手可能になる経済、物価、金融情勢に関するデータなり情報次第でございますが、場合によっては、政策金利が引き上げられるということも十分あり得るというふうに考えております。
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| 柴愼一 |
所属政党:立憲民主・社民
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参議院 | 2024-06-18 | 財政金融委員会 |
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○柴愼一君 可能性はゼロではないというふうに思います。
金利の引上げというのは、先ほども言いましたが、日銀の財務にも大きなリスク要因ですし、我が国の財政運営についても大きな影響があるということになりますが、しかし、物価高に苦しむ国民生活の現状、状況を鑑みれば、いずれかのタイミングで引上げの判断をしていくということになると思います。植田総裁におかれては、国民生活を第一に適切な判断をいただくことを要請したいというふうに思います。
一部報道では、政府のデフレ宣言がないと利上げできないんじゃないかというような報道もあるんですが、総裁の御認識をお聞かせください。
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| 植田和男 |
役職 :日本銀行総裁
役割 :参考人
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参議院 | 2024-06-18 | 財政金融委員会 |
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○参考人(植田和男君) そこは私ども以前より申し上げていますように、二%の物価目標を持続的、安定的に実現していくという観点から適切な金融政策運営を行ってまいる所存でございます。
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| 柴愼一 |
所属政党:立憲民主・社民
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参議院 | 2024-06-18 | 財政金融委員会 |
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○柴愼一君 デフレ宣言、脱却宣言って、デフレ脱却の定義というのは、再びそうした状況に戻る見込みがないことということに責任を持って言える人っていないというふうに思うんです。岸田総理が責任持ってそんな判断するとはとても思えませんということでいけば、経済はもうずっと先行き不透明ですよねと。そんな宣言を待っていられる国民生活の現状ではないと。総裁今おっしゃっていただきましたが、日銀の独立性を踏まえて、あるべき金融政策を進めていくことを重ねて要請したいというふうに思います。
続いて、円安について、これ政府に、主に政府に聞いていきたいというふうに思います。政府として、現在の円安の状況について、特に国民生活を中心に見たときにどのようなものというふうに認識しているのか、お聞かせいただきたいと思います。
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| 進藤金日子 |
所属政党:自由民主党
役職 :財務大臣政務官
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参議院 | 2024-06-18 | 財政金融委員会 |
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○大臣政務官(進藤金日子君) お答え申し上げます。
円安の影響につきましては、一般論といたしまして、輸出や海外展開している企業の収益は改善する一方、輸入価格の上昇を通じて企業や消費者が負担増となるなど、プラス面、マイナス面双方の影響があるものと考えているところであります。現在は物価上昇への対応が重要な政策課題であるところでありまして、円安による輸入価格上昇を通じて国民生活、事業活動の負担増となるというマイナス面の影響にとりわけ懸念を持っているところであります。
政府といたしましては、物価上昇に直面する中にあっても、国民の皆様方が安心して生活し、事業を続けることができるよう必要な施策を推進していくことが重要と考えており、今後とも、為替が日本経済や国民生活に与える影響を的確に分析しつつ、適切に対応してまいりたいと考えているところであります。
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