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植田和男

植田和男の発言108件(2023-02-27〜2023-02-27)を収録。主な登壇先は議院運営委員会。キーワードで検索・期間指定で絞り込めます。

最近のトピック: 和男 (100) 植田 (100) 金融 (80) 物価 (65) 政策 (63)

役職: 日本銀行総裁候補者/共立女子大学ビジネス学部教授・学部長

役割: 参考人

会議別 出席回数/発言回数
会議名 出席回数 発言回数
議院運営委員会 1 108
発言一覧
発言者 肩書 日付 会議名
植田和男
役割  :参考人
参議院 2023-02-27 議院運営委員会
○参考人(植田和男君) まず、一般論として、金融緩和等で総需要を支え、企業収益を支えることが最終的に賃上げにもつながるということは言えるかと思います。  それから、企業同士の取引関係のところでございますと、例えば民間の試みとして、パートナーシップ構築宣言等に見られますように、大企業の収益増が幅広く経済に行き渡るというための努力もなされつつあるというふうに考えてございます。
植田和男
役割  :参考人
参議院 2023-02-27 議院運営委員会
○参考人(植田和男君) デフレそのもの、賃金と物価両方ですね、これの原因としましては、先ほど来御説明しておりますように、ちょっと古く、九〇年代くらいから振り返ってみますと、様々な外的ショックがあったこと、それでデフレ経済に陥ったことが人々の行動をデフレに合ったものにしてしまいまして、それが物価を上がりにくくしているということにつながってしまったこと等かなと思います。  その上で、様々な金融緩和政策を取ってきたわけですが、それは、二〇一三年以降、特にデフレを食い止める、デフレでない状態をつくり出すということには効果があったと思いますが、今申し上げたような金融政策外の要因もあったために、完全に二%の目標に達するというところには至っていないというふうに考えてございます。
植田和男
役割  :参考人
参議院 2023-02-27 議院運営委員会
○参考人(植田和男君) 後段の、御質問の後段の、持続的な二%の物価上昇が達成された暁にどういう賃金の動きになるかという点でございますが、それは持続的な賃金の上昇になるというふうに考えてございますが、それが何%になるかということは、そのときの生産性の上昇率とか、それから、労働者の構成がいろいろ過去も変化しておりますので、それによって平均賃金が変化するという効果もありまして、前もって言うのはなかなか難しいという意味でございます。  御質問の前段の、特に足下の状況を御指摘されているんだと思いますけれども、物価が上がってもなかなか賃金の上昇に結び付いていないという面があるということだと思いますが、ごく足下では賃金の上昇が少し追い付きつつありますが、これまでの物価上昇が、特に昨年来ですが、コストプッシュ的なものであったためになかなか賃金にしばらく波及しにくかったという面はあるかなと思っております。
植田和男
役割  :参考人
参議院 2023-02-27 議院運営委員会
○参考人(植田和男君) 持続的な二%のインフレが達成される、あるいは、今ちょっと二%には届いていないけれども、基調的なインフレ率、これが着実に上がっていくためには、賃金がもう少しきちんと上がるということが必要であるという認識は私も持っておりますし、日本銀行もいろいろなところで表明しているというふうに思っております。
植田和男
役割  :参考人
参議院 2023-02-27 議院運営委員会
○参考人(植田和男君) おっしゃるように、必需品を大きなウエートとして含みます消費者物価指数総合は高い率で伸びております。これに対して、何度も申し上げておりますが、基調的なインフレ率は低い、低いと言ってもまあプラスであると思いますが、二%にはまだ間があるという中で、日本銀行の金融政策は後者の方に力点を置いて金融緩和を現在続けているというスタンスになっているかと思います。  ここは、金曜日もちょっと申し上げましたが、私は、国民の皆さんには生活実感との乖離、金融政策がですね、の背景についてもう少し丁寧な説明を今後詳しくしていく必要があるというふうに思っております。
植田和男
役割  :参考人
参議院 2023-02-27 議院運営委員会
○参考人(植田和男君) 非常に直近の足下では委員おっしゃるような動きが少し見られておりますけれども、少し中長期的に展望します、中長期的と申しますか、数か月、半年、一年というところで展望しますと、これは金曜日、今朝、先ほども申し上げましたように、必需品を含む消費者物価指数総合のインフレ率は現在の四%からかなりはっきりと低下し、年度、来年度半ばくらいですか、二%を下回るというところまで低下していくというふうに考えてございます。
植田和男
役割  :参考人
参議院 2023-02-27 議院運営委員会
○参考人(植田和男君) 円安株高の経済に及ぼす影響は極めて多様な側面があるかと思います。  例えば、円安に限りましても、おっしゃるように、グローバル企業の収益にプラスに作用するという面がありますし、さらに、インバウンド需要が増加すれば、これは地方の中小サービス業にもメリットをもたらすという面があるかと思います。もちろん、マイナス面としては、輸入財を使っている企業あるいはそれを間接的に消費する家計の実質所得を下げるというようなマイナス面があるかと思います。  いずれにせよ、多様な影響がございますので、どれか一つが政策のターゲットであるというようなことではないかなと思っております。
植田和男
役割  :参考人
参議院 2023-02-27 議院運営委員会
○参考人(植田和男君) 確かに、株式からの、株式保有からの収益、これに対して、預金の利子率が低金利政策の下では制限される、株の方は場合によっては上がるということで、そこは所得格差の拡大につながる面があるかと思いますが、他方で、金融緩和は住宅ローン金利を低下させてきたという面を通じて幅広く家計の所得あるいは実質所得を支えてきたと思いますし、さらに、金融緩和が経済活動をバックアップしてきたということが雇用等を通じて国民各層に幅広いプラスの影響を持ってきたというふうにも考えてございます。
植田和男
役割  :参考人
参議院 2023-02-27 議院運営委員会
○参考人(植田和男君) それは衆議院での質疑でも申し上げましたが、現在の金融緩和を続けていった場合にもなかなか基調的なインフレ率が時間を掛けても上がってこないという場合には、副作用等も考えまして、より持続性の高い金融政策の仕組み、緩和の仕組みを考えていかないといけないというふうには考えております。
植田和男
役割  :参考人
参議院 2023-02-27 議院運営委員会
○参考人(植田和男君) 当面、イールドカーブコントロール政策の下で、短期と長期の金利を現在の水準に誘導しつつ必要に応じて国債を買うという政策を続けるということだと思います。