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日本の議論
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ギジログは、国会の会議録データを横断検索・可視化できる無料ツールです。議員・会議・会派・役職などで素早く絞り込み、要点の確認や傾向把握を支援します。
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検索結果
発言統計グラフ
発言一覧
| 発言者 | 肩書 | 院 | 日付 | 会議名 |
|---|---|---|---|---|
| 本村伸子 |
所属政党:日本共産党
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衆議院 | 2025-06-10 | 法務委員会 |
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日本共産党の本村伸子でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。
参考人の皆様、今日は、お忙しい中お時間を取っていただき、こうして御発言いただきまして、本当にありがとうございます。
この委員会、開かれているわけですけれども、毎週、国会の議員会館の前では、選択的夫婦別姓を求める皆さんが声を上げ続けておられます。先週ですけれども、ある若い方からこのようなお話がありました。結婚したいと思える好きな人に出会うことができました、でも、どうしても名字を変えたくなくて、相手にも変えることを強制したくない、だから結婚することができないでいます、私の思いを尊重してもらえないでしょうかというお話でした。
結婚したいと思う、そういう好きな人に出会うということは、私にとっては奇跡のようなことだというふうに思います。そういう方と出会って、その方と幸せに結婚ができるようにということを応援することが政
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| 小原成朗 |
役割 :参考人
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衆議院 | 2025-06-10 | 法務委員会 |
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御質問ありがとうございます。
具体的にというのはなかなか難しいんですけれども、まさにおっしゃったとおり、困っておられる方がいるということと、困っていることについて分からない方がいるというのは、まさにそれが事実でありまして、困っていることが分からない人は、どうぞそのまま同氏を選択してください。困っている人は別氏を選択できるようにすればいい。事例じゃなくて申し訳ないんですけれども、そういうことがまさにこの制度に求められているというふうに思いますし、政治に求められているというふうに考えます。
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| 次原悦子 |
役割 :参考人
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衆議院 | 2025-06-10 | 法務委員会 |
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熱い御質問、ありがとうございます。
経団連に関しましては、困っている、不便ということに関しては、様々な細かい意見というのが出ております。実際に、ビジネスネームでない本名を周囲が知らないがために、スタッフが予約してくれた氏名とカード決済時の氏名が違う、そういうこともございますし、銀行口座とクレジットカードなど、戸籍上の氏名の変更の手続が非常に煩雑になるということもございます。又は、先ほども申しましたが、やはりビジネスネームと企業で使います戸籍名が違うがために、プライバシーに関わることで嫌な思いをされていらっしゃる方もおります。
キャリアの影響に関しては、随分使いやすくなられたとはいいながらも、先ほども申しましたが、一々やはり、説明をすれば御理解はいただけますけれども、絶えず絶えずそういう細かい説明をしないと御理解がいただけないというような、そういうものの連続でございます。
ちょっ
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| 布柴靖枝 |
役職 :文教大学人間科学部教授
役割 :参考人
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衆議院 | 2025-06-10 | 法務委員会 |
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次原参考人がおっしゃってくださいましたように、小さな不便な体験が、実はボディーブローのように利いて、その人のアイデンティティーを揺るがしていっています。
そうこうしているうちに、麻痺してくるんですね。そうしたら、自分が困難に向かい合っていても、こういうものなんだということで、怒ること、おかしいと思うことすらも分からなくなってくることがあります。それはとてもゆゆしき事態だというふうに思っているんですね。本当は、おかしい、何でこういうふうにしなくてはいけないんだという健康な主張をしていいところまで、自分が悪いからかもしれない、でも人生はこんなものなんだという諦めの中で、そういうふうになっていってしまっている可能性があると思います。
ですから、困っているのが分からないという方がいらっしゃるということ自体が、そういうふうにさせた世の中というのを私はとてもとても残念に思います。
以上でご
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| 本村伸子 |
所属政党:日本共産党
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衆議院 | 2025-06-10 | 法務委員会 |
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ありがとうございます。
先ほど来お話がありましたけれども、アイデンティティーの問題です。
私も様々な皆さんのお声をお伺いするんですけれども、新日本婦人の会の皆様のアンケートの中には、結婚して名字を変えて自分が自分でなくなった気がして体調を崩してしまったという方も、前の質問でも御紹介をしたんですけれども、実際におられます。
名字を変えることによってアイデンティティーの喪失を感じるということについて、大げさだという声がありますけれども、アイデンティティーの大切さについて、是非三人の方にお伺いをしたいと思います。小原参考人、次原参考人、布柴参考人に是非伺いたいと思います。
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| 小原成朗 |
役割 :参考人
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衆議院 | 2025-06-10 | 法務委員会 |
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また繰り返しになってしまっているんですけれども、我々の資料の中の六ページ目に、夫婦のいずれか一方が氏を改めないことが婚姻の妨げになるかの、なぜなるのか、自由記述欄がございます。そこの中に、女性ばかり変えないといけない現状は理不尽だとか、一方だけが手続に追われるのは納得がいかないからという手続に加えて、今の自分の名字が気に入っている、自分の名前に誇りがある、別な人になったように感じるというアイデンティティーの課題を挙げている方がございます。
ということで、アイデンティティーの問題は、お分かりにならない方にはお分かりにならないかと思いますけれども、大事な人にとっては大事な問題で、先ほどお話しになっていたような、裁判に訴えて人生を懸けて改善しようとしている方もいらっしゃるということを付記したいと思います。
以上です。
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| 次原悦子 |
役割 :参考人
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衆議院 | 2025-06-10 | 法務委員会 |
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アイデンティティーというのは、本当に人それぞれでございます。椎谷先生にも竹田先生にもアイデンティティーはございますし、それぞれだろうと思います。そのどれもが自分にとって物すごく大切なものです。氏名というのはまさに人格を表すもので、私の場合もそれがアイデンティティーとして生きてまいりました。
この議論をずっと続けてきても、きっと誰も同じ答えはないと思うんですね。だからこそ、選択的である、これが何よりも大切で、今日、参考人の方の皆様の御意見もお聞きしましたが、皆様も、皆様がお持ちになられる価値観だとも思いますし、私どもの価値観もございます。その価値観をとにかく、強要するのではなくて、それを受け入れる、そんな社会をつくろうよという、それに尽きるのではないかなというふうに思います。
ありがとうございます。
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| 布柴靖枝 |
役職 :文教大学人間科学部教授
役割 :参考人
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衆議院 | 2025-06-10 | 法務委員会 |
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アイデンティティーは、自分とは何者であるかという感覚、意識、理解のことです。これはまさに、簡単に言うと、自分らしさというのを自分でしっかりと感じられる心、そして行動できる力になってきます。ですので、アイデンティティーがないと今の世の中は生きていけません。
そして、ちょっと昔の歴史を振り返ると、日本人というのは、アイデンティティーを持たなくても、ぼんやりとコミュニティーの中で過ごせてきたという歴史もあるんじゃないかなというふうに思います。その中の一つで、家制度で同じ氏を保つことによって、その中で、自分はこうですよと言わなくても、家というそのものに守られてきたかもしれません。
けれども、今は世の中が変わっています。今、世界でも本当に、一緒に仕事をしたりとか、グローバル社会の中で、いろいろな人たちとコミュニケーションを取りながら、日本だけでは経済社会は成り立っておりませんので、そういった
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| 本村伸子 |
所属政党:日本共産党
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衆議院 | 2025-06-10 | 法務委員会 |
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続いて、また布柴参考人にお伺いしたいんですけれども、自己選択をできることはその人の幸福度を高めるという結果が研究で証明されているということで、インタビューにもお答えになっていると思うんですけれども、そのことについて詳しく教えていただければというふうに思っております。
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| 布柴靖枝 |
役職 :文教大学人間科学部教授
役割 :参考人
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衆議院 | 2025-06-10 | 法務委員会 |
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ありがとうございます。話し出すと、授業一こま分、かかります。
これは、私が長年カウンセリングをしていて、悩んでいた人が、自分は本当はこう思っているんだ、こうなんだということに気づいて、じゃ、今の目の前にある問題をどう乗り越えていったらいいのかということを自己選択するのをサポートしているのが私のお仕事なんですね。そして、本当にやはり、自己選択された方というのは、悩む前の御自身よりもうんと成長をされていっています。
私は、四十年の中で、自己選択というのは本当に大事なんだということは分かっているんですが、これは、実証研究で、二万人の調査で、八木先生たちが調査をした結果、学歴とか所得よりも自己決定権の方が実はその人の幸せ感に大きく影響を与えるという結果が出ました。
以上です。
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