予算委員会公聴会
予算委員会公聴会の発言1350件(2023-02-16〜2025-03-13)。登壇議員128人。関連発言を時系列で確認できます。
最近のトピック:
日本 (139)
ウクライナ (115)
ロシア (92)
非常 (75)
アメリカ (61)
発言一覧
| 発言者 | 肩書 | 院 | 日付 | 会議名 |
|---|---|---|---|---|
| 村田享子 |
所属政党:立憲民主・社民
|
参議院 | 2023-03-09 | 予算委員会公聴会 |
|
○村田享子君 おはようございます。立憲民主・社民の村田享子です。
今日は、両先生方、貴重な話、どうもありがとうございます。
まず、片岡公述人にお聞きをいたします。
先生の五ページ目の資料の中にも、経済成長なしの財政健全化、そして防衛費拡大は亡国への道である、そういった記述がございました。この防衛費につきましては、今、岸田総理の方からは、このGDP二%にする財源、それを、一兆円を増税で賄うということで、法人税、たばこ税、また復興特別所得税の流用といった話が出ております。また、この増税について今国民が納得している状況とは言えませんし、また、先ほどの先生の資料の中にも、消費税の増税がやっぱり消費が落ち込んだ要因であったといった御指摘もございました。
また、私、元々物づくり、製造業の労働組合の出身でございまして、今まさに春闘が行われているわけなんですけれども、やっぱりその中でも法人
全文表示
|
||||
| 片岡剛士 |
役割 :公述人
|
参議院 | 2023-03-09 | 予算委員会公聴会 |
|
○公述人(片岡剛士君) 御質問ありがとうございます。
防衛費の件についてお答えしたいと思います。
名目GDP比で二%にするというのは、これは私自身、諸外国と比べてもやはりもう一%というのは少ない水準だったわけですから、諸外国並みの水準にするということは望ましいんだというふうに理解をしています。
ただ、名目GDPが伸びない状態で二%をしても、一旦は一%から倍に増えるかもしれませんが、それ以降は全く増えない状況になります。そうなりますと、今、台湾情勢等々で非常に諸外国からのプレッシャーというものが意識されている中、結果的に支出が伸びないという話になりますと、更に名目GDP比三%、四%という形で国民に過大な負担を課すということにもつながるわけですよね。
ですから、何が言いたいかといいますと、成長なくしてこういった防衛費の拡大という話も持続不可能であると、こういうことが重要なんだと
全文表示
|
||||
| 村田享子 |
所属政党:立憲民主・社民
|
参議院 | 2023-03-09 | 予算委員会公聴会 |
|
○村田享子君 先生、もう一度お尋ねします。
今、春闘が行われている時期ということで、今の春闘への受け止めをお願いします。
|
||||
| 片岡剛士 |
役割 :公述人
|
参議院 | 2023-03-09 | 予算委員会公聴会 |
|
○公述人(片岡剛士君) 分かりました。ありがとうございます。
春闘の件なんですが、インフレ率が高まる中で、かつてないほど賃上げの力というか圧力というものが加わってきているように思います。
例えば、皆様方も報道等でよく御案内かもしれませんけれども、大企業の一部では五%、六%、ないしは一〇%というような賃上げを行う会社さんも出ていっています。こうした話というのはこれまでなかった動きですし、その中で中小企業も大企業の動きに引きずられるような形で賃上げをしていくという流れが出てきています。
こうしたものは、私自身、先ほど八代先生の方からアベノミクスは効果がなかったという議論があるという話がありましたが、私自身はアベノミクス効果があると思っているんですけれども、じわじわと、特に雇用の面を中心に労働需要を刺激し続けることで賃上げの圧力、コストプッシュの圧力というものが企業に掛かっていると。
全文表示
|
||||
| 村田享子 |
所属政党:立憲民主・社民
|
参議院 | 2023-03-09 | 予算委員会公聴会 |
|
○村田享子君 片岡先生、どうもありがとうございました。
続きまして、八代公述人にお聞きをいたします。
今、片岡公述人の方からも、いい人を雇うためには賃上げをしないといけないということで、ここについては、岸田総理、新しい資本主義というのを掲げて、リスキリング、日本型職務給の確立、そして成長分野への労働移動といったことで構造的な賃上げを実現しようとしておりますけれども、ずっと制度・規制改革、労働市場改革に携われてこられた八代先生から見られて、この新しい資本主義であったりこの構造的な賃上げで本当に日本の賃金が持続的に上がっていくのか、これについての先生の御見解をお聞かせください。
|
||||
| 八代尚宏 |
役職 :昭和女子大学特命教授
役割 :公述人
|
参議院 | 2023-03-09 | 予算委員会公聴会 |
|
○公述人(八代尚宏君) 御質問ありがとうございました。
その前に一言。
私は、アベノミクスが失敗したとは言っておりません。アベノミクスは、最初の大幅な円高を是正して日本経済を立ち直させるために非常に大きな影響を及ぼしたわけで、その点では成功していると。ただ、肝腎の三本の矢が十分に実現できなかったので、言わば一段目、二段目のロケットは噴射したけど、三段目が失速してしまったということで、これを継続するのがやはり今の政府に是非求められることだと思います。
その上で、難しいのはやはり、今の新しい資本主義ということですが、一番大事なのはやっぱりいかにして継続的な成長を実現できるか。そのためには生産性を上げていかなきゃいけない。生産性が上がって初めて賃上げも実現するわけですね。
ですから、今労働組合が賃上げを求めているというのは私は大事なことだと思いますが、画一的な賃上げはやっぱり好ま
全文表示
|
||||
| 村田享子 |
所属政党:立憲民主・社民
|
参議院 | 2023-03-09 | 予算委員会公聴会 |
|
○村田享子君 先生、どうもありがとうございます。
確かに、共働きの世帯が増えてきて女性も働くことが当たり前になってきた中で、やっぱり多様な働き方というのは私も必要だというふうに思います。
最後、一問、片岡先生にお尋ねします。
同じく資料の先ほどの五ページのところで、やっぱり本予算と補正予算の位置付けを明確にといった先生の御提案がありました。
昨年の補正予算におきましても、新たな基金の造成であったり、また巨額な予備費を積むということがちょっとよく見られるなというふうに感じておりますけれども、こういったところにつきまして先生の御見解をお聞きしたいと思います。
|
||||
| 片岡剛士 |
役割 :公述人
|
参議院 | 2023-03-09 | 予算委員会公聴会 |
|
○公述人(片岡剛士君) 御質問ありがとうございます。
本予算と補正予算の使い分けの話なんですけれども、昨今、私自身統計を見ておりますと、本予算の中で、歳出圧力を避けようとする余りに、必要な支出というものをあえて立てずに、それをその本予算に回すという事例が散見されるようにちょっとお見受けします。
これは、先ほど委員御指摘されていた予備費を積んだりとか、そういった話もございますし、それから補正予算の中で、十年、二十年ぐらいの中長期的な効果をもたらす支出といった話も補正予算に積まれていると。ですから、こういったものはある意味是正する必要があるのではないかというふうに考えています。
|
||||
| 村田享子 |
所属政党:立憲民主・社民
|
参議院 | 2023-03-09 | 予算委員会公聴会 |
|
○村田享子君 今日はどうも貴重なお話ありがとうございました。以上で終わります。
|
||||
| 若松謙維 |
所属政党:公明党
|
参議院 | 2023-03-09 | 予算委員会公聴会 |
|
○若松謙維君 公明党の若松謙維です。
片岡委員、八代委員、今日はありがとうございます。
まず、片岡委員にお伺いいたします。
私も、「正論」ですか、読ませていただきましたが、本当にリフレ派、そして国債償還、予算計上不要、借換えで対応可能と、非常にすっきりとした分かりやすい議論なんですが、どうしても、私も会計士なんで、どうしてもリスクというのを考えてしまいます。
特に私は、いわゆる世界恐慌というんですか、三つあると思って、まず一つ目は、御存じの一九三〇年代の世界恐慌、いわゆる貿易信用収縮ですね。二度目が、二〇〇七年から一〇年までのリーマン・ショックの世界金融危機、いわゆる金融信用収縮と。三回目が、いわゆる先進国の国債、いわゆる国債発行の拡大による信用収縮リスク。これが現在の例えばIMFとかG7とかG20、財務、中央銀行の対応等でリスクが回避できるのか。そこら辺はどういうふうに先
全文表示
|
||||