原子力問題調査特別委員会
原子力問題調査特別委員会の発言1402件(2023-01-23〜2025-08-05)。登壇議員114人。関連発言を時系列で確認できます。
最近のトピック:
規制 (87)
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期間 (62)
原子力 (53)
安全 (43)
発言一覧
| 発言者 | 肩書 | 院 | 日付 | 会議名 |
|---|---|---|---|---|
| 鈴木淳司 |
所属政党:自由民主党・無所属の会
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衆議院 | 2023-06-08 | 原子力問題調査特別委員会 |
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○鈴木委員長 次に、阿部知子君。
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| 阿部知子 |
所属政党:立憲民主党・無所属
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衆議院 | 2023-06-08 | 原子力問題調査特別委員会 |
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○阿部(知)委員 立憲民主党の阿部知子です。
本日、私は、二〇一一年の三月十一日の東京電力福島第一原発事故以降十二年も経過いたしましたが、事故の収束作業にしばしも休まず従事してくださっている現場の労働者の問題について質疑をさせていただきます。
実は、昨年、厚生労働委員会で福一の作業に関わる皆さんの被曝の問題を取り上げさせていただきましたが、そもそも原子力規制委員会は、その三条に国民の生命、健康そして財産の保護とありますので、被曝労働者も含めた生命あるいは健康の保護ということもまた規制委員会の任と思いますので、その観点からお尋ねをいたします。
お示しいたしました資料一枚目、御覧いただきたいと思いますが、これは、本年の三月に放射線障害によるがんというふうに労災認定されました、福島の第一原発で働く労働者の中からの十一例目の労災認定事案でございます。労災の御病名は白血病ということであり
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| 梶原輝昭 |
役職 :厚生労働省大臣官房審議官
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衆議院 | 2023-06-08 | 原子力問題調査特別委員会 |
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○梶原政府参考人 お答えをいたします。
全国の原子力発電所の業務に従事した労働者の放射線被曝によるがんの労災認定件数は、先ほど先生から御説明いただきましたとおり、昭和五十一年度から東京電力福島第一原子力発電所事故が発生した平成二十二年度までの三十五年間で九件、これに対し、事故後の平成二十三年度から令和四年度までの十二年間で十六件であります。
事故の前後を比べた場合、事故後の件数の方が多くなっております。
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| 阿部知子 |
所属政党:立憲民主党・無所属
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衆議院 | 2023-06-08 | 原子力問題調査特別委員会 |
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○阿部(知)委員 件数が多いだけではなくて、事故前はほとんどの労災認定は白血病でありましたが、現在は多様な疾患が認定をされてございます。逐一は、次のページを見ていただけますと、労災の認定状況で、一九七〇年から一応二〇一一年の三月十日までで区切っておりますが、ほとんどが血液系の白血病であるということ。下には、特に資料三としてつけさせていただきましたが、福一での被曝の状況と、そこから様々ながんを来した一覧、十一人のプロフィールが載せてございます。
ここで、再び参考人にお伺いいたしますが、私がこれを拝見いたしますと、被曝線量は一F内のものと合計を分けてございますが、特に一F内での被曝線量を見ますと、いわゆる百ミリシーベルトを超えた方は甲状腺がんのお二人のみで、他は百ミリ以下の九人というふうに理解してよろしいでしょうか。
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| 梶原輝昭 |
役職 :厚生労働省大臣官房審議官
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衆議院 | 2023-06-08 | 原子力問題調査特別委員会 |
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○梶原政府参考人 お答えをいたします。
事故後の作業に従事し、放射線被曝によるがんとして労災認定された件数は、御指摘のとおり、令和四年度末時点で十一人、十一件でございます。
この十一件のうち、事故後の作業における被曝線量が百ミリシーベルト未満である事案は、御指摘のとおり、九件となっております。
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| 阿部知子 |
所属政党:立憲民主党・無所属
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衆議院 | 2023-06-08 | 原子力問題調査特別委員会 |
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○阿部(知)委員 福島の中での被曝だけでなく、全体の被曝状況を含めての労災認定とは思いますが、私が特に福島の中で百ミリシーベルト以下でしたねと申し上げたのは、次に開いていただきます資料四を見ていただきますと、これは東京電力福島第一原発事故の後です。緊急に被曝線量の上限を二百五十ミリシーベルトに国が上げまして、そのときの緊急作業従事者のフォローアップの中で、二万人に対しては登録証を送る、五十ミリシーベルト以上であった方については白内障の検診、百ミリシーベルト以上の方にはがん検診という三つの組立てが実施されております。正直言って、私は、このフォローアップというものが極めて不十分であるし、今後も福一の中で働く人の中の健康、生命を守れるかどうかという心配、懸念を持っております。
まず、二万人に登録証を送って健康相談等々を受けるシステムになっておりますが、これについて、相談件数は五百五十しかない
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| 美濃芳郎 |
役職 :厚生労働省労働基準局安全衛生部長
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衆議院 | 2023-06-08 | 原子力問題調査特別委員会 |
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○美濃政府参考人 お答え申し上げます。
毎年、東京電力福島第一原子力発電所における緊急作業従事者の長期的健康管理の実施状況を公表しており、その中で、大臣指針に定めるがん検診の受診者数等の受診状況についてもお示ししているところでございます。
一方で、がん検診の結果につきましては、受診者の同意を得られた場合のみ御報告をいただいているものであり、その結果のみをもって放射線の影響によるものかどうかを科学的に評価することができないこと等から、その結果については公表していないところでございます。
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| 阿部知子 |
所属政党:立憲民主党・無所属
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衆議院 | 2023-06-08 | 原子力問題調査特別委員会 |
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○阿部(知)委員 公表していなくても、把握はしているのですか。この百ミリシーベルト超えの方の検診結果で、結果を教えてください。どなたということは伺っていません。
私がこれを伺うのは、先ほどお示ししたように、福一の中では、百ミリシーベルト以下の被曝線量で、しかし、そこからもう九人、がんの労災認定がされているわけです。一方、この仕組みの中で百ミリを超える方をフォローしていますが、果たしてこの中におられたのか、これは事実でありますので把握しておく必要があると思います。いかがですか。
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| 美濃芳郎 |
役職 :厚生労働省労働基準局安全衛生部長
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衆議院 | 2023-06-08 | 原子力問題調査特別委員会 |
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○美濃政府参考人 お答え申し上げます。
がん検診等の結果につきましては、先ほど申し上げましたように、当該者の同意を得られた場合のみ御報告を受けているものでございまして、また、がん検診以降の精密検査結果の報告については必ずしも求めておりませんで、最終的にがんと診断された方の数については、把握しているものではございません。
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| 阿部知子 |
所属政党:立憲民主党・無所属
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衆議院 | 2023-06-08 | 原子力問題調査特別委員会 |
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○阿部(知)委員 すなわち、これはやっただけ、ポーズだけになってしまって、また、仕組みとしても不十分だと思うんです。
繰り返し申し上げますが、百ミリシーベルト以下でもう既に九人出ておられます。一方の百ミリ超えの方は報告がないから分からない。このとき暫定的に放射線量の基準を上げましたから、国の責任においてフォローするという姿勢は大事と思いますが、長い年月の中で発がんということに至った方は必ずしもこの検査方法では分かってこない、浮かんでこない、出てこないということが明らかになっていると思うのです。
特に、二万人の方、登録証などをいただきましても、相談件数が五百五十件だということは、もしその方たちが懸念を抱かれても相談に終わってしまう。本来は、私は、この方々はいわゆる放射線業務に伴うがんのリスクもあるわけですから、放射線の健康管理手帳と言われるものを、登録証じゃなくて管理手帳をお渡しして
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