原子力問題調査特別委員会
原子力問題調査特別委員会の発言1402件(2023-01-23〜2025-08-05)。登壇議員114人。関連発言を時系列で確認できます。
最近のトピック:
規制 (87)
施設 (65)
期間 (62)
原子力 (53)
安全 (43)
発言一覧
| 発言者 | 肩書 | 院 | 日付 | 会議名 |
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| 笠井亮 |
所属政党:日本共産党
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衆議院 | 2024-04-18 | 原子力問題調査特別委員会 |
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○笠井委員 志賀原発は、一号機、二号機とも運転はしておりませんが、電源喪失やプールの損壊によって使用済燃料プールが冷却機能を失えば、最悪の場合は燃料被覆管が破損するジルコニウム火災、大量の放射性物質を放出するという危険がある。そのことは、去る二月七日の予算委員会で、私の質問に対して山中委員長もお認めになりました。
私たちは、能登半島地震によって、海成段丘で大きな地震が発生すれば海底が隆起するというのが現実だということを今回知ることになったわけであります。
原発が立地する場所の海底が隆起すれば、原発の取水口や取水路も隆起をして、冷却用海水を海水ポンプに送れなくなって、冷却機能喪失、そして大事故になる可能性があるということを想定して、それに対する規制対応を直ちに行わなきゃならない、そういう認識を委員長はお持ちですか。
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| 山中伸介 |
役職 :原子力規制委員会委員長
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衆議院 | 2024-04-18 | 原子力問題調査特別委員会 |
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○山中政府特別補佐人 お答えをいたします。
新規制基準適合性審査においては、原子力発電所の敷地及び敷地周辺の断層については、詳細な調査を基に活断層を抽出し、地震動評価を行った上で、原子炉建屋等の重要な建物、構築物の基礎地盤が地震時にその建物、構築物を支持できるものであること、また、地震に伴う地盤の変形によって安全機能が損なわれないことを確認しております。
津波による発電用原子炉施設に対する影響評価の際には、津波による水位変動に加えて、基準津波の発生源における地震に伴う隆起、沈降も考慮した上で、保守的な評価が行われることを確認しております。
さらに、各原子力発電所では、既設の海水取水設備とは別に、海水から水を供給するための可搬型の設備を設けることを求めております。これによって、各プラントでは大型ポンプ車やホース等が配備されておりまして、仮に既設の海水取水設備が使えなくなった場合に
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| 笠井亮 |
所属政党:日本共産党
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衆議院 | 2024-04-18 | 原子力問題調査特別委員会 |
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○笠井委員 原子炉や使用済燃料の冷却のために海水ポンプで海水を取り入れているわけです。もしポンプ取水口が海面より上がれば、海水を取り入れられなくなります。地盤が隆起すれば、取水口が海面よりも上に出てしまって、取水機能を失ってしまうおそれがある。
そこで、伺いますけれども、志賀原発では、現時点で何メートルの隆起まで取水機能が維持できる設計になっているんでしょうか。
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| 山中伸介 |
役職 :原子力規制委員会委員長
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衆議院 | 2024-04-18 | 原子力問題調査特別委員会 |
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○山中政府特別補佐人 お答えいたします。
北陸電力志賀原子力発電所二号炉の設置変更許可申請によりますと、現状、取水口の入口の高さは海抜マイナス六・五メートルに位置しておりまして、また、海水をくみ上げるポンプの吸い込み口は海抜マイナス約六メーターになるように設置されているものと承知しております。
なお、志賀原子力発電所二号炉につきましては、現在、新規制基準適合性についての審査中でございます。審査の中では、取水路等の重要な施設の直下に活断層が存在しないことを確認した上で、津波による発電用原子炉施設に対する影響評価の際に、津波による水位変動に加えて、基準津波の発生源における地震に伴う広域の隆起、沈降も考慮した上で、取水性についての保守的な評価が行われているかどうかなどを確認していく予定にしております。
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| 笠井亮 |
所属政党:日本共産党
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衆議院 | 2024-04-18 | 原子力問題調査特別委員会 |
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○笠井委員 津波のことを尋ねているんじゃないんですね。隆起が起きた場合に、何メートルの隆起まで冷却用の海水を取水できる設計になっているかを伺っています。
地震によって隆起が起きれば、取水口や取水路が壊れなくても、取水口が海面より高くなって、ポンプへの海水を送れなくなる。海水取水ができなくなるだけじゃなくて、耐震性を持って設計された原子炉を始めとして様々な機器や配管類が破損して大事故になる。
委員長、陸上部分の施設は何メートルの隆起まで安全を保つことができる設計になっているんでしょうか。
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| 山中伸介 |
役職 :原子力規制委員会委員長
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衆議院 | 2024-04-18 | 原子力問題調査特別委員会 |
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○山中政府特別補佐人 断層についての評価、地震動、隆起等についての評価も現在審査の中で確認をしているところでございます。地盤の隆起がどれぐらいであるかということについては、志賀原子力発電所二号炉については現時点ではまだお答えできない状況にございます。
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| 笠井亮 |
所属政党:日本共産党
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衆議院 | 2024-04-18 | 原子力問題調査特別委員会 |
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○笠井委員 政府の地震調査研究推進本部地震調査委員会は、能登半島地震の活動の見通しについてこう言っております。これまでの地震活動及び地殻変動の状況を踏まえると、二〇二〇年十二月以降の一連の地震活動は当分続くと考えられ、マグニチュード七・六の地震後の活動域及びその周辺では、今後強い揺れや津波を伴う地震発生の可能性もある、こう述べているわけです。
東北大学の災害科学国際研究所の遠田晋次教授らは、震源域の両端に当たる新潟の佐渡沖や能登半島西部の断層で地震が発生しやすくなる変化が起きていると解析しております。更なる地震や津波への注意が必要と警戒を呼びかけているわけであります。
能登半島西部の断層というのは、志賀原発前面の沖合であります。地盤の隆起を伴うことが予想される大きな地震が志賀原発の近傍で起きるかもしれない、最悪の場合、敷地の直下で起きるかもしれない、その地震の力はどれだけの大きさに
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| 山中伸介 |
役職 :原子力規制委員会委員長
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衆議院 | 2024-04-18 | 原子力問題調査特別委員会 |
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○山中政府特別補佐人 原子力発電所の施設の設計に関する審査に当たっては、その前に、設計の前提となる地震、津波といった自然ハザードに関する審査をまず行うことが必要です。
北陸電力志賀原子力発電所二号炉の審査では、現在、基準地震動や基準津波を策定するために必要な敷地周辺の断層の長さや性状等について確認を行っているところでございます。
断層の評価について審査がおおむね終了すると、その結果に基づいて基準地震動や基準津波の審査を順次行っていくこととなります。このような審査を経た上で、委員御指摘のような施設への影響に関する審査を行うことができるようになると考えております。
いずれにいたしましても、今後の審査の中で、施設の地震力に対する評価や、地盤の変形等により施設の機能が喪失しないかといった評価も含めて、厳正に審査を行っていく予定にしております。
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| 笠井亮 |
所属政党:日本共産党
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衆議院 | 2024-04-18 | 原子力問題調査特別委員会 |
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○笠井委員 日本地理学会の調査で、志賀原発の北側約九キロの場所で、富来川南岸断層が動いたものと見られる地表の上下変位やずれが三キロメートル以上続いていることが分かりました。その富来川南岸断層が能登半島北方の活断層と連動して動いた可能性があると言われています。富来川南岸断層は半島西側海域にも延びていて、この断層が動いて志賀原発近くの海岸を隆起させたという指摘もあります。
能登半島地震で明らかになったことは、断層が連動して動くということではないかと思うんですけれども、そういう認識を委員長もお持ちでしょうか。
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| 山中伸介 |
役職 :原子力規制委員会委員長
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衆議院 | 2024-04-18 | 原子力問題調査特別委員会 |
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○山中政府特別補佐人 お答えいたします。
御指摘のありました断層についても、今、敷地の周辺の断層について、活動性について、あるいは長さについて評価を行っているところでございます。また、連動についても評価をきちっとこれからしていくことになろうかと思いますので、審査の中で厳正に評価をしていくことになろうかと思います。
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