外交・安全保障に関する調査会
外交・安全保障に関する調査会の発言1390件(2023-02-08〜2025-06-04)。登壇議員80人。関連発言を時系列で確認できます。
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発言一覧
| 発言者 | 肩書 | 院 | 日付 | 会議名 |
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| 岩渕友 |
所属政党:日本共産党
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参議院 | 2024-02-21 | 外交・安全保障に関する調査会 |
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○岩渕友君 日本共産党の岩渕友です。
参考人の皆様、本日はありがとうございます。
初めに、三人の参考人に伺うんですけれども、先ほど来話があるように、FMCTが提案をされてから三十年経過をしても今も交渉開始に至らないままだという、その一方で、同じように九〇年代に案が示された核兵器禁止条約は採択されて発効をされて、今世界の大きな流れになってきているんだというふうに思うんです。
そうした下で、このFMCTの意義について先ほど来いろいろお話があって、その組合せであるとかあるんですけれども、ちょっとその意義について改めてそれぞれのお考えをお聞かせください。
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| 秋山信将 |
役職 :一橋大学大学院法学研究科教授
役割 :参考人
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参議院 | 2024-02-21 | 外交・安全保障に関する調査会 |
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○参考人(秋山信将君) ありがとうございます。
FMCTの意義、これはやはりそれぞれの条約、目的が異なっていると思います。例えば、核兵器禁止条約は、ある意味では幾つか非常に重要な禁止事項が定められていますけれども、それぞれの条文についてやはり今後更に精緻化していく必要がある。また、NPTも同様だと思います。
そうした幾つかの条約にまたがるような案件ですね、共通しているものについて、やはりそれとはまた別個により細かい、しっかりとした詳細まで定めるような条約というのはあってしかるべきというふうに思っていて、とりわけ、先ほど私申し上げさせていただきましたけれども、核分裂性物質の取得、獲得というものが核兵器の保有にとって非常に大きなポイントになってくるということであれば、そこをどのように絞り込んでいくかということについてしっかりと、どのような物質を規制するのか、どのように規制していくのか、
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| 阿部達也 |
役職 :青山学院大学国際政治経済学部教授
役割 :参考人
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参議院 | 2024-02-21 | 外交・安全保障に関する調査会 |
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○参考人(阿部達也君) 御質問ありがとうございます。
私の回答は、多分回答にならない回答だと思います。FMCTの意義は、恐らく各国によって取りようがあるんだろうなということです。
つまり、ざっくりとその二つの立場があるというふうに申しましたけれども、ストックを入れるか入れないかというところだけで焦点を当てますと、入れることに意義を見出す国は、それがFMCT、まあそうするとFMCTじゃなくてFMTになるんですけれども、逆に、もう将来の生産だけに焦点を当てる国からするとそれがFMCTの意義だということになるんだと思います。その意味では、鶏が先なのか卵が先なのかという形になるかもしれませんが、恐らくそこの部分も含めてコンセンサスが得られないと先に進んでいかないのかなということです。
ちょっとお時間取ってしまいますけれども、私としては、恐らく国際社会で合意されているのは唯一シャノン報告
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| 川崎哲 |
役職 :ピースボート共同代表
役割 :参考人
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参議院 | 2024-02-21 | 外交・安全保障に関する調査会 |
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○参考人(川崎哲君) ありがとうございます。
今おっしゃったように、この三十年でFMCTは全くできないけれども核兵器禁止条約ができてしまったというこの現状において、じゃ、FMCTの意義は何だろうかといった場合には、重要な各論の一つになるんだろうというふうに思うんですよね。総論としての核兵器廃絶の必要性だとか、それに対して核兵器保有国も取り組む必要性があるというふうなことについては、最新のものでいえば核禁条約、そしてずっとあるものでいえばNPTにおいて繰り返し示されておりますけれども、例えば核兵器禁止条約が開発も実験も保有も使用も威嚇も禁止するというときに、一つ一つにどういう意味なのかということを詰めていかなければいけないんですね。
実験ということでいえば、CTBTが禁止しているものとそれ以外のものもあり得ると。あるいは、使用や威嚇や配備の禁止となれば、それは様々な軍事戦略との関係で
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| 岩渕友 |
所属政党:日本共産党
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参議院 | 2024-02-21 | 外交・安全保障に関する調査会 |
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○岩渕友君 ありがとうございます。
次に、川崎参考人に伺うんですけれども、このFMCTを広島や長崎の被爆者の皆さんはどんなふうに見ていらっしゃるのかということと、その被爆者の方々にとってこのFMCTというのはどういう意義があるのかということについて、お考えがあれば教えてください。
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| 川崎哲 |
役職 :ピースボート共同代表
役割 :参考人
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参議院 | 2024-02-21 | 外交・安全保障に関する調査会 |
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○参考人(川崎哲君) 御存じない方が本当に多いと思います。多くの方々は、とにかく核兵器をなくしてほしいというふうに思っていて、それで、私の身近なところでも、核兵器禁止条約ができたのに核兵器なくなっていないのはどういうことというふうに怒られたことがありまして、それは恐らく、広島や長崎の方も含め、多くの人たちの正直なところだと思うんですよね。二〇一七年、条約できたと喜んで、本当に核兵器がなくなると思ったら、全然それがそうもいかないということなわけですので。
そこで、実際には一個一個、先ほど各論と言いましたけれども、一個一個の各論において突破しなければいけない壁があるわけでありますけれども、ですから、しかし、それを、大きなうねりをつくって、とにかく核兵器というものはいけないものだし、なくさなければいけないという大きな国際的な方向性ができているんだから、そのうちの一つとして、かなり今日の議論も
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| 岩渕友 |
所属政党:日本共産党
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参議院 | 2024-02-21 | 外交・安全保障に関する調査会 |
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○岩渕友君 ありがとうございます。
続けて川崎参考人にお伺いをしたいんですけれども、日本がFMCTを進めるといいながら、お話があったように、非軍事用のプルトニウムの保有がどんどん増えてきているということで、これ非常に矛盾をしているんだというふうに思うんですね。
それで、六ケ所村の再処理工場の完成、めどは立っていないわけですけれども、先ほど参考人からは中止してはどうかというようなお話もあって、それは私もそうだというふうに思うんです。
先ほどの議論の中で、日本はイニシアチブを取れるというお話あったかと思うんですけど、その問題についてちょっともう少し詳しく教えてください。
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| 川崎哲 |
役職 :ピースボート共同代表
役割 :参考人
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参議院 | 2024-02-21 | 外交・安全保障に関する調査会 |
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○参考人(川崎哲君) 私、イランの外交官とも話をしたことがありますけれども、イランという国は核兵器を開発しているんじゃないかという疑惑が持たれている国でありますけれども、そのイランの外交官が、自分たちは日本のようになりたいのであると、日本は非常に先進的な核技術を持っていて、使用済燃料を再処理する技術もあるじゃないかと、日本がそれを持っていて、なぜ我々は許されないんだと、こういうような言い方をすることがあるわけですね。
そこに見て取れるように、ある種、日本が、日本政府の言い分としては模範的にやっていたとしても、口実に使われていくと、そのことによって潜在的な核兵器格差に口実を与えてしまう可能性があるということですね。ですから、きちんとイニシアチブを取るべきだろうというふうに思います。
二〇一八年の時点で、日本政府は、これ以上はプルトニウムを増やさないんだという、そういうことを明確にしま
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| 岩渕友 |
所属政党:日本共産党
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参議院 | 2024-02-21 | 外交・安全保障に関する調査会 |
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○岩渕友君 参考人の皆様、ありがとうございました。以上で終わります。
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| 猪口邦子 |
所属政党:自由民主党
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参議院 | 2024-02-21 | 外交・安全保障に関する調査会 |
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○会長(猪口邦子君) 伊波洋一君。
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