決算行政監視委員会第二分科会
決算行政監視委員会第二分科会の発言643件(2023-04-24〜2024-05-13)。登壇議員72人。関連発言を時系列で確認できます。
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発言一覧
| 発言者 | 肩書 | 院 | 日付 | 会議名 |
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| 大野敬太郎 |
所属政党:自由民主党・無所属の会
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衆議院 | 2023-04-24 | 決算行政監視委員会第二分科会 |
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○大野主査 質疑の申出がありますので、これを許します。高木宏壽君。
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| 高木宏壽 |
所属政党:自由民主党・無所属の会
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衆議院 | 2023-04-24 | 決算行政監視委員会第二分科会 |
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○高木(宏)分科員 自由民主党の高木宏壽です。
財務省所管事項への質疑、私だけのようですね。よろしくお願いをいたします。
まず、国民負担率について。国民所得に対する税金、社会保険料等の負担についてでありますが、三月に財務省が、二〇二二年度の国民負担率四七・五%の実績見込みだということで公表いたしました。過去最高だった一昨年度、二〇二一年度の四八・一%、これは下回るわけですが、国民所得の約半分を占めているということから、ネット上などで、江戸時代に農民が領主に納める年貢割合を表現した五公五民だと話題になっております。
この国民負担率、一九七九年度に三〇%台になり、二〇一二年度までは三〇%台をキープしていたわけですが、二〇一三年度から四〇%台に突入して、ほぼ上昇傾向にあり、先ほど申し上げたように、一昨年度は過去最高の四八・一%ということでございます。
ネット上などで話題になること
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| 井上貴博 |
所属政党:自由民主党・無所属の会
役職 :財務副大臣
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衆議院 | 2023-04-24 | 決算行政監視委員会第二分科会 |
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○井上副大臣 お答えいたします。
国民負担率は、今委員が御指摘のとおり、租税負担と社会保障負担の合計額が国民所得に占める比率のことを意味いたしますが、これらの公的負担は、家計のみならず、企業も負担しているところでございます。
この国民負担率の水準につきましては、国民が受ける社会保障給付や行政サービスの水準に応じて決まっていくものでありまして、十年前の平成二十五年度は四〇・一%でしたが、令和五年度は四六・八%と見込まれるなど、近年上昇傾向にございます。
その要因といたしましては、委員御指摘の租税負担について、税目別の租税負担率を見てみますと、個人所得課税、法人所得課税、資産課税等はいずれもおおむね横ばい、あるいは微増で推移している一方、消費課税がその税率引上げに応じて上昇傾向にございます。
他方、国民が受益する社会保障給付や行政サービスは少子高齢化の進展などを背景に増大し、そ
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| 高木宏壽 |
所属政党:自由民主党・無所属の会
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衆議院 | 2023-04-24 | 決算行政監視委員会第二分科会 |
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○高木(宏)分科員 ありがとうございます。
負担と給付は一対ですので、その面から見ていくというのは非常に大事であります。
給料の半分が持っていかれるという印象とともに、非常に日本の国民負担率は高いという印象も持たれている方も多いわけなんですけれども、先ほど、四八・一%、過去最高には達しているものの、諸外国と比較すると決してさほど高い水準じゃありません。
例えば、海外との比較可能な二〇二〇年の国民負担率の国際比較で、日本は四七・九%、英国の四六%、まあ英国並み。そして、六九・九%のフランスや五四%のドイツ、五四・五%のスウェーデンよりも低い値になっております。
間接税が、国民負担に含まれないことから、欧州など間接税率の高い国は国民負担率が高くなる傾向にあります。ただ、消費税等の間接税率の高低の影響や、国民所得に寄与しない越境労働者の割合等も考慮したGDP比で見ても、OECD三
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| 鈴木俊一 |
所属政党:自由民主党・無所属の会
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衆議院 | 2023-04-24 | 決算行政監視委員会第二分科会 |
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○鈴木国務大臣 我が国の社会保障支出の規模でございますが、諸外国と比べまして、北欧のような高福祉の国までには至っていないものの、国民皆保険、皆年金を維持するなど低福祉の国とは言えず、いわゆる中福祉の水準にあるものと考えております。
一方、社会保障の負担の現状を見てみますと、この中福祉を賄うために必要な財源を確保できておらず、その多くを赤字公債で賄っており、現在の世代への給付に必要な経費の負担を将来世代に先送りしている状況にあります。
少子高齢化が進展する中で、社会保障制度の持続可能性を確保するためには、御指摘のように、既に不均衡の状態に陥っている給付と負担のバランスを改善をしていくこと、これが重要でありまして、歳出歳入両面の改革の取組を引き続き進めてまいりたいと考えております。
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| 高木宏壽 |
所属政党:自由民主党・無所属の会
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衆議院 | 2023-04-24 | 決算行政監視委員会第二分科会 |
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○高木(宏)分科員 ありがとうございます。
社会保障財源の確保、これは一番大きな課題だと考えております。
次に、グローバル化、デジタル化の国民負担率への影響ということで、近年、グローバル化、デジタル化によって、国境を越えた資金の移動、これが非常に容易になっております。こうした中、企業や富裕層の税負担の回避行為、これが国際社会でも問題になっております。法人課税や金融所得課税の重い国においては、投資の減少や税源の喪失、それから税負担への不公平感の高まりといった弊害が生じる懸念もございます。
そのため、各国では、法人税率の引下げや金融所得課税の低減など、他国との差を縮小する方向に動いており、実際、G7諸国でも二〇〇〇年以降、法人所得税率が段階的に引き下げられてきております。この結果、国境を越えた移動が容易な資金への課税が軽減される一方、移動が容易でない労働所得とか消費への課税が重くな
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| 井上貴博 |
所属政党:自由民主党・無所属の会
役職 :財務副大臣
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衆議院 | 2023-04-24 | 決算行政監視委員会第二分科会 |
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○井上副大臣 お答えいたします。
公正な競争条件の確保や税制に対する納税者の信頼確保を図るためには、国際的な租税回避等を適切に防ぐことが重要だというふうに考えています。
こうした観点から、BEPSプロジェクトにおきまして、多国籍企業による課税逃れへの対抗策について国際的な議論が行われ、これは日本がリードをしてきた問題でもありまして、我が国においても累次の見直しを行ってきたところでもございます。
また、経済のデジタル化に伴う課税上の課題への対応策として、二〇二一年十月、OECD、G20、BEPS包摂的枠組みにおいて、二本の柱から成る国際課税ルールの見直しが合意されており、現在、制度の実施に向けた国際的な議論が進められております。我が国でも、令和五年度税制改正におきまして、第二の柱であるグローバルミニマム課税の導入をすることとしたところでございます。
国際的な租税回避等が我が国
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| 高木宏壽 |
所属政党:自由民主党・無所属の会
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衆議院 | 2023-04-24 | 決算行政監視委員会第二分科会 |
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○高木(宏)分科員 ありがとうございます。国民負担率についての理解が深まったと思います。
次に、オーバーバンキングの問題について、藤丸副大臣とちょっと議論をしたいと思います。
二〇二〇年、当時の菅官房長官が会見で、地方の銀行について、将来的には数が多過ぎるのではないか、再編も一つの選択肢になると発言がありました。この辺りから、政府、日銀による期間を限定しての地銀再編の動きが始まったわけですが、具体的には、独禁法の特例、日銀の支援制度、政府からの補助金、こうした三つの施策で地銀再編が進められております。
ただ、地銀再編で規模と体力を確保しても、稼ぐ力がなければ、結局はじり貧になってしまう。この先地銀は何を主に収益源として稼いでいくのかという視点が一番大事でございます。ただの合従連衡では明るい展望は見えてこないということで、そこでまずお伺いしたいのは、地域経済のメリットを含むこの地
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| 藤丸敏 |
所属政党:自由民主党・無所属の会
役職 :内閣府副大臣
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衆議院 | 2023-04-24 | 決算行政監視委員会第二分科会 |
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○藤丸副大臣 お答えします。
低金利環境や人口減少など、構造的に厳しい経営環境が続く中、一定の期間を定めて地域金融機関が自ら経営改革を進めていただく観点から、政府と日銀では、それぞれ経営改革を後押しする制度を設けています。御指摘の統合再編は、金融機関によるそうした経営改革の一つの選択肢であると認識しています。
しかしながら、より重要なことは、委員も指摘されているとおり、経営改革が地域企業の再編や成長を支えて地域経済の活性化につながっていくことと考えて支援をしております。
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| 高木宏壽 |
所属政党:自由民主党・無所属の会
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衆議院 | 2023-04-24 | 決算行政監視委員会第二分科会 |
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○高木(宏)分科員 ありがとうございます。
今、三つ施策を申し上げました。この三つの施策の意味するところというのは、最長で十年間の間、政府、日銀としても地銀に対して様々な支援をすることで合従連衡を進めて、地元の企業や個人を支援して、今、ESG、SDGsというのがはやりでありますけれども、そうした経営を強化することで、地域経済の持続的発展に主導的に貢献してほしいということだと思います。
一つが、だから先ほど申し上げた独禁法の特例、それから日銀による支援制度、そして政府からの補助金、補助金というのは資金交付制度のことでありますけれども、こうした施策、地銀再編に向けた効果をどう評価されているのかと、あわせて、それぞれの具体例、もし御提示いただけるのであれば教えていただきたいと思います。
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