財政金融委員会
財政金融委員会の発言9431件(2023-03-07〜2026-04-23)。登壇議員371人。関連発言を時系列で確認できます。
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発言一覧
| 発言者 | 肩書 | 院 | 日付 | 会議名 |
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| ラサール石井 |
所属政党:社会民主党
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参議院 | 2026-03-26 | 財政金融委員会 |
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法人税は所得税に比べ累進制の導入が難しいということは分かるんですけれども、今でも我が国は、資本金一億円以下の一定の法人について、所得金額年間八百万円まで一五%の軽減税率を適用する、ある種の累進性を有しています。今でも節税目的の法人分割のインセンティブはありますが、そんなにむやみな分割が起きているのでしょうか。
現行でも、法人税法第百三十二条の二に基づき、法人税の負担を不当に減少させる結果となると認められる法人分割等については、組織再編成に係る行為又は計算を否認することができます。中小企業に対する軽減税率によってどれだけ節税目的の分割が行われているか、また、韓国のように既に法人税が累進性を持つ国で節税目的の法人分割がどれほど起きているのか、せめて調査して、法人税への累進制導入の可能性、検討してみてはいかがかと思うんですけれども、お考えをお聞かせください。
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| 青木孝徳 |
役職 :財務省主税局長
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参議院 | 2026-03-26 | 財政金融委員会 |
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中小企業の軽減税率の点について御指摘を頂戴しました。
資本金一億円以下の基準で中小企業に軽減税率が適用されております。この点につきましては、中小企業の生産性向上でございますとか大企業との企業間格差の是正といった政策的観点から行われております。
その上で、こうした中小企業の軽減税率という政策観点を超えまして累進税率を導入することになると、制度が複雑になるということですとか、会社分割などが行われて課税の公平性が損なわれるおそれがないか、あと、企業が成長するにつれ適用税率が引き上がることになり、企業の成長意欲や国際競争力に影響を与えることがないかなど様々な課題があって、慎重な検討が必要ではないかというふうに考えております。
また、他国でそういった累進制を導入されておる国でございますが、例えば韓国、お隣の韓国がそうであります。この点について現時点で私どもで調べている限りでは、その影響に
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| ラサール石井 |
所属政党:社会民主党
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参議院 | 2026-03-26 | 財政金融委員会 |
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よく調査していただきたいと思います。今のちょっとよく分からなかったんですが。
そして、高市政権の責任ある積極財政の中核を成す法人税制について御質問いたします。
研究開発税制にいわゆる戦略技術領域型を導入し、研究費の四〇%、認定を受けた研究開発機関との共同研究については研究費の五〇%を税額控除するということです。戦略技術領域型については、法文上は重点産業技術試験研究を行った場合の所得税額の特別控除と書かれていて、この重点産業技術については、今国会で改正案が出される産業技術力強化法に基づいて指定されることになっています。
経産省が作ったポンチ絵には、重点産業技術とはAI・先端ロボット、量子、半導体・通信等と書かれているのですが、産業技術力強化法改正案には、産業技術について、当該産業技術に関する研究及び開発の成果が多様な事業活動において利用される見込み並びに当該産業技術の革新性を勘案
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| 今村亘 |
役職 :経済産業省大臣官房審議官
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参議院 | 2026-03-26 | 財政金融委員会 |
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お答え申し上げます。
経済産業省では、経済成長、将来の我が国の自律性、不可欠性の確保等の観点から、我が国にとって戦略的に重要な重点産業技術を指定し、事業者による当該技術の研究開発計画を認定する仕組みの創設を検討しております。
本認定制度の対象技術につきましては、総合科学技術・イノベーション会議で示されます第七期科学技術・イノベーション基本計画において示されます国家戦略技術領域を念頭に指定することを想定しております。同計画の素案では、AI・先端ロボット、量子、半導体・通信、バイオ・ヘルスケア、フュージョンエネルギー、宇宙が当該技術に含まれることとしております。
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| ラサール石井 |
所属政党:社会民主党
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参議院 | 2026-03-26 | 財政金融委員会 |
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もし重点産業技術に防衛分野が指定されれば、国が防衛研究、防衛産業を税制優遇することになりますけれども、防衛分野を重点産業技術に指定する可能性はあるんですか。
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| 今村亘 |
役職 :経済産業省大臣官房審議官
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参議院 | 2026-03-26 | 財政金融委員会 |
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先ほど申し上げましたとおり、重点産業技術としましては、AI・先端ロボット、量子、半導体・通信、バイオ・ヘルスケア、フュージョンエネルギー、宇宙を指定することを想定しておりまして、現段階では防衛産業技術として指定することは想定しておりません。
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| ラサール石井 |
所属政党:社会民主党
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参議院 | 2026-03-26 | 財政金融委員会 |
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差し当たり防衛分野を指定する可能性がないということでちょっと安心はしましたけれども、AI、ロボットとかと並んでいるとちょっと危惧してしまいます。
軍事転用可能な技術が税制優遇の対象にされる可能性があるのでないかという不安はこれ払拭できないんですね。戦略技術領域型税制は税を用いて政策誘導するわけですから、国がどのような技術にてこれを行っているのかというのは納税者の皆様に可視化するべきではないでしょうか。重点産業技術に関する研究開発として指定された事例は公表されるのでしょうか。
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| 今村亘 |
役職 :経済産業省大臣官房審議官
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参議院 | 2026-03-26 | 財政金融委員会 |
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お答えいたします。
重点産業技術に係る研究開発計画を認定した際には、企業名を含めた計画の概要を公表することを予定しております。具体的にどういった項目を公表するかにつきましては、今後検討してまいります。
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| ラサール石井 |
所属政党:社会民主党
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参議院 | 2026-03-26 | 財政金融委員会 |
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計画の認定を受けたものは公表されるということですけれども、戦略技術領域型税制の適用を受けた適用法人の名称やそれぞれの適用法人に対する適用額、他の租特と同様、公表されないということは承知しております。
租特全体に当てはまる問題なんですが、特定の業種、企業が税制優遇を受けることで税の公平性が失われるのではないか、租特に新たな類型を設けることが適切かという点には疑問が残ります。
そして、租税特別措置の適用状況の透明化に関する法律第五条第二項に基づいて本年二月に国会に提出された租税特別措置の適用実態調査の結果に関する報告書によると、試験研究を行った場合の法人税額の特別控除については、適用件数が九千二百八十三件で、適用総額に占める上位十社適用額が三一・一%となっています。平成二十五年度から現在に至るまで上位十社の割合は三〇%前後を推移しており、三〇%を超えたのも七回ございます。
研究開発
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| 今村亘 |
役職 :経済産業省大臣官房審議官
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参議院 | 2026-03-26 | 財政金融委員会 |
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お答え申し上げます。
研究開発税制は、大企業、中小企業にかかわらず、将来の経済成長の礎となる企業の研究開発を後押しするものでございまして、特に中小企業につきましては高い控除率が措置されております。大企業の適用額は大きいものの、適用件数で見れば、令和六年度の合計約一万八千件のうち中小企業の利用は約七〇%となるなど、大企業だけではなく、幅広い企業に利用されております。
委員御指摘の戦略技術領域型につきましては、企業規模にかかわらず、AI・半導体、量子などの戦略的な技術領域へ研究開発を促す観点から創設することとしておりまして、大企業に限らず、中小企業にも使っていただける制度でございます。
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