第211回国会の発言まとめ
第211回国会の発言94787件(2023-01-23〜2023-09-08)。登壇議員1648人・会議体66種。発言の多い議員、会議別の発言量、月別推移を集計した独自分析と、関連発言の一覧を掲載します。
- 会期
- 第211回国会(2023-01-23〜2023-09-08)
- 発言件数
- 94787件
- 登壇議員
- 1648人
- 会議体
- 66種
主な論点キーワード:
放出 (97)
処理 (77)
情報 (73)
海洋 (57)
発信 (49)
発言一覧
| 発言者 | 肩書 | 院 | 日付 | 会議名 |
|---|---|---|---|---|
| 村田享子 |
所属政党:立憲民主・社民
|
参議院 | 2023-05-25 | 経済産業委員会 |
|
○村田享子君 立憲民主・社民の村田享子です。
今日は、参考人の皆様、貴重なお話をどうもありがとうございます。
私、まず山地参考人にお聞きをいたします。
山地参考人のお話の中で、今回この法案の中でも、この原子力発電所の運転期間というのをやっぱりどう考えていくのかというのがこの委員会でもテーマになっています。山地参考人からは、この運転期間原則四十年というのは非科学性がある、科学的観点から疑問があるといったお話ございましたが、山地参考人から見たこの運転期間というのはどういうふうなお考えなのか、教えていただければと思います。
|
||||
| 山地憲治 |
役割 :参考人
|
参議院 | 2023-05-25 | 経済産業委員会 |
|
○参考人(山地憲治君) 御質問ありがとうございます。
発電所、原子力発電所を造る、運用する、しかし、定期検査をする、悪いところは補修していく、取り替える。例えば、PWRですと蒸気発生器のような大きなものも取り替えていますし、BWRでも原子炉圧力容器の中の炉心部のところの構造物を取り替えたこともある、そういう保守とか修理をしていくわけですね。定期的にそれで安全を確認していく。
今回の法案でいうと、炉規法の方の中に残っている三十年運転、それ以降は十年以内にチェックしていく、そういうことで私は運転期間を定めていくというのが基本だと考えております。単に時間経過で四十年というのは余りにも乱暴な議論だったと私は考えております。
|
||||
| 村田享子 |
所属政党:立憲民主・社民
|
参議院 | 2023-05-25 | 経済産業委員会 |
|
○村田享子君 ありがとうございます。
あわせて、山地参考人に原子力発電に関わるコストについてお聞きをしたいんですけれども、先ほど松久保参考人の方からは、原子力発電には巨額なコストが掛かるというお話もありました。山地参考人のお話の中でも、やっぱり原子力発電所は新設の投資の最初のコストが掛かる、動かしたらコストは安いというようなお話がございましたが、トータルで見てきたときに、山地参考人が今原子力発電のコスト、どういうふうなお考えなのか、お聞かせいただければと思います。
|
||||
| 山地憲治 |
役割 :参考人
|
参議院 | 2023-05-25 | 経済産業委員会 |
|
○参考人(山地憲治君) まず、新設とそれから既設の再稼働と、これ両方分けて考える必要がある。
既設の分については、安全対策を強化して、ほとんどの部分、既に投資済みです。つまり、サンクコストになっているわけですので、それ、今から掛かるコストじゃないわけですよね。もちろんそれもありますけどね、運転開始までに。だから、その部分を考えると、既設に関しては圧倒的に私は経済性は高いと考える。
それから、じゃ、新設はどうか。確かに、ヨーロッパのEPRなんて十年以上掛かって建設しているというところがある。建設期間が長いということは巨額の資金を投入しますから、利子もありますし、当然コストが上がります。ただ一方で、例えば韓国がアブダビに造ったPWRは非常に短い、まあ短いといっても標準的な時間ですね、今までの経過、それで造れている。そういうケースもある。ケース・バイ・ケースである。
きちんと工期を守
全文表示
|
||||
| 村田享子 |
所属政党:立憲民主・社民
|
参議院 | 2023-05-25 | 経済産業委員会 |
|
○村田享子君 あともう一つ、山地参考人にお聞きをしたいんですけれども、山地参考人は大学で原子力工学を学ばれてずっと原子力の研究をされてきたということで、今週新聞報道があったんですけれども、日本の企業が海に浮かぶ浮体式の原子力発電所の開発プロジェクトに参画をするといったニュースがございました。
新聞記事の中では、こういった浮体式の原子力発電所は地震の影響を受けにくいであるとか、また陸上の原子力発電所に比べると建設費用を下げられるといったことも載っていたんですけれども、山地参考人、この浮体式原子力発電所についてどうお考えなのか、教えてください。
|
||||
| 山地憲治 |
役割 :参考人
|
参議院 | 2023-05-25 | 経済産業委員会 |
|
○参考人(山地憲治君) 先生御指摘のそれ、私、原子力工学の出身ですけれども、研究者として、社会人として原子力に関わってきていたのは四十歳ぐらいまででございまして、あとはエネルギー全般とか温暖化対策をやってきていまして、今原子力の専門家かと言われると、そうでもないんですけど。ただ、私、もちろん原子力に関して当然関心は高く持っていますから、いわゆる浮体式の原子力発電所に関してもコメントしたこともございます。
今SMRというのが言われていますよね。いろんなタイプがありますけど、軽水炉も結構多いんですけど。浮体式のサイズからいうと、元々、今我々は発電用の原子炉が念頭にありますけど、世界の原子力は動力用の原子炉というのは実は舶用の原子炉というのがあるわけですね。艦船が中心で、潜水艦とか航空母艦ですけど、ロシアは砕氷船も持っている。ロシアは一部、発電船のような形で浮体式の小さい原子力発電所も造って
全文表示
|
||||
| 村田享子 |
所属政党:立憲民主・社民
|
参議院 | 2023-05-25 | 経済産業委員会 |
|
○村田享子君 山地参考人、ありがとうございました。
続いて、岩船参考人にお聞きをいたします。
やっぱり先生のお話の中では、やっぱりカーボンニュートラル実現のためにやっぱり需要側もやっていかないといけないことがある、時にやっぱり国民にも負担は伴うものだといったお話がございまして、事前にいただいた資料の中で、岩船参考人が駒場リサーチキャンパスでの公開講演ということで、カーボンニュートラル実現のためのエネルギー需要家の役割といったテーマでお話しされたものの中に、やっぱりその住宅の省エネをどう進めていくかという話で、日本がこうして高齢化が進んでいく中で、ただやっぱり高齢世代にとっては、なかなか家を新しくするというモチベーションもないですし、取りあえず今使えるならそれを使っていこう、あと、やっぱりこの政府がいろいろな省エネのための買換えの政策をしたとしても、なかなか高齢世代の方にそういった情
全文表示
|
||||
| 岩船由美子 |
役職 :東京大学生産技術研究所教授
役割 :参考人
|
参議院 | 2023-05-25 | 経済産業委員会 |
|
○参考人(岩船由美子君) 御質問ありがとうございます。
この点に関して、私どもまだ今でも研究途上なんですけれども、本当に高齢者の方に何かしていただくというのはかなり難しいというのが一番最初に出た結論です。ただ、やはり家が重要になるとは思いますので、高齢になって独り暮らし、大きいうちに独り暮らしみたいな、でも地元を離れたくないみたいな方が本当に多いので、やはり六十歳ぐらいのリタイアする頃に自分のライフスタイルの途中としてこの先の住みかを考えるとか、そういう機会をインしてもらうことが重要なのではないかなと思っております。
やはり家庭向けの丁寧な政策進めるとなると、国からの声では全く響かないというのは本当事実なので、そういう意味でも、今環境省さんでも脱炭素先行地域みたいな取組されていると思うんですけれども、自治体が核になって、エネルギーだけでなくて、もちろん見守り等も含めて、もう少しきめ
全文表示
|
||||
| 村田享子 |
所属政党:立憲民主・社民
|
参議院 | 2023-05-25 | 経済産業委員会 |
|
○村田享子君 岩船参考人、ありがとうございます。
やっぱり家というと、私、今四十歳になるんですけれども、やっぱり同世代も家買い始めて、やっぱり子育てしやすい家とか、そういう観点では考えるんですけど、やっぱり自分が年を取ったときにその家に住み続ける、子供が巣立った後、家の広さがどうなのかとか、介護が自分が必要になったらそれに合わせた家の造りがいいよねとか。あわせて、今先生が言われたように、やっぱりそこに環境、省エネという観点も入れながら、その地域と密着して家というのを総合的に考えないといけないんだなというふうに感じました。ありがとうございます。
最後に、松久保参考人にお聞きをしたいと思います。
松久保参考人におかれましては、二〇二二年の二月から原子力の小委員会の委員、そして二〇二二年の四月からは革新炉ワーキンググループ委員ということで、本当に国の政策を検討されてきたということで、
全文表示
|
||||
| 松久保肇 |
役割 :参考人
|
参議院 | 2023-05-25 | 経済産業委員会 |
|
○参考人(松久保肇君) 御質問ありがとうございます。
委員になってそんなに長くやっていないわけですけれども、急展開だなというふうにやはり思っています。いきなりな動きだなというふうに思っています。
|
||||