東日本大震災復興特別委員会
東日本大震災復興特別委員会の発言3169件(2023-01-23〜2025-08-05)。登壇議員293人。関連発言を時系列で確認できます。
最近のトピック:
災害 (54)
作業 (47)
福島 (43)
復興 (35)
規制 (28)
発言一覧
| 発言者 | 肩書 | 院 | 日付 | 会議名 |
|---|---|---|---|---|
| 児嶋洋平 | 参議院 | 2024-05-17 | 東日本大震災復興特別委員会 | |
|
○政府参考人(児嶋洋平君) 今の御指摘の拡散予測は、SPEEDIのことだと承知しております。
SPEEDIにつきましては、原子力施設から放出される放射性物質の予測情報を基に、その放射性物質の放出が予測される気象状況でどのように拡散するかを計算し、被曝線量の予測値を算定しております。
|
||||
| 石垣のりこ |
所属政党:立憲民主・社民
|
参議院 | 2024-05-17 | 東日本大震災復興特別委員会 |
|
○石垣のりこ君 今、SPEEDIというのは使っているということでよろしいんですか。
|
||||
| 児嶋洋平 | 参議院 | 2024-05-17 | 東日本大震災復興特別委員会 | |
|
○政府参考人(児嶋洋平君) お答えします。
原子力規制委員会では、いわゆる避難等の防護措置の判断にSPEEDIのような予測的手法は活用しないこととしております。
|
||||
| 石垣のりこ |
所属政党:立憲民主・社民
|
参議院 | 2024-05-17 | 東日本大震災復興特別委員会 |
|
○石垣のりこ君 では、現在のこの避難措置というのはどのように行われているんでしょうか。
|
||||
| 児嶋洋平 | 参議院 | 2024-05-17 | 東日本大震災復興特別委員会 | |
|
○政府参考人(児嶋洋平君) 現在、避難等は、原子力災害対策指針の考え方に基づいて避難又は屋内退避等の判断をしております。具体的には、原子力災害対策指針におきましては、緊急事態において、原子力施設の状況に基づき緊急事態区分を判断するための基準として、緊急時活動レベル、すなわちEALと申しますが、このようなものを設定しております。
そのEALに基づいて全面緊急事態に至ったと判断された場合には、まず原子力施設からおおむね半径五キロを目安とするPAZという圏内におきましては即座に避難を実施し、また、原子力施設からおおむね半径三十キロメートルを目安とするUPZという圏内におきましては予防的に屋内退避を実施することとしています。
加えまして、その上で、原子力施設から放射性物質が放出されるに至った場合には、UPZ内におきまして、モニタリングポストの測定結果を防護措置の実施を判断する基準であるOI
全文表示
|
||||
| 石垣のりこ |
所属政党:立憲民主・社民
|
参議院 | 2024-05-17 | 東日本大震災復興特別委員会 |
|
○石垣のりこ君 つまり、現在、放射性物質拡散予測というのは、結局はモニタリングポスト等の実測値を基に行われているという御回答だったと思います。
これ、モニタリングポストは、もちろんその数値をきちんと測るということは重要なんですけれども、先ほどお話しいただきました緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム、いわゆるSPEEDIですね、これを使用しないと決定した理由を教えてください。
|
||||
| 児嶋洋平 | 参議院 | 2024-05-17 | 東日本大震災復興特別委員会 | |
|
○政府参考人(児嶋洋平君) SPEEDIにつきましては、先ほど申し上げましたとおり、原子力施設から放出される放射性物質の予測情報を基に、その放射性物質が予想される気象状況でどのように拡散するかを計算し、被曝線量の予測値を算定しております。
さて、このSPEEDIで用いられる二つの予測、すなわち放出される放射性物質に関するものと気象状況に関するもの、こちらのうち、原子力施設から放出される放射性物質につきましては、その内容、タイミング、量、その他を事前に予測するには、原子力施設がいつ、どの程度損傷するかを予測できなければならず、これは非常に困難でございます。そのため、このような予測困難な情報をあえて仮定して計算し結論を出す拡散予測を避難行動に活用することは問題があると考え、活用していないところでございます。
|
||||
| 石垣のりこ |
所属政党:立憲民主・社民
|
参議院 | 2024-05-17 | 東日本大震災復興特別委員会 |
|
○石垣のりこ君 今お答えいただいたんですけれども、原子力規制庁はですね、規制委員会がSPEEDIについて、二〇一四年に緊急時の使用をやめたと、そして二〇一六年に防護措置の判断に使用しないということを決めたということで、今理由は御説明いただいたんですけれども、あくまで八年前だったり十年前だったり、その時点での御判断が今にも継続されていると思います。
昨年九月に日本学術会議が、「より強靱な原子力災害対策に向けたアカデミアからの提案―放射性物質拡散予測の積極的な利活用を推進すべき時期に来たと考えます」という見解をまとめております。その中に書かれているということは、結局はその十年、十数年の間に非常にこのSPEEDIの性能も上がってきたと、モニタリングポストのこの数値を基にした判断だけでは非常に心もとないし、足りないところがある、それだけではできないことがあると、もちろんSPEEDI自体もそれで
全文表示
|
||||
| 児嶋洋平 | 参議院 | 2024-05-17 | 東日本大震災復興特別委員会 | |
|
○政府参考人(児嶋洋平君) お答えいたします。
まず、能登半島地震の方からお答えいたしますと、能登半島地震におきましては、発電所から十五キロ圏内のモニタリングポストは全て継続的に稼働し続けておりました。一時的に測定ができなくなっていた箇所につきましても、可搬型モニタリングポストの設置を進め、必要となればドローンを含めた航空機モニタリングを行うことができるよう準備を整えておりました。
こうしたことから、能登半島地震におきましては、モニタリングポストの一部を測定、測定結果を確認できない事態が生じてはおりましたが、必要な空間線量率の測定を行うなど必要な判断をできたこと、行うことは可能であったと考えております。
その上で、日本学術会議の提言の問題につきましてお答えいたします。
まず、三点問題が指摘されておりました。
一つ目の問題としましては、先ほど先生からお話がありましたが、モ
全文表示
|
||||
| 石垣のりこ |
所属政党:立憲民主・社民
|
参議院 | 2024-05-17 | 東日本大震災復興特別委員会 |
|
○石垣のりこ君 福一の事故の教訓は、このように日本学術会議の提言にもあるんですけれども、万全の安全対策をしていると思っていても、事故は人の、人知の及ばぬ事態によって起きてしまうことであると、そのような事故に対する国民のリスクを軽減するためには、拡散数値モデルによる予測情報を含むあらゆる準備可能な情報を活用して防護措置を講ずる必要があるというふうに書いてあるんです。一本足打法でやっていくことではなくて、それもSPEEDIが全てではなく、これも一つの選択肢として、これも一つの情報の一つとしてお使いになったらいかがですかという提案です。
今指摘されていなかった、明確に回答がなかったという部分も含めて、じゃ、それをどうするのかということを話し合った上で、さらに、どういうふうに性能をアップしていけばいいのか、どういう活用が適切なのかということをまずは議論の俎上にのせることが大事なのではないんです
全文表示
|
||||