環境委員会
環境委員会の発言12405件(2023-03-07〜2026-07-24)。登壇議員536人。関連発言を時系列で確認できます。
最近のトピック:
日本 (46)
沖縄 (45)
環境省 (44)
環境 (42)
被害 (38)
発言一覧
| 発言者 | 肩書 | 院 | 日付 | 会議名 |
|---|---|---|---|---|
| 前田光哉 |
役職 :環境省大臣官房審議官
|
参議院 | 2024-05-23 | 環境委員会 |
|
○政府参考人(前田光哉君) お答えいたします。
御指摘の平成二十五年、二〇一三年の最高裁判決におきましては、昭和五十二年判断条件は、一般的な知見を前提としての推認という形を取ることによって多くの申請について迅速かつ適切な判断を行うための基準を定めたものとしてその限度での合理性を有するとした上で、御指摘のとおり、症候の組合せが認められない場合についても、経験則に照らして諸般の事情と関係証拠を総合的に検討した上で、個別具体的な判断により水俣病と認定する余地を排除するものとは言えないと判示されてございます。
以上です。
|
||||
| 山下芳生 |
所属政党:日本共産党
|
参議院 | 2024-05-23 | 環境委員会 |
|
○山下芳生君 おっしゃったように、この判決で、事実上、国の二つ以上の症候の組合せによる判断条件での認定を退けて、感覚障害のみの一つの症候であっても水俣病と認定したということです。また、それが排除されるものではないと述べています。にもかかわらず、国はその後、二〇一四年、環境保健部長通知を出して、水俣病の認定における総合的検討といいながら、対象地域外の申請者に汚染された魚介類を多食した証明を求めるなど、新たな高いハードルを設けて被害者を切り捨ててきました。
伊藤環境大臣に伺います。
最高裁判決で二つ以上の症候がなくても、一つの症候でも水俣病と認定することはあるとされたのに、一片の部長通知で被害者が証明することは極めて困難な条件を付する、そんな水俣行政ではいつまでたっても行政から水俣病と認められていない多くの方がいらっしゃるという状況は変わらないんじゃないかと、そう思いますが、いかがです
全文表示
|
||||
| 伊藤信太郎 |
所属政党:自由民主党・無所属の会
|
参議院 | 2024-05-23 | 環境委員会 |
|
○国務大臣(伊藤信太郎君) 五十二年の判断基準が最高裁で否定されているわけではないと思いますし、その後の通知についても、最高裁の判断に基づき、総合的に検討するという形で通知されたものというふうに認識されております。
|
||||
| 山下芳生 |
所属政党:日本共産党
|
参議院 | 2024-05-23 | 環境委員会 |
|
○山下芳生君 元に戻っちゃいましたけどね。
そこで、確認しますけど、さっき言ったように、五十二年の判断条件が最高裁判決で否定されたわけではないと言うんですが、なら聞きましょう。その五十二年判断条件は二つ以上の症候の組合せのあるものについては水俣病の範囲に含めて考えられるという通知なんです。
その意味するところは何かということを聞きたいんですが、二つ以上なら水俣病と考えられる確度、蓋然性は一つよりも高いという意味なのか、それとも、いやいや、一つでは水俣病とは考えてはいけないんだという意味なのか。前者か後者か、どちらですか。
|
||||
| 前田光哉 |
役職 :環境省大臣官房審議官
|
参議院 | 2024-05-23 | 環境委員会 |
|
○政府参考人(前田光哉君) 一般的に、症候が二つ以上あった上で、それがメチル水銀の摂取による神経症状かどうかというふうな診断を行う上で、二つ以上の症状があった方が蓋然性は高いというのが一般的な考えでございます。
以上でございます。
|
||||
| 山下芳生 |
所属政党:日本共産党
|
参議院 | 2024-05-23 | 環境委員会 |
|
○山下芳生君 今の答弁にあったように、二つ以上あった方が蓋然性が高いという判断基準であって、一つでは駄目だという基準では元々なかったんです。大臣、そのことはよろしいですか、それで。
|
||||
| 伊藤信太郎 |
所属政党:自由民主党・無所属の会
|
参議院 | 2024-05-23 | 環境委員会 |
|
○国務大臣(伊藤信太郎君) そのように理解していると思います。
|
||||
| 山下芳生 |
所属政党:日本共産党
|
参議院 | 2024-05-23 | 環境委員会 |
|
○山下芳生君 したがって、この最高裁判決はそのことを改めて確認した。一つでも認定することはあり得るということを述べたわけです。ところが、さっき言ったように、一つでもいいのに更に一つ、魚食べたかどうか領収書示しなさいみたいな、そんなことを付けるから認められない人がずうっと残り続けたということなんですよ。それを大臣にお聞きいたしました。
その点、そういうことをやっていたらいつまでたっても救えないじゃないかということについて、大臣、やっぱりよく、これから本格的に、スイッチ切ったことを反省するんだったらそういうことも反省して、これから対策考える必要があると思いますが、いかがですか。
|
||||
| 伊藤信太郎 |
所属政党:自由民主党・無所属の会
|
参議院 | 2024-05-23 | 環境委員会 |
|
○国務大臣(伊藤信太郎君) 御指摘を踏まえて更に思慮を深めてまいりたいと思います。
|
||||
| 山下芳生 |
所属政党:日本共産党
|
参議院 | 2024-05-23 | 環境委員会 |
|
○山下芳生君 私は、こうした切捨ての歴史にもう終止符を打つべきときだと思うんですね。
その重要性を示したのが昨年の大阪地裁判決、そして今年の熊本地裁、新潟地裁の判決です。とりわけ大阪地裁判決は、これまでの国側の主張を全面的に退けて、原告百二十八人全員を水俣病と認めました。
環境省、大阪地裁判決の要旨を簡潔に述べてください。
|
||||