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経済産業委員会

経済産業委員会の発言18953件(2023-03-07〜2026-04-08)。登壇議員684人。関連発言を時系列で確認できます。

最近のトピック: 企業 (95) 経済 (95) 産業 (85) 日本 (84) 事業 (82)
発言一覧
発言者 肩書 日付 会議名
笠井亮
所属政党:日本共産党
衆議院 2024-04-03 経済産業委員会
○笠井委員 日本共産党の笠井亮です。  まず、前回に引き続き、法案の関連で、経産省の高温ガス炉実証炉開発事業について質問いたします。  二〇二二年十一月二日の原子力小委員会革新炉ワーキンググループで経産省が示した高温ガス炉の技術ロードマップを見ますと、HTTRに水素製造試験施設を接続して水素製造を行う、HTTR熱利用試験の前半では既存水素製造技術、HTTR熱利用試験の後半ではカーボンフリー水素技術と書かれております。  そこで、既存水素製造技術とは具体的に何という水素製造技術を指すのか、それからカーボンフリー水素技術とは何を指すのか、答弁をお願いします。
久米孝 衆議院 2024-04-03 経済産業委員会
○久米政府参考人 お答え申し上げます。  今委員から御指摘ありました技術ロードマップは、資源エネルギー庁の審議会の下に設置されました革新炉ワーキンググループにおいて議論され、二〇二二年の十一月に骨子案をお示ししたものでありまして、これは研究開発を進めていく上での目標時期として策定したものであり、技術開発の状況等を踏まえ、今後も必要な検討や修正を行っていく性質のものでございます。  お尋ねいただきました既存水素製造技術につきましては、現時点では、メタンと水を高温で分解、改質し水素を製造するメタン水蒸気改質法を想定しております。また、カーボンフリー水素技術につきましては、ヨウ素と硫黄を利用し約九百度の熱で水素を熱分解するIS法や、高温水蒸気電解法、メタン熱分解法を想定しており、これらは現在、国内外において研究開発が進められているところでございます。
笠井亮
所属政党:日本共産党
衆議院 2024-04-03 経済産業委員会
○笠井委員 今説明ありましたメタン水蒸気改質法では、CO2が発生をすると。  なぜ、脱炭素の目標に向かっているときに、逆行するようなメタン水蒸気改質法で水素を作るんですか。
久米孝 衆議院 2024-04-03 経済産業委員会
○久米政府参考人 お答え申し上げます。  委員御指摘のとおり、高温ガス炉の実証炉開発事業では、カーボンフリーな水素製造法の技術成立性の見通しを得るということを目的の一つとしてございます。その際、カーボンフリーな水素製造法というのは、高温熱を利用したカーボンフリーな水素製造法の技術成立性の見通しを得るということが目的でございます。  その際、日本原子力研究開発機構が有するHTTR、高温工学試験研究炉を活用して、高温ガス炉と高温熱を利用した水素製造施設の安全な接続に必要な技術を確立することを想定しております。  このHTTRを活用した水素製造試験では、安全な接続技術の確立に向けて、まずは、高温熱を活用した水素製造技術として既に実用化されているメタン水蒸気改質法による水素製造施設との接続から始める必要があり、現在研究開発中のカーボンフリーな水素製造法の利用は、その次のステップとして想定をし
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笠井亮
所属政党:日本共産党
衆議院 2024-04-03 経済産業委員会
○笠井委員 できれば、その成果はということは話がありましたが、齋藤大臣、ロードマップでは、早くても二〇三〇年までメタン水蒸気改質法でCO2を発生させながら水素を作ることになります。そういう意味では、CO2発生施設を運転しているのと同じようなことになる。  原子炉と水素製造試験施設の接続技術というのが確立しなければ、更にCO2を発生させ続けることになってしまうんじゃないかと思うんですが、大臣、どうお考えでしょうか。
齋藤健 衆議院 2024-04-03 経済産業委員会
○齋藤(健)国務大臣 高温ガス炉の実証炉開発事業では、原子力機構が有するHTTRを活用して、高温ガス炉と水素製造施設の安全な接続に必要な技術、これを確立することを想定しているわけであります。  この水素製造試験では、まず、既に実用化されているメタン水蒸気改質法による水素製造試験施設で安全な接続の技術を確立し、次に、カーボンフリーな水素製造法による水素製造試験施設を接続するということを想定しています。  したがって、メタン水蒸気改質法による水素製造施設の接続が確立すれば、試験に伴うCO2発生はありますが、並行して、カーボンフリーな水素製造法自体の技術開発を行い、接続することによって、CO2を発生させない水素製造を実現していく計画となっています。  いずれにいたしましても、今後の研究開発を通じて、こうした点についての技術的な成立性を確認をしていきたいと思っています。
笠井亮
所属政党:日本共産党
衆議院 2024-04-03 経済産業委員会
○笠井委員 ロードマップでも、早くても二〇三〇年まではこのCO2を出し続けるような形でやっていくということになります。  ロードマップでは、新たに設置することになっている高温ガス炉の実証炉でも既存水素製造技術採用というふうに書かれております、既存水素製造技術採用と。既存水素製造技術とは、CO2を発生させる、先ほどからありましたメタン水蒸気改質法のことであります。  大臣、その実証炉の成果目標というのは、CO2を出さない、カーボンフリーの水素製造法の技術成立性の見通しを得るというふうなことで今もありましたが、そういうことなのに、二酸化炭素、CO2が発生する水蒸気改質法を採用するというのは、これは本末転倒じゃないでしょうか。
齋藤健 衆議院 2024-04-03 経済産業委員会
○齋藤(健)国務大臣 高温ガス炉の実証炉開発事業では、御指摘のように、カーボンフリーな水素製造法の技術成立性の見通しを得る、これが目的の一つであります。  その中で、メタン水蒸気改質法での水素製造法を採用しておりますのは、実証炉の開発の工程として、まだ技術的に確立していない水素製造法ではなく、まずは既存の水素製造法を前提に工程を設定したものであります。  本事業で確立される製造技術は、最終的にはカーボンフリーな水素製造法で活用できる技術であると私どもは考えているところであります。
笠井亮
所属政党:日本共産党
衆議院 2024-04-03 経済産業委員会
○笠井委員 最終的にはとありましたが、今日午前の連合審査でも環境大臣とも質疑させていただきましたが、政府も環境省も勝負の十年と言っているわけですよね。この期間に更に出し続けるということで、最終的にはということでは、これは本当に整合性があるのかということになります。  原子力研究開発機構、JAEAは、二〇一九年一月二十五日、実用工業材料で製作した水素製造試験装置を用いた熱化学法ISプロセスによる百五十時間の連続水素製造に成功したということを公表しております。最大九百度Cの熱源によってヨウ素Iと硫黄Sの化学反応を組み合わせて水を熱分解する水素製造法で、CO2が発生しないというものであります。  大臣に伺いますが、このJAEAのホームページを見ますと、「高温ガス炉だけでなく、太陽熱などの再生可能エネルギーなどの様々な高温熱源を使用することが出来て、将来のカーボンフリー水素製造法として期待され
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齋藤健 衆議院 2024-04-03 経済産業委員会
○齋藤(健)国務大臣 本事業で実現を目指す高温ガス炉は、九百度Cを超える高温の熱を取り出せることを生かしたカーボンフリーの水素や熱の供給により、産業の脱炭素化に貢献することが期待をされるものであります。  そのため、エネルギーの安定供給と脱炭素化を両立するためのGXを進めていく上で、あらゆる選択肢を確保する観点から、実証炉の開発に取り組む意義はあるものと考えています。