外交・安全保障に関する調査会
外交・安全保障に関する調査会の発言1390件(2023-02-08〜2025-06-04)。登壇議員80人。関連発言を時系列で確認できます。
最近のトピック:
日本 (195)
国際 (149)
社会 (74)
アメリカ (58)
平和 (53)
発言一覧
| 発言者 | 肩書 | 院 | 日付 | 会議名 |
|---|---|---|---|---|
| 市原麻衣子 |
役職 :一橋大学大学院法学研究科教授
役割 :参考人
|
参議院 | 2025-02-26 | 外交・安全保障に関する調査会 |
|
ありがとうございます。
この問題は非常に甚大な影響を国際秩序に与え得るというふうに考えています。ウクライナの主権を侵害された形で停戦というものを実現してしまった場合には国際秩序の維持というものが難しくなっていくと思っております。日本政府として何ができるかということに加えまして、日本社会として何ができるかということを考えるのもいいのではないかというふうに私としては思っています。
一つには、日本政府の役割ですけれども、バックステージでアメリカの政府と交渉する。それから、関係各国、そして特にウクライナですけれども、そういったところと交渉するというのが一つ重要かと思っています。
アメリカの現在の動きに関しては、トランプ政権内でもかなり足並みの乱れがある、実際にあるわけで、トランプをどのようにコントロールするか、影響を与えるかというところを考えたときに、議会の中の人々にできるだけリーチア
全文表示
|
||||
| 岩渕友 |
所属政党:日本共産党
|
参議院 | 2025-02-26 | 外交・安全保障に関する調査会 |
|
ありがとうございます。
続けて市原参考人にお伺いをしたいんですけれども、トランプ大統領が力による平和ということを言っているわけですけれども、この力による平和ではなくて、国連憲章や国際法や国連決議などに基づく、その公正で、今日テーマになっている包摂的な平和の実現に向けた努力というものが国際的にも行われていると思うんですね。そうした下で国際社会が連帯して取り組んでいくということが非常に重要だというふうに考えるんですけれども、参考人、どのように考えられますでしょうか。
|
||||
| 市原麻衣子 |
役職 :一橋大学大学院法学研究科教授
役割 :参考人
|
参議院 | 2025-02-26 | 外交・安全保障に関する調査会 |
|
ありがとうございます。
国際社会の連帯は本当に今まで以上に重要性が高まっていると思います。私としては、二つの領域に分けて連帯を形成していく必要があるのではないかと思っています。
一つはG7を中心とした連帯です。できるだけその国の数が、アクターの数が少ない方が意思決定が早いということもありますし、国際社会の中での意思決定の中心的なプラットフォームとしてG7が近年役割を大きくしてきました。日本としても、このG7でしっかりとイニシアティブを取っていくということが必要だと思います。
他方、もう一つのプラットフォームとしてやはり重要なのは国連だと思います。G7というのはどうしても民主主義のクラブというふうになってしまうわけでして、各国、まあ民主主義以外の国の賛同も得ていく、そしてそれらの国々にリーチアウトをする機会も維持していくということで、国連での動きも今後重要なのだと思います。
|
||||
| 岩渕友 |
所属政党:日本共産党
|
参議院 | 2025-02-26 | 外交・安全保障に関する調査会 |
|
貴重な御意見をいただきました。
以上で終わります。ありがとうございました。
|
||||
| 猪口邦子 |
所属政党:自由民主党
|
参議院 | 2025-02-26 | 外交・安全保障に関する調査会 |
|
では、高良鉄美君。
|
||||
| 高良鉄美 |
所属政党:沖縄の風
|
参議院 | 2025-02-26 | 外交・安全保障に関する調査会 |
|
沖縄の風の高良鉄美でございます。
今日は、参考人の方々にいろんなお話を聞いて、改めて包摂的平和というものは非常に大きな問題だなと思いました。
ちょっとだけそれぞれにお聞きしたいんですけれども、先ほどウクライナの問題ですね、戦争の問題と、それからトランプ大統領の問題が出ていましたけれども、このウクライナとロシアの問題へアメリカが入っているということについて、私は、ウクライナに対する日本の問題と、日本がロシアにどうして何もアプローチしていないのかなというのが逆に気になって、いきなりウクライナですというふうに寄ってしまったということですね。
そうすると、日本の役割というのは、先ほど信頼をされている、国際社会の中でといったときに、そういうことが期待されていたのかどうかですね。むしろ間に入ってこれを取り持って、とにかく止めていくという方法に行くべきじゃなかったのかということをすごく感じて
全文表示
|
||||
| 猪口邦子 |
所属政党:自由民主党
|
参議院 | 2025-02-26 | 外交・安全保障に関する調査会 |
|
では、細谷参考人でいいですか。
|
||||
| 細谷雄一 |
役職 :慶應義塾大学法学部教授
役割 :参考人
|
参議院 | 2025-02-26 | 外交・安全保障に関する調査会 |
|
よろしいでしょうか。ありがとうございます。
日本の役割ということで、今、高良先生から、間に入って止める、止めていくということ、御指摘をいただきました。恐らく幾つかの考え方があるんだろうと思います。
まず第一に、日本は攻撃的な兵器というものをヨーロッパの多くの国やアメリカと異なって提供しておりませんので、したがって、かつての安倍政権時には比較的プーチン大統領と日本の関係は良かったということもございますので、ロシアの中では、アプローチする上でG7の中では恐らく最もロシアにアプローチしやすい位置にいるんだろうと個人的には考えております。
一方で、ロシアの側からしますと、日本はロシアに対して経済制裁をしていると、非常に厳しい経済制裁をしています。これはやはり、侵略した後に百四十の国が国連総会で決議を出して、侵略した国を非難しないということは戦後の日本の平和国家としての道のりを否定するも
全文表示
|
||||
| 高良鉄美 |
所属政党:沖縄の風
|
参議院 | 2025-02-26 | 外交・安全保障に関する調査会 |
|
ありがとうございます。
次に、相良参考人の方にお聞きしたいんですけれども、トランプの今日お話で盛り上がっていますけれども、アメリカの歴史からすると、トランプがグリーンランドを買うとかいった話を、別にとっぴなことじゃなくて、アラスカだって買っているわけですし、カリフォルニアもメキシコから買っているというのがあるので、私はとっぴではないんだろうなということで、それはとっぴじゃないということは、世界の中の一部の地域とかいろんなところの歴史からすると懸け離れたことではなくて、とっぴなことではないんじゃないかなと私は思っているんですね。
そうすると、それをアメリカの国内で見たときに、やっぱりグリーンランドの問題とかパナマ運河をとかいったときに、これはアメリカ国内では何かやっぱり変なふうな見方になるんでしょうか。そこら辺を、相良参考人の場合にはまた地経学ということもおっしゃっているので、何かそ
全文表示
|
||||
| 相良祥之 |
役割 :参考人
|
参議院 | 2025-02-26 | 外交・安全保障に関する調査会 |
|
ありがとうございます。
今日お話ししてきたこと、やや異なる視点になるかもしれませんが、グリーンランドですとかパナマ運河についてのトランプ氏の主張というのは、これは見方によって、特に欧州からは領土拡張主義ではないかというふうな批判をされておりまして、これは、少なくとも第二次世界大戦後、国連憲章によっては、主権国家は自らの主権を大事にしていくという流れの中でこの八十年間積み上げてきた国際法の体系というものもございますので、その中で植民地の解放というものもあったという歴史を考えますと、やはりこの現代において他国の領土に対してそれを金銭で売買を持ちかけるというのは現在の国際法体系の中では極めてイレギュラーなことであるというふうに、正当化の難しい要求であろうというふうには思います。
他方で、グリーンランドの戦略的な価値というのは高いというのはあるわけですね。まさに、先ほどやや話題がありました
全文表示
|
||||