経済産業委員会
経済産業委員会の発言18721件(2023-03-07〜2026-02-26)。登壇議員672人。関連発言を時系列で確認できます。
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発言一覧
| 発言者 | 肩書 | 院 | 日付 | 会議名 |
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| 定光裕樹 |
役職 :資源エネルギー庁資源・燃料部長
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衆議院 | 2024-03-22 | 経済産業委員会 |
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○定光政府参考人 お答え申し上げます。
カーボンニュートラルの実現に向けては、産業や発電の脱炭素化、低炭素水素の製造などの分野においてCCSの導入が想定されておりますが、CCS事業を規制する包括的な法律が現在はないのが現状でございます。このため、昨年七月に閣議決定されましたGX推進戦略において、二〇三〇年までのCCS事業開始に向けて制度的措置を整備するというふうにされているところでございます。
これを踏まえまして、CCS事業法案においては、事業に必要な許可制度や事業規制、保安規制などの措置を講ずることとしておりまして、こうした措置を通じてCO2の安定的な貯留やCCS事業の適切な運営を確保していく、これがこの法案の目的でございます。
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| 鈴木隼人 |
所属政党:自由民主党・無所属の会
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衆議院 | 2024-03-22 | 経済産業委員会 |
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○鈴木(隼)委員 ありがとうございました。
CCSではどういったメカニズムでCO2を貯留をしていくのか、この辺り、安全性の観点も含めて、是非国民の皆さんに知っていただきたいと思いますので、答弁をお願いします。
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| 定光裕樹 |
役職 :資源エネルギー庁資源・燃料部長
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衆議院 | 2024-03-22 | 経済産業委員会 |
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○定光政府参考人 お答え申し上げます。
CCSにおきましては、CO2は、地下約千メートルから三千メートルに存在する砂岩層の隙間に貯留されることになります。また、貯留したCO2は浮力で浮上するため、蓋の役割を果たす遮蔽層が砂岩層の上に存在する必要がございます。この組合せがある地層がCCSの候補地となります。
こうした貯留の適地においては、CO2は、以下に申し上げるような複数のメカニズムによりまして、永続的かつ安定的に貯留されることが可能であるとされております。
具体的には、貯留されましたCO2は、時間の経過とともに、第一に、遮蔽層が蓋として作用することによる地下構造による閉じ込め、第二に、砂岩層の隙間に保持されることによる閉じ込め、第三に、地層水への溶解、溶け出しによる閉じ込めが進んでまいります。さらに第四に、長期的には、CO2の溶解した地層水が岩石鉱物と化学反応を起こし、一部が
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| 鈴木隼人 |
所属政党:自由民主党・無所属の会
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衆議院 | 2024-03-22 | 経済産業委員会 |
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○鈴木(隼)委員 ありがとうございました。
ここで、CCSの推進について、世界各国の動向について御答弁をいただければと思います。
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| 定光裕樹 |
役職 :資源エネルギー庁資源・燃料部長
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衆議院 | 2024-03-22 | 経済産業委員会 |
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○定光政府参考人 お答え申し上げます。
昨年十二月に開催されたCOP28の合意文書におきましては、CCSは排出削減が困難なセクターにおける解決策の一つとして明記されているところでございます。
また、欧州や米国では、既に二〇一〇年頃に、民間事業者がCCS事業を実施するための環境整備の一環として、貯留層を利用する権利や事業者の責任範囲などを定めた法制度が整備されたところでございます。加えまして、近年では、予算や税制などCCS事業に対する様々な導入支援措置が構築されているところでございまして、欧米では、CCSの本格的な導入に向けた更なる環境整備が進んでいるところでございます。
これらの結果、二〇三〇年までの操業が計画される貯留量は、世界で、二〇二三年時点で操業中の貯留量の約四十倍、具体的には、二〇二三年時点が約〇・一億トンでありますのが、三〇年に向けては約三・九ないし四・一億トンに増
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| 鈴木隼人 |
所属政党:自由民主党・無所属の会
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衆議院 | 2024-03-22 | 経済産業委員会 |
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○鈴木(隼)委員 ありがとうございました。
このCCSを導入することによって、雇用とか経済とか、これにどういう影響というか効果が見込まれるのか、その見通しについても御答弁をお願いいたします。
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| 定光裕樹 |
役職 :資源エネルギー庁資源・燃料部長
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衆議院 | 2024-03-22 | 経済産業委員会 |
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○定光政府参考人 お答え申し上げます。
昨年十二月にまとまりましたGX分野別投資戦略におきましては、第一に、先進的なCCS事業を二〇三〇年までに開始させるべく、我が国におけるCCS事業環境整備とビジネスモデル構築を進めること、第二に、日本からのCO2の輸出を前提とした海外でのCCS事業を推進すること、第三に、CO2の分離・回収プラント、液化輸送船、トータルエンジニアリングなどCCSのバリューチェーンにおける産業競争力を強化すること、これらを通じて、CCS分野における今後十年程度の国内排出削減を約四千万トン、官民投資額を四兆円以上とすることを目標としてございます。
また、CCSは、カーボンニュートラルを達成する上で、産業や発電の脱炭素化、低炭素水素の製造などの分野でCO2排出を抑制していくための重要なインフラとも言える手段でございます。このため、こうした産業が立地する地域の近隣でCC
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| 鈴木隼人 |
所属政党:自由民主党・無所属の会
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衆議院 | 2024-03-22 | 経済産業委員会 |
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○鈴木(隼)委員 ありがとうございました。
このCCSの分野において、日本の強みという観点ではどうなのか、その辺りでも答弁をお願いします。
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| 定光裕樹 |
役職 :資源エネルギー庁資源・燃料部長
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衆議院 | 2024-03-22 | 経済産業委員会 |
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○定光政府参考人 お答え申し上げます。
日本企業は、CCSのバリューチェーンである分離・回収、輸送、貯留の各段階におきまして知見、経験を有しておりまして、日本企業で分離・回収から貯留までの一貫したCCSシステムの構築が可能と考えております。
例えば、分離・回収においては、主流であります化学吸収法で日本企業が世界シェア七割を持ち、輸送においても、より大量かつ効率的に輸送できる低温低圧方式の液化CO2輸送船を世界で初めて建造するなど、他国からも関心が寄せられているところでございます。
我が国が優位性を持つ技術を活用し、今後拡大が見込まれる諸外国のCCS事業の立ち上げを支援することは、国際貢献に加えて、我が国の国際競争力強化あるいは成長戦略の観点からも効果が大きいものというふうに考えてございます。
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| 鈴木隼人 |
所属政党:自由民主党・無所属の会
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衆議院 | 2024-03-22 | 経済産業委員会 |
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○鈴木(隼)委員 ありがとうございました。
次に、このCCSを導入する地域では、場合によっては安全面から見た不安の声というものも出てくるのかもしれません。こういった不安の声にどのようにコミュニケーションを取っていくおつもりなのか、その辺りについてお考えをお聞かせください。
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