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経済産業委員会

経済産業委員会の発言18721件(2023-03-07〜2026-02-26)。登壇議員672人。関連発言を時系列で確認できます。

最近のトピック: 企業 (69) 経済 (53) 処理 (48) 事業 (42) 工事 (42)
発言一覧
発言者 肩書 日付 会議名
前川清成
所属政党:日本維新の会
衆議院 2023-04-14 経済産業委員会
○前川委員 日本維新の会の前川清成でございます。  今日は、四人の先生方、それぞれのお立場で貴重な御意見を賜りまして、誠にありがとうございます。  意見陳述の中ではどの先生方もメインではお話しにならなかったんですが、私が原子力発電に関して一番心配していることをまずお尋ねさせていただきたいと思います。それは使用済燃料のことです。  使用済燃料を、先生方御存じのとおり、再処理せずに直接処分したならば、天然ウラン並みの有害度まで低下するのに十万年かかるというふうに言われています。十万年といえば、もうこれは可視的な過去ではありません。十万年の人類に高レベルの放射性廃棄物を押しつける、これはもう、いいとかあかんとかの話じゃなくて、私は罪ではないのかなとまで思っています。  再処理をしたら八千年程度になる、再処理して更に高速炉で燃やせば三百年程度になる、こういうふうにも言われておりますが、六ケ
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山口彰
役割  :参考人
衆議院 2023-04-14 経済産業委員会
○山口参考人 お答えしたいと思います。  まず最初の御指摘の点、高速炉は可能なのかという点でございます。これは、お答えは、可能です。  現実には、現在、ロシアではBN600、BN800、そういう原子炉が稼働しており、BN600は四十年以上にわたって、今、設備利用率八〇%以上という非常によい状況で運転してございます。それから、アメリカでもFFTF、EBR2という高速炉、それから、日本も今、常陽が審査中という状況。このように、フランスなども含め、各国で進んでおります。  高速炉の一番の今やはり重要なポイントというのは、高速炉を建設していく環境がなかなか訪れてこない。なぜかといいますと、それはウランの需給が緩んでいるから。すなわち、ウランがあるとすれば、軽水炉を燃やす、続けて使うという方にインセンティブが働いて、研究開発投資をして高速炉をやろうというところに行かない、そういう状況と認識して
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満田夏花
役割  :参考人
衆議院 2023-04-14 経済産業委員会
○満田参考人 非常に根本的かつ重要な御質問だと思います。私も同様の問題意識を持っております。  原発はトイレなきマンションというふうに言われておりまして、核のごみ、使用済核燃料をどうしていくのかが定まっていない状況でここまで来てしまっていることの方が私は問題ですし、驚きだと思っています。  まず、再処理工場について。御指摘のように、六ケ所再処理工場、二十六回も延期しております。もう何か工事が終わる前に老朽化してしまうんじゃないかというブラックなことも言われておりますが、たとえ完成したとしても、これを動かし続けることによって、御存じのとおり、プルトニウムを生み出し、かつ、このプルトニウムをどうにかしなくちゃいけないということで、MOX燃料で燃やす、プルサーマルが提案されているわけなんですが、使用済みMOX燃料は、御存じのとおり、日本の国内では処理できないというような、本当に堂々巡りの問題
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大島堅一
役割  :参考人
衆議院 2023-04-14 経済産業委員会
○大島参考人 本当に、原子力問題に関する究極的な課題について御質問いただきまして、ありがとうございます。  この高速炉、核燃料サイクルというのは、その事業が構想されたのは一九六〇年代の話です。私は一九六七年の生まれですけれども、私が生まれた頃ないしその前ぐらいに構想された、もう六十年近い前の構想です。それがもう現実に合わないというのは、日本が数々の失敗を繰り返したことによってこれは明らかです。  本当は、使用済核燃料を再処理して核燃料サイクルを確立するというのは一九八〇年代にできているはずでした。そんな古い古い、ちょっと申し訳ないんですけれども、カビの生えたようなプロジェクトというかプログラムです。これに依拠するのかというのが根本的な問題だと思います。  高速炉に関しても、高速増殖炉とほぼ同じですので、同じような失敗が繰り返されることになります。  あとは、先ほど満田さんがお話しに
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前川清成
所属政党:日本維新の会
衆議院 2023-04-14 経済産業委員会
○前川委員 山口参考人が、エネルギー政策の基本は、安価なエネルギー、電力を全ての国民と産業に安定的に供給することなんだ、こういうふうにおっしゃいました。私もそのとおりだろうと思っています。  その上で、実は資源エネルギー庁が電源ごとの発電コストというのを計算しているんです。例えば、原子力であれば一キロワットアワー当たり十一・七円とか書いてあるんですが、洋上風力については二十五・九円、こういうふうに書いてあるんです。でも、先生方御存じのとおり、秋田県で三菱商事ほかが十一・九九円で落札をした。この資源エネルギー庁の資料というのは、答えだけ、結論だけが出ていまして、数式がないので、我々はこれに従うしかないのかな、信用するしかないのかなと思っていたんですが、あの三菱商事の十一・九九円を見ると、ほんまなんやろうか、こういうふうに思ってしまうんです。  それで、原子力の発電コストに関しても、本当に
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山口彰
役割  :参考人
衆議院 2023-04-14 経済産業委員会
○山口参考人 お答えしたいと思います。  様々な国で原子力発電所を新設するコストについて議論がされているというのは御指摘のとおりで、最近は海外でも、原子力発電所を新設するということで、いろいろなコスト評価を行われてございます。いろいろなデータを集めたものがあって、確かに欧米は上がっていて、一兆円ぐらいかかっているという状況です。一方で、韓国は、UAE、それから国内に、その半額、半分以下の値段で建設している。しかも、ここ数年のところで、韓国の建設費はコストがだんだん毎年安くなっている。そういうのがデータベースとして出てございます。  それから言えることは、要するに、今コストが高いのは、原子力発電所のキャピタルコスト、技術そのものが高いのではなくて、いろいろな建設のためのプロセスとかファイナンスとか、そういう仕組みがしっかりできていない。  その理由は、チェルノブイルの事故の後、TMIの
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満田夏花
役割  :参考人
衆議院 2023-04-14 経済産業委員会
○満田参考人 これもまた重要な御質問ありがとうございました。  投資家などがよく参照しているラザードの統計データなんかを見ますと、再生可能エネルギーの価格というのはここ十年で劇的に下がっている、一方で原発は増加している。  それをどういうふうに見るかというのは、いろいろな見方があると思うんですが、やはり安全対策費の増加というのは大きな要因ではないか。建設費が膨れ上がっている、今、一基当たり一兆円から二兆円というようなことになっているというのが事実かなと思っています。一方で、再エネの方は、だんだん導入が進むにつれてコストが下がってきているという状況かなと思っています。  よく、じゃ、維持している新設ではない原発を使い続ければ安いじゃないかと。とはいえ、そうとも限らないようなデータもあるんですね。IEAの二酸化炭素のトン当たりの削減コストのグラフなんかを見てみますと、原発の運転延長は、例
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前川清成
所属政党:日本維新の会
衆議院 2023-04-14 経済産業委員会
○前川委員 ありがとうございました。大変勉強になりました。
竹内譲
所属政党:公明党
衆議院 2023-04-14 経済産業委員会
○竹内委員長 次に、鈴木義弘君。
鈴木義弘 衆議院 2023-04-14 経済産業委員会
○鈴木(義)委員 お疲れさまです。  時間がないので、すぐに質問に入りたいと思います。  今回のこの参考人質疑に当たって、前段でGX推進法というのがありまして、グリーントランスフォーメーションというんですか、舌をかみそうな話なんですけれども、それに基づいて、電源をどう確保していこうかというので、今日の参考人になったと思うんです。  私も大変危惧をしている一人なんですが、二〇一三年度比で、これは二〇二一年度の排出量なんですけれども、十一億五千万トンのCO2が日本の国内で排出されていると言われているんですけれども、これを三〇年、二〇三〇年ですね、あと七年しかないのに、四六%カットできるかという。  これは相当なことをやらない限りカットできないと思うんですけれども、まず最初に、それをどう認識されているのか、四人の参考人の方に御所見をいただければと思います。短くで結構ですから。