総務委員会
総務委員会の発言18950件(2023-01-26〜2026-05-26)。登壇議員667人。関連発言を時系列で確認できます。
最近のトピック:
火災 (97)
必要 (73)
検討 (61)
事業 (59)
対応 (59)
発言一覧
| 発言者 | 肩書 | 院 | 日付 | 会議名 |
|---|---|---|---|---|
| 武藤かず子 |
所属政党:チームみらい
|
衆議院 | 2026-04-14 | 総務委員会 |
|
御答弁ありがとうございます。積極的に外部の意見を取り入れられるということ、心強く感じております。
続きまして、JICTの存在意義と回収目標についてお伺いをいたします。
JICTの存在意義は、大きく二点あると考えております。一点目が政策性、二点目が収益性でのリターンであります。この両者の評価の枠組みが事前に明示されていなければ、将来にわたって客観的な検証を行うことが難しくなると懸念をしております。
設置期限の延長に当たっては、政策性と収益性、この二つのタイプのリターンに対して、政策性においては指標、手法、タイミングを、収益性に関しては最終的な利益還流目標をお示しください。国民に対する説明責任を果たす上で重要と考えますので、林総務大臣の見解をお聞きしたいと思います。
|
||||
| 林芳正 |
所属政党:自由民主党・無所属の会
役職 :総務大臣
|
衆議院 | 2026-04-14 | 総務委員会 |
|
今委員からお話がありましたように、JICTによる投資、これは、政策性と収益性、この両方を満たすということが求められるわけでございます。
政策性の観点ですが、JICTによる投資によりまして、日本企業の海外展開を支援し、我が国経済の持続的な成長に寄与する、これが目的ということでございます。
収益性の観点では、投資リスク管理を徹底し着実に収益を確保するということで、最終的には産業投資の資本コストを上回る収益の達成を目指すということでございます。
具体的に申し上げますと、政策性に係るKPIでございますが、日本企業が海外にて行うICT事業等への投資額、それから民間企業との連携数、そして民間投資の呼び水効果、この三つを政策性のKPIとしております。また、収益性に係るKPIは、累積損益、こういうことでございまして、これらのKPIの進捗状況は、およそ五年ごとに、官民ファンドの活用推進に関する関
全文表示
|
||||
| 武藤かず子 |
所属政党:チームみらい
|
衆議院 | 2026-04-14 | 総務委員会 |
|
御答弁いただきありがとうございます。
その政策性の代表的な指標として、呼び水効果という話がございました。この数値についても改めて確認したく、次の質問に移らせていただきます。
政府は、JICTの政策的意義として、呼び水効果ということを繰り返し強調しておられます。最新の報告でも、融資合計で六・二倍、出資のみで五・七倍が実績であると説明がありました。これに対して、計算方法を総務省へ照会したところ、分子となる民間投資額七千百六十七億円は、JICTと協調して行われた民間投資額の合計であると認めております。つまり、この数値は、JICTがいなければ実現しなかった投資ではなく、JICTと一緒に投資した民間の金額の総計であるというところ、高見委員の質疑でも御答弁がございました。
また、案件ごとに、追加性、すなわちJICTの参画が民間投資の実現にどの程度貢献したのかというところを文書化、検証する仕
全文表示
|
||||
| 布施田英生 |
役職 :総務省国際戦略局長
|
衆議院 | 2026-04-14 | 総務委員会 |
|
お答えいたします。
JICTは、誘発された民間投融資額、いわゆる呼び水効果の額といたしまして、委員御指摘のとおり、JICTと協調して行われた民間企業等の投資額を算定してございます。
JICTがいなければ民間企業などによる投資が実現しなかったか否かにつきましては、明確なお答えをすることは難しいのでございますが、JICTによる投資又はその見込みがあることは、民間企業などによる投資判断の材料として民間投資の誘発に寄与していると考えてございます。
いずれにいたしましても、JICTにおいては、御指摘いただいたような他の事例も踏まえつつ、JICTの参画が民間投資の実現にどの程度貢献したのかにつきまして、多角的な視点から適切に評価を行い、しっかり説明責任を果たしていくことが重要であると考えてございます。
総務省としても、JICTによる対応の状況を適切に監督してまいります。
|
||||
| 武藤かず子 |
所属政党:チームみらい
|
衆議院 | 2026-04-14 | 総務委員会 |
|
御答弁ありがとうございます。
国民の税金を原資とする以上、JICTがいなければ実現しなかった投資がどう検証できるかという数値、これを根拠として用いることは、国民への説明責任を果たしているとはとても言い難いというふうに考えております。先ほどから申し上げている出資者ガバナンスの整備と併せて、追加性の判断の基準の明示、これも強く求めたいと思っております。
続きまして、早期撤退の判断規律についてお伺いをいたします。
設置期限を延長したとしても、運営コストや時間の経過を考慮した場合に、IRRの改善が見込めない案件については、延長を待つよりも早期に資産を売却する方が国民の損失を抑えられる観点から合理的な場合があると考えております。そうした判断を適切に行うためには、あらかじめ撤退基準を明示しておくことが重要と考えております。
そこで、お伺いをいたしますが、収益性が著しく低下した案件につい
全文表示
|
||||
| 布施田英生 |
役職 :総務省国際戦略局長
|
衆議院 | 2026-04-14 | 総務委員会 |
|
お答えいたします。
JICTにおきましては、支援決定時に、基本的な投資回収方針の策定や、関係者との間で撤退に係る取決めを行ってございます。その上で、週次での全社会議や原則四半期ごとのモニタリング会議などを通じて投資案件のモニタリングを実施し、その中で事業継続や撤退などの判断を行ってございます。
また、毎年度の決算書の作成過程においては、各投資案件について投資回収の見込みを精査いたしまして、一定程度回収が見込めないと判断される投資案件については損失計上を行ってございます。
損失計上については、毎年度公表している決算書に反映されておりまして、その処理の妥当性につきましては、外部の会計監査法人による監査を受けているものでございます。
JICTにおいて、引き続き、投資案件のモニタリングが適切に実施され、損失計上を行う場合には、適切な会計処理及び公表とともに、一層の説明責任が果たされ
全文表示
|
||||
| 武藤かず子 |
所属政党:チームみらい
|
衆議院 | 2026-04-14 | 総務委員会 |
|
御答弁ありがとうございます。
是非、基準があっても検証できなければ、国民への説明責任を果たしているとはとても言い難い状況でございますので、情報開示の充実と併せて、独立した有識者による出資者ガバナンスの仕組みの整備を重ねて求めていきたいと思っております。
続きまして、運営コストの管理体制についてお伺いをいたします。
総務省への照会により、スリム化計画は策定されていない、延長後の人員規模の具体的見通しもない、また、現在、二〇二五年度末に向け、三十一名から三十六名への増員が進んでいることを確認をいたしました。同じ官民ファンドであるINCJが、投資回収フェーズで段階的に人員を縮小し組織を清算した経緯も踏まえ、JICTの組織規模の方向性についてどのようにお考えになっているか、お示しいただきたいと思います。
こうした問題は、スリム化計画の有無にとどまらず、根本的なガバナンスの問題である
全文表示
|
||||
| 布施田英生 |
役職 :総務省国際戦略局長
|
衆議院 | 2026-04-14 | 総務委員会 |
|
お答えいたします。
JICTの職員数でございますが、設立当初の二〇一五年度末時点では十六名だったところ、その後の投資案件の増加などによる業務量の増加などを背景に、二〇二五年度末時点では三十三名となってございます。
また、設置期限が延長された場合には、設置期限が制約となっていました案件への投資も見込まれますので、また更なる海外需要の獲得が期待されることなどを踏まえますと、引き続き経営改善への取組を着実に行っていくことを前提にいたしまして、JICTの体制を強化していく必要があると考えてございます。
他方、将来的なことでございますが、設置期限に向けて投資回収が進み業務量が減少していく、いわゆる投資回収のフェーズに来る場合などにおいては、その体制を縮小することが考えられます。
繰り返しになりますが、JICTでは、民間株主の意見を取り入れながら経営が行われ、また、社外取締役を中心とす
全文表示
|
||||
| 武藤かず子 |
所属政党:チームみらい
|
衆議院 | 2026-04-14 | 総務委員会 |
|
御答弁ありがとうございます。
本日の質疑を通して繰り返し申し上げてまいりましたが、JICTの原資は国民の税金を含む公的資金でございます。だからこそ、行政監督という形式的な関与にとどまらず、投資の専門知識を持つ独立した有識者が国民に代わって、出資者の立場からJICTの運営全体を能動的に評価、監視をする体制、すなわち出資者ガバナンスの仕組みを整備することが不可欠であるというふうに考えております。
この設置期限の延長を認めるに当たり、この点を強く求めて、私の質問を終わりにしたいと思います。
ありがとうございました。
|
||||
| 古川康 |
所属政党:自由民主党・無所属の会
|
衆議院 | 2026-04-14 | 総務委員会 |
|
これにて本案に対する質疑は終局いたしました。
―――――――――――――
|
||||