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農林水産委員会

農林水産委員会の発言16547件(2023-03-07〜2026-01-23)。登壇議員410人。関連発言を時系列で確認できます。

最近のトピック: 生産 (134) 飼料 (130) 畜産 (102) 支援 (93) 市場 (88)
発言一覧
発言者 肩書 日付 会議名
宮浦浩司 参議院 2024-03-22 農林水産委員会
○政府参考人(宮浦浩司君) お答えいたします。  まず、細胞性食品に関する規制の動向でございますが、議員から御指摘ございましたとおり、イタリアでは二〇二三年の十二月に、細胞性の食品、それから餌、飼料の生産、販売を禁止いたしまして、植物性たんぱく質を含む加工製品を肉と呼ぶことを禁止する法律が発布されてございます。  また、アメリカのフロリダ州でも、二〇二四年の二月に州議会におきまして、細胞性食品の販売を刑事罰の対象とする法案が可決されてございます。同様の法案が、現在は、アラバマ州、アリゾナ州、ケンタッキー州、テネシー州でも提出されているというふうに承知をいたしてございます。  また、これをどういうふうに分析、評価しているか、どう見ているかということでありますが、日本国におきましては、現時点で、国内で安全性に関する科学的知見の収集を行っているところでございます。生産技術も現時点では確立し
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須藤元気 参議院 2024-03-22 農林水産委員会
○須藤元気君 日本は、世界に誇る和牛があり、和牛の遺伝資源を保護する法律も作られました。豚も鳥肉も、多くの熱心な畜産農家や事業者によって長年にわたって品種改良が重ねられてきております。培養肉の法的な位置付けや規制がない状態で開発研究、製造、流通、販売を進めることは、日本の知的財産を損ない、畜産業、食の文化を失うことにつながるのではないかと非常に大きな危機感を抱いております。日本の食文化が失われることのないよう、また既存の畜産、食肉産業の発展と両立することが求められています。  先ほど申し上げたように、イタリアやアメリカ、この培養肉などの代替肉を肉と表示することを禁止し、既存の畜産、食肉産業の付加価値を向上させる方策が講じられています。培養肉を肉と表示することを禁止する、禁ずることも含め、既存の畜産、食肉産業の発展と両立させる観点から、培養肉の取扱いに対する坂本大臣の見解と今後の方針につい
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坂本哲志
役職  :農林水産大臣
参議院 2024-03-22 農林水産委員会
○国務大臣(坂本哲志君) 細胞性食品につきましては、今審議官の方から答弁いたしましたように、イタリアやフロリダを中心とするアメリカの各州では規制の動きがあります。一方で、シンガポール、それからイスラエル、こちらは承認をする傾向にあります。様々な動向が入り交じった状態であるというふうに認識をいたしております。  そういう中、国内では、現時点で安全性に関する科学的知見の収集を行っているところであります。生産技術も改良の途上であるほか、消費者に適正な選択の機会を提供する表示の在り方も検討課題とされているところであります。このため、この安全性が確認されることが大前提であります。厚生労働省、消費者庁等の関係省庁と連携をしまして課題に対処してまいりたいというふうに思っております。  なお、我が国の農業や畜産業は引き続き主要な産業であります。細胞性食品の動向にかかわらず、農業、畜産業の位置付けや健全
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須藤元気 参議院 2024-03-22 農林水産委員会
○須藤元気君 大臣、ありがとうございます。  昨今のテクノロジーのこの加速化は想像を超えているものがあります。近い将来、何か鉄板焼きに行ってメニュー見たら、何か松阪牛(培養肉)みたいなことが書いてある可能性もあるわけです。決して私はそういうものを望んでいないんですが、しっかりとこの対策なりこの方針を定めていただきたいと思います。  そして、このゲノム編集についても同じことが言えると思います。  二〇二二年三月の農林水産委員会で、ゲノム編集による動物の改良とアニマルウエルフェアの問題について質疑を行いました。その際、アニマルウエルフェアの観点からレビューを行っているのか伺ったところ、確認はしていないとの説明をいただいております。  当時、ゲノム編集技術で改良されたマダイとフグが実用化されていましたが、昨年の十一月には高成長のヒラメについて届出が行われています。また、これまでは魚類が先
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渡邉洋一 参議院 2024-03-22 農林水産委員会
○政府参考人(渡邉洋一君) お答えをいたします。  ゲノム編集による家畜改良にせよ、伝統的な手法による家畜改良にせよ、その結果として家畜が苦しむようなこと、このアニマルウエルフェアの観点から家畜が苦しむようなこととなれば、例えば、その飼料や水を適切に摂取できない状況につながるというようなことがある、つながりまして、畜産物の生産性や品質に悪影響が生じることとなるので、そのような改良は行わないよう努力がされるものと考えてございます。
須藤元気 参議院 2024-03-22 農林水産委員会
○須藤元気君 努力されるということですけれども、是非アニマルウエルフェアの観点からも考えていただければと思っております。  ゲノム編集技術を利用して得られた農林水産物・食品については、外来遺伝子等が残っていないことを理由として安全性審査を、対象になっておりません。その代わりとして、届出制度が令和元年から運用されておりますが、この届出は義務ではなく、あくまで開発企業の任意です。  今、オーガニック食品を購入する方々から心配している声を聞きます。私もオーガニック食品を買っているんですけれども、それは、このゲノム編集技術によって病害虫に強い農産物が開発され、化学農薬に頼らずに生産されたオーガニックとうたっているものがオーガニック食品の中に紛れるのではないかという声です。  政府も有機農業を推進する方向へとかじを切り、全国各地でオーガニックビレッジが宣言なされるなど、これからもっと有機農業を
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依田学
役職  :消費者庁審議官
参議院 2024-03-22 農林水産委員会
○政府参考人(依田学君) お答え申し上げます。  まず、流通実態についての現状認識でございます。  国内において、遺伝子組換え食品に該当しない、つまり食品の安全性審査の対象とならないゲノム編集技術応用食品として厚生労働省に届出されているものは現在五種類ほどあるというふうに認識しておりますが、このうち実際に市場に流通しているものは、GABAの含有量を高めたトマト、可食部である筋肉量を増やしたマダイ、そして早く成長するトラフグの三種類と認識してございます。  これら既に流通している食品につきましては、食品表示基準による遺伝子組換え表示制度の対象にはないものの、関係事業者におかれましては、商品を販売する際に、ゲノム編集技術を利用した旨、消費者に対する情報提供に自発的に取り組んでいるというふうに認識してございます。  また、諸外国の表示制度の動向についてでございますけれども、遺伝子組換え食
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須藤元気 参議院 2024-03-22 農林水産委員会
○須藤元気君 ありがとうございます。  生産者が自発的ではなく、何かやっぱり義務付けにした方がいいのかなと。僕もちょっと、これ詳しいことは正直分からないんですけど、やっぱり何か買うときに、やっぱりはっきりとこうやって書いてあることって何か大事なのかなというふうに考えております。  続きまして、採卵鶏の雄と雌の鑑別法の開発状況についてお伺いいたします。  以前、農林水産委員会において、採卵鶏の雄のひなを殺処分する慣行について、ヨーロッパの国々で殺処分を禁止する動きがあることを踏まえ、日本においても雄のひなを殺処分する慣行をなくすための取組について質疑を行いました。同じ雄として、生まれてすぐに殺処分はちょっと余りにもふびんに思います。農水省から、ヨーロッパでは採卵鶏の雄のひなを直ちに殺処分する慣行をなくすための取組の説明がありました。その上で、日本国内での動向について、農研機構や京都大学
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渡邉洋一 参議院 2024-03-22 農林水産委員会
○政府参考人(渡邉洋一君) お答えをいたします。  採卵鶏の雄のひなを直ちに殺処分しないために検討されている手法には、委員御指摘のとおり、卵肉兼用種の利用ですとか、あるいはその採卵鶏の雄のひなを肥育する方法が考えられますが、卵肉兼用種の利用につきましては、専用品種に比べて生産性や品質面がどうしても劣るということ、また、採卵鶏の雄のひなを肥育する方法につきましては、肥育をしても飼料効率が悪いということなど、ヨーロッパを中心に研究開発が進められているものの、広く商業利用が行われることにはならないものと考えてございます。
須藤元気 参議院 2024-03-22 農林水産委員会
○須藤元気君 まあ効率ということなんですけれども、この卵の状態で雄雌のこの鑑別の技術開発成功すれば、雄ひなの七十億羽殺処分という大きな課題の解決になると思います。経済的、エネルギー的問題の解決のみならず、動物愛護、倫理に配慮した技術創出を期待しております。  アニマルウエルフェアの向上を図る上で、本研究について早期に成果が得られることが期待されますが、農研機構における研究は実用化の見通しが見えてきているのか、現在の状況について御説明いただけたらお願いします。